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  • from: consolationsさん

    2009年03月22日 08時09分43秒

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    演奏者のこだわり

     10年以上前になりますか。大阪のシンフォニーホールで、ポゴレリチのピアノ演奏会を聴きにいきました。開演時間は過ぎているのに、始まりません。館内放送が流れ、「ただ今、調整中です。しばらくお待ちください」と。結局30分以上待ちました。
     でもお手洗いの壁ごしに、壁に耳をあて、聞いていました。一音一音確かめるよう調整確認していました。
     むしろ演奏会より面白かったくらいです。技術も芸術性も超一流の演奏家ですが、一期一会の演奏会に良い演奏を提供したいという彼ならではのこだわりです。「さすがだなあ」と思いました。

     演目は、ショパンとラベル。ショパンは知っていたので、感動しましたが、当時、ラベルの「夜のガスパール」は、さっぱりわからず、今思えば、もったいない話です。

     ポゴレリチ彼自身、人生で苦労している人で、かつ誰よりも、こだわりがあり、すこし(かなり)神経質なとこもある人です。

     演奏会後、楽屋にサインもらいに行ったら、書いてはくれたのですが、あまりの男前ぶり、狼のような目でありながら、透き通ったようなまなざしに、圧倒され、言葉をかけることができませんでした。 彼の中では、その日の演奏に満足できなかったのかも知れません。

     ミケランジェリのように、演奏会ごとに自前のピアノを運ぶ、徹底したひともいますが、たいていは、会場のピアノで、最善のパフォーマンスを出さないといけないのが、ピアニストのつらいとこです。

     私みたいな、アマチュアでも、家のものと、外の備え付けとでは、鍵盤の重み、ペダルの硬さ、鍵盤のさわり具合で戸惑います。

     今まで、一番参ったのが、会場のピアノがベーゼンドルファーで、例えるなら、マーチATを運転している私が、フェラーリMTを運転するようなものです。「ベーゼン…」なんて弾けるわけないでしょう、前に座るだけで、びびってしまいましたから。

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