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from: 21世紀さん

2010年02月26日 23時20分17秒

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裁判員裁判:県内2例目 被告が起訴内容認め、量刑争点に /栃木

◇傷害致死、弁護側「親子げんか」主張あす午後、判決言い渡し県内2例目の裁判員裁判が23日、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)で始まった。父親に暴力をふるい死

 ◇傷害致死、弁護側「親子げんか」主張 あす午後、判決言い渡し
 県内2例目の裁判員裁判が23日、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)で始まった。父親に暴力をふるい死なせたとして、傷害致死罪に問われた宇都宮市雀の宮5、無職、谷田部弘樹被告(37)が起訴内容について、「間違いありません」と認めたため、量刑が争点となった。公判は3日連続で開廷し、25日午後に判決が言い渡される。【岩壁峻、吉村周平、松本晃】

 裁判員6人は男性2人、女性4人。補充裁判員は男女各1人だった。

 検察側は冒頭陳述の前に、裁判員に「冒頭陳述メモ」を配布。事件の核心について、「引きこもりの息子が繰り返した家庭内暴力の末に、父親の命が奪われた」と簡潔に説明した。また、争点となる量刑についても、「被告にどんな刑を科すべきか」と平易な言葉で表現した。

 その上で検察側は谷田部被告が「事件の約5年前から家庭内暴力を繰り返してきたこと」や、顔を数回殴られしゃがみ込んだ光夫さんを抱え上げて投げたことについて、「事件の時の暴力が激しかった」と行為の重大性を説明した。

 弁護側は事件当日の状況について「被害者も殴り返しており、単なる親子げんかであった」と述べ、谷田部被告が一方的な暴力をふるったわけではないと主張。光夫さんが死亡した経緯についても、「(頭の)打ち所が悪く、死は予見できなかった」として事件の偶発性を強調した。

 続く証拠調べで検察側は、「冒頭陳述メモ」と対応した「証拠リスト」を裁判員に配った。事件現場となった寝室の見取り図や、被害直後の光夫さんの顔写真などが証拠として提出された。裁判員は手元のモニターを見ながら、検察官の説明に耳を傾けた。

 24日は午前に谷田部被告の母親の証人尋問、被告人質問が行われ、午後の論告・求刑を経て結審する予定。

 ◇30人出席し裁判員選任手続き
 初公判に先立って裁判員選任手続きが23日午前、宇都宮地裁で行われ30人が出席した。地裁は昨年12月中旬、48人に呼び出し状を発送。事前質問票への回答で辞退が認められた人を除く39人に出頭が義務付けられたが、出席率は約8割にとどまった。選任手続きでは5人が「重い病気」や「重要な仕事」などを理由に辞退を申し出て、いずれも認められた。

 選任手続きに出席した岩舟町の女性会社員(43)によると、グループ面接で裁判官が「公平な裁判を行えますか」と質問すると、候補者の一人が「(被害者とは)職場の知り合いかもしれません」と発言。裁判官は候補者に勤務先などを尋ねて確認したが、被害者と知人かどうかについては候補者本人にも知らせなかった。発言が影響したかは不明だが、結果的にその候補者は裁判員には選ばれなかったという。

 選任から漏れた宇都宮市の無職女性(61)は「人を裁ける性格ではないので良かった」と述べた。

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 ◆傷害致死事件の概要

 起訴状によると、谷田部弘樹被告は昨年7月23日午後10時40分ごろ、自宅で父光夫さん(当時67歳)と口論になり、光夫さんの顔を数回殴り、床に投げ倒すなどして死亡させたとしている。光夫さんは倒された際に頭をタンスに強打し、同26日に脳ヘルニアで死亡した。

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from: 21世紀さん

2010年02月27日 12時26分19秒

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「Re:裁判員裁判:県内2例目 被告が起訴内容認め、量刑争点に /栃木」
裁判員裁判:傷害致死の被告に懲役5年判決 会見で裁判員「役割果たせた」 /栃木
 県内2例目の裁判員裁判は25日、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)で判決公判が開かれた。父親に暴力をふるい死なせたとして、傷害致死罪に問われた宇都宮市雀の宮5、無職、谷田部弘樹被告(37)に対し、懲役5年(求刑・懲役6年)が言い渡された。判決後の会見には裁判員全員と補充裁判員1人が出席。「貴重な体験ができた」「役割を果たせた」など重責を無事終え、安堵(あんど)の表情だった。【岩壁峻、吉村周平、松本晃】

 争点となった量刑を巡って、裁判員がどのような判断を下すかに注目が集まった。

 判決は、谷田部被告が事件の約5年前から家庭内暴力を繰り返してきた点を挙げ、「(事件は)起こるべくして起こった」と指摘。被告の母親の「処罰感情が比較的軽い」とした弁護側の主張については、「結果の重大性を考えると、(処罰感情の軽重は)過度に重視できない」と厳しい判断を示した。

 一方、佐藤裁判長は「前科前歴がないことは被告に酌むべき事情」と考慮しながらも、執行猶予を求めてきた弁護人意見に対しては、「家族はこれまで被告を甘やかしており、監督能力に疑問がある」と退けた。その上で、「家族から離れ(刑務所で)自立に向けて規則正しく生活する必要がある」として実刑を選択した理由を説明した。

 判決文を読み終えた佐藤裁判長から「(判決の)内容は分かりましたか」と尋ねられると、谷田部被告は「はい」と力なく答えた。岡田淳弁護士は判決後、「弁護人の意見がことごとくはねつけられた。あるいはこれが市民感覚なのかもしれません」と険しい表情を見せ、控訴については「被告人と相談して決める」と話した。

 ◇検察側主張の明確性評価
 判決後の会見には裁判員と補充裁判員計7人全員(補充裁判員1人は24日の公判終了後、解任)が出席した。

 公判を終え、「ホッとしている」と全員が話したほか、裁判員2番の女性は「自分も(遺族でもあり、加害者の家族でもある)被告の母親と同じ立場になって考えてみた」と述べ、数人の裁判員も同調した。

 裁判員が口をそろえたのが「検察側の主張が分かりやすかった」という点。裁判員1番の男性は「検察側は時系列に要点を述べていた」と、主張の明確さを評価した。その一方で、男性は「弁護側は論点が分かりづらく、(自分の)頭の中で整理できなかった」と振り返った。

 「判決は少し重い印象だ」と語った岡田淳弁護士は「資料配布など、裁判員への説明方法を勉強する必要がある」と複雑な表情。裁判員裁判の立証方法は、手探り段階にあるようだ。

 しかし、「分かりやすさ」が判決に影響するかどうか問われると、裁判員2番の女性は「個人のとらえ方によるので、影響はないと思う」と述べた。

 判決について、宇都宮地検の高崎秀雄次席検事は「裁判員は検察官より厳しい見方をしているのだと思う」と語った。

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 ◆判決の認定内容

 谷田部弘樹被告は、昨年7月23日午後10時40分ごろ、宇都宮市の自宅で父光夫さん(当時67歳)の顔を数回殴り床に投げ倒すなどして、死亡させた。光夫さんは倒された際に頭をタンスに強打し、同26日に脳ヘルニアで死亡した。

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