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  • from: caminoさん

    2009年02月28日 14時32分13秒

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    ひとり

    殺害されたのが一人の事案では、
    原則として死刑にすべきでないという判断基準を支持する?

    ちなみに判決も

    「殺害されたのが1人という事案であっても、さまざまな情状を考慮した上で、
    極刑がやむを得ないと認められる場合があることはいうまでもない。 」としています。

    それでも判決は殺害人数を軸に構成されており、
    であるがゆえに先例の量刑相場を意識するあまり、
    結論ありきの硬直的な思考に支配されているように思えます。

    どうなんでしょう、ちょっと考えてみます。

    殺害人数が多いほうが、より凶悪な犯罪というのは、当然です。
    ただこれが、殺害人数一人の事件について、
    量刑を軽くするロジックとして働くのには違和感があります。

    「一人の生命は、全地球より重い。」という最高裁判決がありますが、
    これは、命の重さを量るのはやめようね、と読めます。
    そうであるなら、殺害人数は重要な要素ではあるけれども、
    あくまで考慮要素の一つと考えるべきです。

    殺害人数を軸とする冒頭の基準には賛成できません。

    相場っていうのも変な話ですね。
    法的安定性とか予測可能性とかいうんでしょうか。
    裁判員制度で改善されるんじゃないでしょうか。

    より重要なのは、判決が事件の本質に向き合っているか、だと思うんですよ。
    命の重さが量れない以上、先例に拘束されずに、
    この事件が真に死刑を適用すべき事件かについて審理がつくされなければいけない。

    裁判では、略取、殺害、遺棄という3種類の行為について判断が行われました。

    判決では、逮捕を免れるためやむなく行った「殺人」という側面が強調され、
    略取や遺棄行為とは切り離して評価されています。
    判決のロジックは形式的に明快ですが、妙に引っかかる。

    「死刑の選択が問題となるのは、
    法定刑の中に死刑を含んでいる殺人罪を犯したからである」から

    「死体損壊、死体遺棄の状況の悪質さを
    殺害状況の悪質さに比べて過大に評価することはできない」と、

    技術的、理論的理由をあげられても全然納得できない。

    世間を戦慄させたのは、遺体を切り刻み、汚物やごみと同様の方法で「投棄した行為」。
    事件の始まりであり本質は、性的隷属を強いるため女性を「拉致した行為」ではないか。


    唯一絶対の動機である強姦目的が、なぜ殺害と切り離して評価されたのか。
    なぜわいせつ目的略取罪という比較的軽い罪としてしか評価されていないのか。
    強姦未遂と殺人という評価は不可能だったのだろうか。

    死刑回避とするにしても

    「強姦目的」について正面から向き合った上での
    判決でなければ、理解は得られないのではないか、と思う。

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