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  • from: caminoさん

    2010年08月07日 17時36分20秒

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    「月と6ペンス」を読んで(いて)

    「月と6ペンス」を読んでます。まだ途中。

    半年くらい前かなと思って調べたら、1年半も前か、テレビで「駅路」という松本清張ドラマを見たのを思い出して、あ、これを下敷きにしてたのね。そういえばそんなシーンもあったような、という。

    図書館で何の気なしに手に取った本から記憶が掘り起こされたので、驚いた。

    「月と6ペンス」はゴーギャンをモデルにした小説ということらしい。
    40がらみの男があるとき絵画に取り憑かれ、順風満帆に見える生活のすべてを捨てて蒸発する。奥さんには心当たりが全くない。

    「駅路」では、石坂浩二が真面目一徹と評判の銀行員。しかし定年を目前にして、地方に密かに囲っていた若い愛人と逃げる。部屋にはゴーギャンの絵が掛かっている。写真が趣味であるが、奥さんはこのことを全く知らない。

    で、「抑圧された日常」や「隠している情熱」やなんかに共感したわけです。自分もいよいよ老け込んできたかなと悲しく思ったりもした。

    さらにだ、放映数日後に役所広司が笑っていいともに出ていて、タモリさんから「ラストシーンがいいんだよねー!」と言われていたのも偶然見ていた。何かと波長が合う。

    役所広司のラストシーンというのは、
    「人生、我慢の連続!」
    とか酔っ払って後輩相手にクダをまく、というシーン。
    役所広司は、しがらみを捨てることはできない。
    列車のボックス席のひとコマで、すごく良い。ぜひどっかで見て欲しい。

    でもタモリさんも同じようなことを感じていたんだな、と思うよね。みんなそうやって生きてんのさ。ふん!あの人の100%が見たいと、ずっと思ってるんだけどな。そういうのは違うんだろうか。自分の100%ということも考えるからなあ!ふう。

    月と6ペンスの中から。

    「水に落ちた人間は、泳ぎが巧かろうと拙かろうと、そんなこと言っておられるか。なんとかして助からなければ、溺れ死ぬばかりだ」

    まだ途中なんだけどね。

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