シギスヴァルト・クイケンの１８年ぶりとなる再録音を聴きました。

クイケンは、ピリオド楽器を用いて演奏しています。
（作曲家が生きていた時代に用いられていた楽器）

フレージングというのでしょうか、ゆったりとした間合いで、奏でています。
ＣＤをいくつか購入しても、「ああ、なるほど、よかったなあ」で終わってしまうことが多い中

この演奏は新鮮でした。

楽器そのものの音色が、透明で澄んでおり、演奏自体も、よく練られていながらも、さっぱりした感じです。

シャコンヌも絶品で、初め聴いた時は、聴きなれた耳には、この曲と気づかないくらいでした。

ふわりと浮かんでいるような演奏です。

以前、アムランが弾くのショパン　ソナタ集ＣＤに入っていた子守唄は、聞くたびに引きこまれています。

一見弾くのは、簡単そうに思えるのですが、たゆやかに弾くのは難しそう。万華鏡のような曲です。
なかなか奥深い　いい曲です。一度聴いてみてください。


http://www.youtube.com/watch?v=Wqe_zeA8jIs

辻井氏の演奏

おはようございます。

最近はレンタルで借りたInstrumentalのCD「快眠〜美肌」を聴いています。（最近行った蕎麦屋でこんな系統の音楽がかかってたもんで、眠れないとか、お肌が気になるとかではないです・・。）
波の音とか、落ち着きます。

リラックスできるCDとかいって、いろいろクラシックのオムニバスCDが出ていますが、あんまりリラックスできた経験がないですね。僕自身はクラシックは刺激を与えてくれたり、気分を高揚させることの方が多いです。

人間がリラックスできる音楽のメロディー、音色、音域、リズムってのに統一性、法則性ってのはどこまであるもんなんでしょう？。

ロッシーニ３７歳の作品。
元気の出る曲です。
ムーティの指揮がいいです。

http://www.youtube.com/watch?v=6TOW_4TXJ2Q&NR=1

最近オペラも聴こうかと思っています。

5年ほど前に、東京で、ミラノ・スカラ座　ムーティによるヴェルディ　マクベスを観劇しましたが、よく分からなかった苦い思い出があります。

オペラのとっかかりは、どのような曲がいいのでしょうかね？

モーツァルトの生涯は３５歳で幕を閉じますが、伝記等を読んでいますと３０歳ころから、ピアノの弟子も減り始め、演奏会にも人が入らなくなり、３２歳ごろからの作曲数は減ったそうです。

　３４歳の時、オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」が初演されますが、懇意の皇帝ヨーゼフ２世が亡くなり、徐々に経済的に困窮。
晩年、ピアノ協奏曲第２７番、弦楽五重奏曲第６番などが作曲されています。

　最期の年、灰色の服を着た見知らぬ男から「レクイエム」の作曲依頼を受けます。同時期、魔笛も作曲されています。９月末魔笛の初演も行われ、評判も上々でしたが、病がモーツァルトを侵し始めます。

　レクイエムの作曲は亡くなる（１７５６年１２月５日）日の前日まで行われ、第３曲(セクエンツィア)のラクリモサの８小節までで止まります。
　その後、妻コンスタンツェが弟子ジスマイヤーに依頼し、１７９３年、ウィーンで初演されました。

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昨夜は、寝付きが悪く、怖い夢を見てしまいました。目が覚め、安堵と不安が同時に訪れ、思わずこの曲をかけて、気を沈めています。

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４月です。４月の一番でレクイエムを書くとはおもいませんでした。自分の心境としては、「新たな気持ちで人生を歩む」
それだけです。

過去はどうあがいても戻れません。
でも新たな道は、あります。
この言葉、割とよく使われますよね。でも結構残酷な言葉だと思います。
人生山あり、谷あり　って本当ですよ。


２年前の春、私は、患いにより病院で過ごしていました。外出許可が出て、同室の人と桜を見ました。
「時間が経っているな」以外何も感じませんでした。

昨年の春は、少し回復し１年経過したことを実感しました。
この間、奮闘しましたよ。自分でも驚くくらい。

今年は、いい桜を眺めたいものです。

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ある人が最近話してくれた言葉は実に心に響きました。
ダーウィンを引用して、生き残る者はどういう者か？

強い者、力のある者か？　否
では、知恵のある者か？　知恵があれば困難も乗り越えられそうですよね。　否

「変化に対応できる者」だそうです。
なるほど　と思いましたよ。

今日も家で、ＣＤ鑑賞会をしました。

技巧でせまるアムランのショパンを本日買い、聴きました。

ショパンの
ソナタＮＯ２、ＮＯ３
子守歌作品５７、　夜想曲　ＯＰ２７、　舟歌が入っています。

印象に残った子守歌　ソナタ２番について書きます。


①まず１曲目の子守歌が、ふっくらした音で、とてもすばらしい。
一緒に聴いた友人は、まだ聴き始めで、ショパンの音楽にも先入観がない分、この曲が一番良いとの感想でした。


②続いて、ソナタ２番
第１楽章　真っ向から取り組んだ演奏。音は肉厚で豊か。
第２楽章　てらいのない解釈です。
第３楽章　葬送行進曲　友人が「このメロディは知っている」とのこと、
http://www.youtube.com/watch?v=Hgw_RD_1_5I&feature=player_embedded
これは、ミケランジェリの演奏。

　アムランは、少し、絶望感からは遠い、音の響きに力を注いだかのような美しさ重視の演奏。
第４楽章　流れるような、ユニゾン。


ただ、全体を通してほんの少し、音の長さが短く聞こえる個所があり、そこには違和感を感じました。


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ショパンは聴き手もこういう演奏だと期待したり、耳が肥えているから弾く方も大変ですね。