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from: jun_zoさん

2011年06月19日 00時51分06秒

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四方山話・・。

金曜日に、サムホール画廊に寄って、画廊のご主人のIさんと雑談。以下、少し紹介させていただきます。今年も某大学の講師をしているとのこと。学生たちの前で自

金曜日に、サムホール画廊に寄って、
画廊のご主人のIさんと雑談。
以下、少し紹介させていただきます。

 今年も某大学の講師をしているとのこと。
 学生たちの前で自らポーズをとって
 彫刻と空間との関係を話したそうです。

(ハダカになって、円盤投げのポーズどうですか〜
  ・・と言ったら、苦笑されていましたが・・・)

  それはとにかく、
  Iさんが言うには、
  体操なら基礎がなくては、技は演じられないと・・。
  
  それは、もっともですよね。
  腹筋もできないのに、いきなり鉄棒技は無理。

  ところが、絵画の場合は
  その鍛練の部分をパスして、
  いきなり表現でもOKになっていると。

  例えば、「こうしたら公募展で入選できるよ」というような
  指導が結構多いそうです。
  「それはそれで一つだが、作家として育つには、
  しっかり鍛練してほしい」と・・。

  鍛練なしに、ちゃんとした技は出ないと・・。

  そのためのコーチング理論が必要だという
  辛口のお話でした。
  
 もちろん、絵画はスポーツではありません。
 ただ、問題提起はある意味もっともな部分もあると思いました。

  小生の場合、鍛練が足りないのは明らかで
  耳が痛いです。
  (というか、単なる日曜画家なので、
   ご自身を画家と思う方々は、がんぱってほしい)


 そのほか、小1時間話をして
 絵画の役割・・みたいな話題になっていったのですが、 
 それは、また今度に。

 議論は尽きませんが、
 まずは、線の一本でも描くことですかね〜。
  

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from: jun_zoさん

2011年06月25日 22時54分02秒

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「Re:四方山話・・。」
> 金曜日に、サムホール画廊に寄って、
> 画廊のご主人のIさんと雑談。

 Iさんのお話を開陳したあとの、続きです。
 
 新宿3丁目の画廊のオープニングで
 立ち話をして、「なるほど・・」と思ったので
 すこし補足します。

 というのは、Iさんが言うように
 トレーニングやコーチングが本当に必要か。


 コーチングなしに、素晴らしい芸術はたくさん生まれています。
 腹筋運動ができなくても、表現はできる・・・。
 これは、本当ですね。
 
 昔、宮城まり子さんのお話を伺ったことがあります。
 ねむの木学園の皆さんの作品は、本当に素晴らしい。

 これは、評価が分かれるかもしれませんが、
 映画にもなったニキフォルや
 ジャーナリストに発見された
 旧ユーゴの「死の画家・ティスニカール」なども
 美大は出ていないと思います。
 アカデミックな教育や訓練を受けたわけではない。

 個人的には、ティスニカールはスゴイと思います。

 極論をすると、オランウータン「モリー」の絵。
 絵画と認めるかどうかはありますが、
 これもまた、あり得るかもしれない。

 というのも、脳や視覚を司る遺伝子は
 生命体でものすごく共通している。

 チンパンジーと人間の遺伝子がほとんど同じことも分かり、
 だいぶ前に、ニュースになりましたね。
 そのときの、
 「チンパンジー 急に態度が でかくなり」という
 川柳には笑ってしまいましたが・・。

 ショウジョウバエの羽のはえかたや、胴の数を決める
 遺伝子は人間でも相同(ホモログ)するものを持っていて、
 それが脳の神経細胞の場所を決める働きをしているそうです。
 
 それは、理化学研究所の御子柴先生の研究成果によるものですが、
 立体的にものを見るための遺伝子も、先生の研究で
 明らかにされています。

 立体視がなぜ必要かというと、
 地上に上がった両生類(例えばカエル)は、
 素早く動く昆虫(ハエとか・・)を
 パクッと食べるために、立体的に空間を
 把握しないと捕まえられない。 
 
 で、話を戻すと、平面に例えば色を置いて
 気分や願望(欲望)を表現したいという
 働きが、根源的なところですでに備わっているかもしれない。
 (今後の遺伝子、生命、脳科学研究に期待したいかな)

 ということは、余計な先入見、先入観、固定観念に
 束縛されないほうが、自然の感情、あるいは心が
 率直に表現されるかもしれない。

 ナイーブアート、プリミティブアート、
 ちっちゃな子供たちが描く絵などのほうが
 自称「画家」とかセンセイたちの絵より、
 いいな〜・・と感じることがありませんか?

 ・・と、考えると、下手なトレーニング、
   石膏デッサンなどは、かえって
   感受性、創造力を阻害するかもしれない。

 ロシア・アバンギャルドの芸術家で、子供たちの絵を
 非常に評価した人がいましたね。
 え〜と、誰でしたっけ?(図書館に行かなくては・・)

 ここは、議論が必要だと思います。
 
 一方で、ルネサンスからバロック、ロココ、新古典など
 欧州での美術の流れがありました。

 宗教改革の余波というか、対抗宗教革命に軸足を置いた
 カラバァジョのリアリズム。

 カソリックとプロテスタントの間で揺れ、
 今ではフェルメールに代表されるような
 商人による経済力を背景にして発展した北欧市民たちが
 支えた美術。

 光の表現。レーウェンフックの顕微鏡とフェルメールの関係・・。
 (というか、大きなガラスレンズの使用によって、
  画家の表現が変わったた可能性)
 (日本の江戸時代の虫や植物の細密描写にも、欧米から伝わった
  光学機器(道具)の影響が研究されています)

 さらに、
 シノワズリーのあと(?)に入っていったジャポニズム・・。
 ゴッホが影響されたことは明らかですが、
 モネの構図などにも反映されたとか・・。
 (後期では、文様のクリムトへの影響も指摘されていますが)
 
 さらに、人物から自然へという目線の変化も
 大きいかもしれません。
 (おそらく、実例を調べて研究されている方がいるはず)

 ・・話がだいぶ迂回してすみません。
   
   途中ですが、整理して言うと、
   自然に表現できる人もいるけれど、
   歴史や、あるいは自分が歩んだトレーニング、経験を
   振り返りつつ、悩みながら(人によっては楽しみながら)
   その先を目指す人もいると思います。

   そこは、選択肢が無限にあってもいいかもしれませんね。

  さて、小生の気持としては、
  時が過ぎ、歴史は繰り返すと言いますが、
  同じ道はたどらない。
  ものすごく似たような道はあるかもしれませんが、
  宇宙の時間、空間の中で、おそらく初めての
  道ではないか。(と、思いたいのです)
  (ずっと、同じことを永遠に繰り返すとは思いたくないし、
   おそらく複雑系の見方からすると、空間は限られても
   同じ軌道はトレースしない・・かな?)

  どうあっても、創造は続くのではないか。
  それは、人によっては祈りかもしれない
 
  え〜と、大げさでスミマセン。
  週末のヨッパモードでした〜。

  続きはまた・・。ひっく〜・・。
 
   


  
 

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