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かわたれ美術研究会

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  • from: jun_zoさん

    2007年12月31日 19時15分54秒

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    カウントダウン


    今年もいよいよ残り数時間・・。
     
     来年が皆様にとって一層ご活躍の
     1年となりますように!!

    下は貝の化石・・続きはまた来年〜。

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  • from: jun_zoさん

    2007年12月30日 09時54分22秒

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    「ヤン・ファン・エイク 光と空気の絵画」

    以下、「ヤン・ファン・エイク 光と空気の絵画」の簡単な紹介と読書感想の続きです。

     同書によれば、ファン・エイクの作品で
     研究者によって真作と認められているものは
     20点程度。
     1432年にブリュージュで仕上げた
     「ヘントの祭壇画」以降が中心とのこと。
     ヤンが亡くなったのが1441年ですから、
     晩年9年間が明らかになっているに過ぎない。

     ヤンがいつ生まれたのか、どのように絵画を学んできたか
     確かな記録は今のところ発見されていない。
     一説ではギリシャ語、ラテン語、ヘブライ語を理解していたとも。
     ヤンが学問にも秀でていたとする解釈が有力のようです。

     さて、思うのですが、当時の油彩といえば
     最先端の表現。まるでそこに人がいるかのような
     リアルな描写。
     かなりインパクトがあったに違いありません。
     油の乾燥を絵画に利用するという発見がいつ
     どのように行われたのか・・。
     試行錯誤や偶然があったのではと思います。
     
     最近、先端医療で遺伝子治療薬を開発している
     研究者の話を聞くと、ねらったわけではないが、
     非常にキーになる重要な発見をしている・・。

     ヤンの時代、画家たちが
     工房で人知れずいろいろなことを試していたのでは・・。
     油彩技術の確立について
     まだわからないことがたくさんありそう。
     興味が広がります。

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  • from: jun_zoさん

    2007年12月27日 23時33分59秒

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    アルノルフィニ夫妻の肖像

    「ヤン・ファン・エイク 光と空気の絵画」に
    「アルノルフィニ夫妻の肖像」について最近の研究結果が
    解説されていて、興味深かったので簡単に紹介します。

     少し前の時代までは、
     「隠された、あるいは偽装された象徴主義」のテーゼを
     完璧なまでに具現している・・という理解。
     例えば、絵の中の「サンダル」は「聖なる場所」、
     「オレンジ」は「原罪」、「犬」は「貞節」、等々。

     一方、最近のマイクログラフ、赤外線レフレクトグラフによる
     画面の解析では、透明な数珠の光の描写は、
     印象派のような素早くておおまかな筆致が明らかになったり、
     手ぼうきを筆の柄でひっかいて描写したり、
     犬の辺りは親指で絵の具を伸ばしたり・・。
     人物、室内の主なものには下絵のあとが確認されたものの
     制作途中で目の高さや足の位置を変更したり、
     あとから下絵にないいろいろなものを描き足したり・・。

     「グラッシ技法をベースとし、緻密な計画と手順を
     踏み細密厳格を旨としたもの」というよりは、
     「輪郭線をまったく用いないスピード技法」と言ったほうが
     ふさわしいとのこと。

     遠慮なく多くの変更、修正を加えながら仕上げていく
     その制作過程から、「象徴主義」という理解で良いかどうか
     再考する必要があるのではないか・・と筆者は指摘。

     たしかに、筆者の言うように
     あらかじめ、綿密に意味づけして
     描きはじめたわけではないのかもしれませんね。
     結構、出たところ勝負というか・・。

     鏡や透明な数珠、窓から入る光・・。
     やはりフェルメールに共通するものを感じます。
     カラヴァジョなどの人工的でドラマティックな
     光とはかなり違う。
     自然主義的な光と人文主義的な光というと、
     ずれるかもしれませんが・・。
     ものの見方に大きな流れがあるように
     感じなくもありません。

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  • from: jun_zoさん

    2007年12月26日 23時37分00秒

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    ジョージア・オキーフ


    以前にも触れましたが、左は最近読んだ本です。
    「ジョージア・オキーフ 崇高なるアメリカ精神の肖像」
    著者は、ジャーナリストのローリー・ライル
    スティーグリッツとの出会いを軸に、
    オキーフの晩年までを紹介。

    話はそれますが、凸版印刷で2段組。
    最近、鉛の活字で印刷している本はまずない。
    字面をよく見ると、かすれたり紙に強く食い込みすぎたり、独特の味があります。

     むかし、印刷工場で職工さんが活字を拾うのをよく見ていました。時々、差替えの文字をゲラ箱に取りにいったりしたことも・・・。

     鉛になる原型は、これまた職人さんが木を彫って作っていたそうですね。
     手作りの文化が知らない間に消えていたのでした。

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  • from: jun_zoさん

    2007年12月25日 23時36分45秒

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    三上浩展

    銀座の画廊で「三上浩展」のカタログをもらいました。
    桜の老木を描いた作品が見事。

     春を待つ桜の大木。
     晩年、右手が不自由になり
     左手で描いたそうです。

     印刷でも迫力が伝わってきます。


     東大駒場キャンパスの中にある桜だと聞きました。
     先週の土曜日、催しがあって駒場へ行ったのですが
     ついでに桜の木を探してみればよかったなと・・。

     そういえば、
     新宿御苑で桜の木をスケッチしたことを
     思い出しました。

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  • from: jun_zoさん

    2007年12月24日 05時14分58秒

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    ヤン・ファン・エイク

     先日、古書店で「ヤン・ファン・エイク 光と空気の絵画」を購入。著者は、小林典子大谷女子大学教授。
     
     ヤン・ファン・エイクの光と空気に満ちた表現が
     どのようにして生まれたか、
     これまでのヨーロッパの研究者による定説に挑戦する一冊。
     日本人の研究者がここまで調べているとは驚きです。
     
     ペトラルカに代表されるような
     イタリアルネサンスの人文主義。
     パリ大学を拠点に、
     その対立軸にあったスコラ学、アリストテレス主義。

     ファン・エイクの迫真性、
     光と空気の表現が生まれた背景に、
     アリストテレス主義に基づく自然主義があった。

     シャルル五世の命によりアリストテレスの
     三つの著書「政治学」「倫理学」「宇宙論」の翻訳が始まる。
     これにより、数百の造語がフランス語に生まれたという。
     学術、研究用のフランス語書物が次々に出版され、
     そこで活躍したのが写本工房の画家たち。
     ミニアチュールの制作が盛んになり
     その延長線上にヤン・ファン・エイクのような画家が誕生する。

     アリストテレス主義という当時の価値観が新たな表現の
     インキュベータとなったことは間違いさそうだ。

     古代・中世の光学。
     「イタリア人文主義者たちが最も忌み嫌った北方の二つの思想的系譜(ひとつはアリストテレス、もうひとつはアラビア系譜)の光学が、パリ写本工房を介して、ヤン絵画の革新的創造の重要な契機として働いたと思われる」と小林は記す。
     
     ヤンが達成した光と空気の表現。
     光と空気に満たされた室内の光景は
     フェルメールを連想させる。
     
     ・・まだ、最初の30数頁を読み始めたところ。
       後日、また感想を述べたいと思います。 
     

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  • from: papiyさん

    2007年12月21日 23時56分45秒

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    「Re:Re:右側の2作品」
    > 連作としてお描きになられたものと思いますが、とくに 一番右の一枚
    > が画面構成、明暗の対比、色調といった面でうまくいっていおるとおもいます。
    > メッセージもしっかり伝わってきます。

    ありがとうございます。
    それにしても搬入から数えて半月近くの展覧会は、長いですね。
    疲れました。絵を描くことそのものよりも、周辺の作業に
    時間と労力を取られて、それが悩ましいところです。

    しかしながら、入場者数はこれまでの倍増以上。反響も大きく、
    新入会希望者も2割増し、と、国立美術館の威力をまざまざ
    と感じました。願わくば、周辺にもっと安い飲み屋が多ければ、
    個人的には言うことがないのですが。

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  • from: kanariさん

    2007年12月20日 17時08分57秒

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    「Re:右側の2作品」
    > こちらは、右側の2作品です。
    > 3点全体も撮ったのですが、絵が小さくなって
    > しまうので、分割して掲載することに・・。
    > やはり、三つ並ぶと迫力を感じます。
    > 説得力も出ますね。
    >

    Papieさん、よく ここまで まとめましたね。お見事です。
    連作としてお描きになられたものと思いますが、とくに 一番右の一枚
    が画面構成、明暗の対比、色調といった面でうまくいっていおるとおもいます。
    メッセージもしっかり伝わってきます。

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  • from: kanariさん

    2007年12月20日 16時56分14秒

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    「Re:Re:Re:波の記憶・・」

    >
    >   麻生、山口両先生はカリスマ性があったようですね。
    >   新宿美術研究所へはかなり頻繁に
    >   指導に来ていたそうです。
    >
    >   麻生色に染まってしまう研究生が
    >   少なくなかったと聞きました。
    >   真似たり学んだりすることは重要ですが、
    >   さらに、その先へどう自分で道を開いていくか・・。
    >   そこが難しいかな・・。

    麻生三郎という人がいかに 強烈な個性の持ち主であったかという事を物語る、小生の大好きなエピソードがあります。 野見山暁治氏の「四百字のデッサン」
    という本(河出文庫 絶版かも)からの抜粋です。

    「麻生三郎は屋台で、そばのかけを注文すると、お椀の中身をオーバーのポケットに全部あけて、電車に乗ってから、手づかみで取り出して私に食わしてくれた。 ポケットの中でおつゆはしたたれ落ち、そばや葱やカマボコの切れはしや、ともかく色んなものを取り出してくれる友情に私は酔った。・・・」

    小生も若い頃は色々 楽しい酔っ払い伝説を 作りましたが 麻生さんのこの
    偉業にはかないません。 せいぜい、ベロベロ状態で銭湯に行ったらタオルを忘れた事に気付いたのか はいていたパンツをタオル替わりに使用したらしく 翌朝、酔いが醒めたら 洗面器の中に濡れたパンツが入っていた事とか(パンツを
    穿かないで帰って来たのでしょうか、記憶がありません。)
    やはり 酔っぱらって帰って来て 石油ストーブをちゃんと消して 安心したのか そのまま ストーブの上につっぷして寝てしまい 朝、酔いが醒めたら 顔面にストーブの網の跡がくっきり残る低温火傷をして 病院でその話をしたら医者がうれしそうにカルテを書き、看護婦が必死で笑いを押しこらえながら悶えていた事ぐらいでしょうか。

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  • from: jun_zoさん

    2007年12月19日 23時33分09秒

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    「Re:Re:波の記憶・・」
    > 卒業証書を麻生先生からいただいた事は覚えているのですが
    > なにしろめったにアトリエに行かなかったのでご指導を賜った
    > 記憶がありません。  もったいない事をしました。

      麻生、山口両先生はカリスマ性があったようですね。
      新宿美術研究所へはかなり頻繁に
      指導に来ていたそうです。

      麻生色に染まってしまう研究生が
      少なくなかったと聞きました。
      真似たり学んだりすることは重要ですが、
      さらに、その先へどう自分で道を開いていくか・・。
      そこが難しいかな・・。
      先週、所長と一献傾けながら
      そのようなことを感じた次第です。
      

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