クラシックギターを習っていなければ、この曲を知ることはなかったでしょう。
　

　「コユンババ」は、のどかな村の名前、もしくは、羊飼いの隠者の名ともいいます…

　カルロ・ドメニコーニは、イタリア人のギター演奏家、作曲家。
いっとき、トルコに居を構えたことがあり、この地の民俗音楽に触れたことで作曲した「コユンババ」

　そのオリエンタル風な音色に初めて聞いてもひきこまれるでしょう。
　
　即興的に展開する４つの音楽から成り立っていますが、夢、幻のような音色は、特殊調弦に答えがあり、ほかのギター曲にはない独特の雰囲気が聴き手を包み込みます。

この曲は一度、聴いてみる価値はあると思います。

http://www.youtube.com/watch?v=UY1PqRIcSCk
（ミロシュの演奏です）

ＣＤでじっくり聴いてみようとすると、最近ドイツ・グラモフォンから発売された
ミロシュ「地中海の情熱」が、お薦めです。