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  • from: caminoさん

    2011年01月31日 20時05分45秒

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    外はため息さえ凍りついて

    緊急にカラオケ作法を覚えなきゃならない。

    バイト先で待遇の交渉をしてるんですけど、ぼくの人事に決定的に影響力を持ってる人がカラオケ好き。前時代から受け継いだ独自のルールとこだわりを持つ御仁なのです。

    そこへ持ってきて歓送迎会です。
    「おれは佐野元春を歌う」と宣言された。
    洋楽しか歌えませんじゃ通りません。

    でさ、何パターン必要なのよ。徐々に上げる曲?最高潮でぶつける曲?しっとり歌い上げる曲なんて無理よ。みんなが知ってる歌がいいんでしょ。

    持ち歌かぶったらどうすんの?
    奇跡の星はどっちのパートがお好きなんですか?

    いや、大事なのはわかる。そういうの。
    しかし困った。

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  • from: caminoさん

    2011年01月29日 18時47分50秒

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    お伊勢参り

    三重県にお伊勢参りに来てます。
    去年のお札を返しに。昔の人はお伊勢参りは一生に一度にイベントだったというが、今は便利。

    昨日、夜から東名に入って浜名湖に午前2時くらい、伊勢湾道に接続したのが3時くらい、仮眠取りつつ朝の8時前には伊勢神宮の駐車場に着いた。
    知ってます?駐車場渋滞がハンパないんですよ。去年は2時間ははまってゲンナリした。今年は早朝に移動したんでストレスなし。

    鳥羽市の宿に着いて今、19時前。風呂入って、港にだんだん灯が入るのを眺めながら一杯。お参りはサクッと済ませて温泉でもゆっくり入ろうぜと、それだけでバチがあたりそうなそんな小旅行です。ゆっくり過ごせてます。

    しかしまたお守りもらって来ちゃったけど、それはどうすんだろう。また来年か。

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  • from: caminoさん

    2011年01月25日 00時17分56秒

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    キャパのギャンブル

    例年1/14から21の一週間は最悪な出来事に襲われるんで、「負の一週間」と呼んでるんだけど、今年はとりあえず平穏に乗り切ったようだ。

    ただ、世界を見るとやっぱ結構大変で、チュニジアでは革命がおこりました。ジャスミン革命。雇用不安、焼身自殺、ネットによる情報の伝播、暫定政権樹立と、かなり過激です。世界平和という以外に平和は存在しない。

    先週ぼくは、むかし読んだ本を読み返してたんですけど、ちょうどそのチュニジアが出てきましたよ。歴史的に忙しい土地なんだな。(そういえば浦沢直樹のモンスターにもちょっと出てくる)

    「正規の輸送船に乗って私はアルジェに着いた。その船は新鋭のスコットランド部隊を、春の作戦と、長いあいだ遅れていたチュニス奪還の増援のため、北アフリカに運ぶものであった。」(「ちょっとピンぼけ」、ロバート・キャパ)

    戦場カメラマン、キャパの自伝的小説(というか小説的自伝?)。引用はチュニジアの首都チュニスの奪還作戦に合流する場面です。戦争カメラマンというと、男子は一度は魅了される。

    ギャンブラーって感じがします。
    キャパにとっては、ポーカーと戦争とが同列に位置しているんじゃないかと感じる。生きること自体が賭け。

    もちろん生きることは選択の連続ですから、誰もが一応、掛金を積んではいますよね。しかし誰もがギャンブラーというふうには感じない。「もし」とか「結果的に」ということは誰にでもあるんだけど、「あえて」リスクを取る決断というのは難しいし、その決断を評価するのはさらに難しい。リスクを取らないですむなら、それはとても良いことだと言えると思います。

    それにもかかわらず、キャパのギャンブルには惹かれる。その理由は多分、ねじまき鳥クロニクル第2部で岡田トオルの言っていた事と関係がある。彼は、なぜ勝ち目のない方に賭けるのかと問われて答える。

    「僕には賭ける側を選べないからだよ」

    賭けるかどうか、あえてリスクを取るかどうかの決断はもちろん自分がする。だけど「さあ、どちらに賭ける?」という段になると、そこに選択肢はないんだ。多分。運命と自由意思がグチャグチャに混ざってるんですよ。身体の中で。

    そこが競馬とかパチンコとかで小遣い賭けるのとは、ちょっと違うんじゃないか。ポーカーでさえキャパには他の人と異なる意味があると、ぼくは思う。

    匂ってくるようなリアリティですよ。砂埃と機械油。シャンパンと赤毛。別れの口づけ。すごく面白い本。生涯ベスト3に入る。

    そこまでしてキャパは何を得たんだろう。
    それは多分キャパだけに帰属するものではない。

    おすすめの一冊です。

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  • from: caminoさん

    2011年01月11日 22時01分23秒

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    現実的な男

    昨日の夢に懐かしい男が出てきた。大学での友人。
    最後に会ったのは2002年1月1日、市ヶ谷。靖国通りのジョナサンで正月から一緒に勉強をした。9年前か。

    そいつは在学中、週に何度か吉野家でバイトしていて、卒業までに100万貯めた。卒業後、そのうち50万で数カ月の欧州放浪に行き、残りの50万を資格取得の資金とした。今は司法書士になっているはずである。

    優秀な男なので「司法試験うけりゃいいじゃん」と聞くと、「やだよ。人の人生を左右する責任を負いたくない」と言った。

    両親は離婚し弟とお母さんの3人暮らしで、黄金町の年季の入った団地に住んでいた。ムッとむせ返るような空気の街。奨学金を受けていた。別の家庭を持ち、音信の途絶えていたお父さんが亡くなったというときには「おっ死(ち)にやがった」と毒づいていたが、特に感慨はないようだった。

    お祖父さんが共産党の大物だったという話で、「あいつはアカだった。超ウケる」と言っていた。われわれは洋画にかぶれていたし、彼は道化を演じたがるところがあったのでそういう物言いになった。

    祖父一族は長崎の名家で、そこの離れを借りて、夏の間の3週間ほどを過ごしたことがあった。軍艦島の見える町、クジラ浜とかいう秘密の美しい浜で泳いだ。

    夢の中では、久しぶりに会ったというのに、両手を拳銃にようにしてぼくを指差し、「よー」といってそのまま去っていこうとしやがった。

    おいおい、連絡先くらい教えろよ!と呼び止めると、実務的でコンパクトなケータイを取り出し、不慣れな手つきでそれを操作した。見たことのないほど小さなケータイだった。当時からケータイを持たず、再び連絡をとれるものかあやしい。

    相変わらずめんどくさいキャラだなと思い、そこで目覚めた。

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  • from: caminoさん

    2011年01月08日 15時35分14秒

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    (私の意見では)

    人間はそもそも矛盾した存在ですし、君子豹変すなんて言ったりもします。だから、誠実さなんて論じても無意味かもしれない。

    しかし、例えば言葉に対する誠実さというのは、一つの目安になると思う。ある種の言葉は、それを発した人物の相手や社会に対する、あるいはその人自身に対する姿勢を、くっきり浮かびあがらせるように思う。誠実な人は面白い。そうでない人は退屈。

    モームの「サミング・アップ」、やっと読み終わったんですけど、こんなようなことを書いている箇所がある。

    「書き直すにあたって、『私の意見では』という表現を多くの箇所で削除した。自然にそのように書いたのだが、うるさいと感じたからだ。けれども、本書における私の全ての見解に、『私の意見では』が付くものと理解していただきたい。」

    まず本の冒頭で同じ趣旨が述べられ、上の引用は、終盤で結論に向かうにあたり再度強調されたものです。エッセイだから「私の意見では」というのは自明。だから当然省略できるんだけど、結果すごく断定的な表現になっていて、これにはすごく勇気が要る。読み手の便宜のために省くというのがいいじゃないですか。誠実に責任を引き受けていると感じる。

    美とは?芸術とは?善とは?神とは?
    ぼくは断定的な表現では恐くて書けない。

    人と話していて、なんか異様に断定を避ける人だなと感じることってありません?使う言葉が空虚で、そういう言葉を使う人は、そういう言葉ばかり使う。そういう印象ばかりが強く残る。

    例えば「私の意見では」もそうだし、「個人的には…思う」とか「あくまで推測にすぎませんが」とか「その可能性は否定できない」とか「あくまで一般論ですが」とか。

    「個人的な見解」と前置きしたうえで、当たりさわりのない一般論を述べる人に行き当たると、もうちょっとした絶望感を味わう。

    言葉に誠実なら、そういう表現は多用しない。空虚な言葉なんだから省略すべきである。原理的には正確なんでしょうけど。

    でもそれは誠実な回答ではない。回答に責任がないからです。責任を引受けてこそ、相手や社会に対する誠実さが生まれる。そう考えると、ああこの人は自分に向かってしかお話していないんだな、と思う。だから退屈に感じる。

    普段の他愛ない会話なら気にならないんですけど(いや、ホントは気になるがそれはぼくの個人的な病)。

    とにかくなんていうか、モームの姿勢には刺激されました。読み手に、社会に、自分に対して、徹底的に誠実な姿勢が読めた気がします。言葉のプロならかくあるべき。誠実でありたいと望むなら。

    世の中確信を持てることというのは、ほとんどないじゃないですか。その中で、自前の回答をでっち上げて提出できる人はやっぱり面白い。魅力的。それは多分35点くらいの答案で良いんだよ。だって平均点は低いし、提出率はさらに惨憺たるものだろうから。

    だからなるべく自前の回答で責任を引き受けたい。月並みですけど、確かに自分はそう考えるのです。

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  • from: caminoさん

    2011年01月06日 14時48分29秒

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    1Q84 book1もうすぐ読了

    以前も書いたけど、ムラカミワールドには法律家周辺人物がよう出てくる。

    司法試験を目標に定めた大学生ミュージシャン。
    かつて司法試験を視野に入れていたが法律事務所で事務員をしていて最近退職した男。

    簡単な料理を手早くこなし、読書を愛し、市民プールで泳ぐ。これね、自分に引き付けたくもなりますよ。

    1Q84でも司法浪人が出てきた。女性だけど。
    しかし問題はさあ、大学卒業後2年ほど勉強して結婚し、その後、自殺。

    なんやねん!どんなイメージ?イギあり!ですよ。

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  • from: caminoさん

    2011年01月02日 20時56分41秒

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    適切な質問

    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。
    ちょっとスピリチュアルな初エントリーになっちゃった。

    1Q84を読んでます。すごく面白い。

    おそろしく頭の良い学者が出てきて、魅力的な人物ですが、「天吾」にいくつか質問をする場面があるんです。天吾はある種の説得のために学者を訪問している。

    学者は彼の真意を測りたいわけです。いくつかの論理立った質問と確認をし、天吾は率直かつ正直にそれに答える。短い会話で天吾の複雑な状況と心情がみるみる浮き彫りになる。そして学者は「君の気持ちはおおむね理解できたような気がする」と言う。見事な対話シーンです。

    最近、ここひと月くらいですが、適切な質問と疑問の順番、ということを考えているんです。世の中を解きほぐす対話というか。

    おそらく真実にたどり着く適切な質問というのはあるんだろうと。そういうのって楽しい。疑問にも順番がある。順序作法含めて熟練すれば二つ三つの確認と発問で世の中の謎はスルスルと解けていくのではないか。病者は悩みを打ち明け、葬列は涙し、稚児は笑い、少年は立ち上がる。女は服を脱ぎ、男は欲情する、というように。

    今年はいろいろな人と話をしたい。
    新しい扉を開けるのだ。

    また、自分自身への適切な質問という問題は、より深刻です。「原初の問い」とぼくは呼んでます。

    「青豆」が言うように「慢性的な無力感は人を蝕み損な」う。なるほどそれは身に覚えのある、誰もが抱えている危機だ。

    こういう場面で無力感に抗う術が、「原初の問い」であると思う。すなわちそれは、最初に解答されるべき疑問。

    例えば、本当かどうか知らないがハムレットが「生きるべきか、死ぬべきか」と自問した。そんな感じですよ。すべての議論の始まりとなる問いです。

    ぼくの用意した原初の問いは、「人間は進化するべきか」であり、答えは「するべき」である。適切かどうかはわかりません。しかし人格の基礎に据えるに有用であります。少なくとも今のところは。

    機会があったらぜひおしゃべりしましょう。
    では、よいお正月を。風邪などひきませんように。
    いつも読んで下さってありがとうございます。

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