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  • from: consolationsさん

    2010年05月23日 15時37分20秒

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    マーラー 交響曲第2番 「復活」/ワルター指揮

     「マーラー交響曲第2番という作品と60年以上ともに生き、音楽的にも精神的にも強い絆と結ばれています」と語るワルターによる指揮は、音楽の説得力が強いというより、より自然に聴けます。

     このCDはソニーレーベルから出ていて、交響楽団は、ニューヨックフィルハーモニックです。
     ライナーノートが非常に充実してして、ワルターのコメントや作品紹介が丁寧です。
     
    以下、ライナーノートの記事も交えて書きます。

     1894年、34歳に、この交響曲を完成させました。第1番交響曲から6年かかっています。
     続く第2番交響曲にとりかかるこの期間に、マーラーは、中世の民謡詩集である 「少年の魔法の角笛」と出会います。
     これは、彼の創作をかきたて、オーケストラ伴奏の歌曲集《少年の魔法の角笛》を作曲し、第2、3,4の交響曲の着想を得、その曲々を反映させます。
     その中のひとつ《魚に説教する聖アントニウス》というおもしろい詩があり、これについても、オーケストラ伴奏の歌曲に仕上げました。
     この曲から交響曲第2番の第3楽章が生み出されることになったのです。

     また第4楽章 「原光」も、詩集「少年の魔法の角笛」に拠り、神の恵みを祈ります。


    ついては、第1交響曲を仕上げて後のマーラーの創作は、「少年の不思議な角笛」によって芽生え
     
     交響曲第2番の雄大で力強い構想がマーラーの中で、第1楽章へと飛躍していった訳です。
     第1楽章 アレグロ・マエストーソは「葬礼」とマーラーは呼んでいましたが、マーラー自身の言葉で記す要約は

    この死者は、第1交響曲で墓に葬った英雄です。
    《葬礼》は、力強い葬送歌、英雄が回顧するまなざしは、死から生を見ています。 と


    しかし、マーラーは作曲をいったん中断します。《葬礼》が提示する問題に答えを見つける必要性を感じたからです。その答えはなかなか見つかりませんでした。

    答えは1894年に見つかります。指揮者ハンス・フォン・ビューローが亡くなり、マーラーはその葬儀に参列します。そこで教会の合唱団が歌っていた曲から、死の曲(第1楽章 葬送)で始まる曲には、「復活」という考えのみにより終わるということを、思いついたのです。


    ワルターは語っています。 
     聴き手の皆さんは、最初の三つの楽章は、あるがままの、意図されたもの、つまり交響曲として聴いてほしい

     これに対して、第4,5楽章は、精神的な意味が「言葉」により明らかになる曲である。 と

    第4楽章 原光は、次のようにつげています。

    おお くれない咲く小さなバラ
    人間は今 窮乏のきわみにいる
    人間は今 苦難のきわみにいる
    この地よりあの世にいった方がまし

    天国の広い道にたどりついてみると
    天使がひっそり現れ、とうせんぼしようとした
    そんな。私は追い払われまいとした

    神様から出たもの そのみもとに還るというのに
    神様ならささやかなりとも ともしびをかざしてくださり
    安らかな命が身につくまで てらしてしてくださるはず

    《詩集 少年の不思議な角笛より》


    以上書きましたが、私には、信仰もなければ、音楽の専門教育もうけてはいませんので、内容もわかっていず、書いているようなものです。

    とはいえ、マーラーの交響曲は聴いていて、やはり心に響くものがあり、書いた次第です。

    ーーーーーー
    今日は、関西地区、兵庫県は朝から雨で、静かに家にいますが、そこで、「復活」を聴くというのも、また良いものです。

    私は、気分がすぐ滅入るたちです。雨が降ったら、ああ雨かと落ち込み、晴れなら晴れで、今日は外出できるのに、家にこもってしまったと後悔しています。

    人と話す時も、言葉が頭に浮かんでいながら、発声する前に、次の話題に移っていたりと、苦労もします。

    でも、まあいいか。と思う楽天的なところもあり、それが生きる上での均衡を保っているのでしょう。
    ーーーーーー

    さて、皆さんにお願いです。マーラー交響曲第2番でもどんな曲でも結構ですので、感動した曲があれば、どしどし書き込みしてください。お便り待っています。

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