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配偶者からの暴力(DV)問題

配偶者からの暴力(DV)問題>掲示板

公開 メンバー数:29人

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  • from: 21世紀さん

    2009年10月31日 13時58分52秒

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    「Re:結婚詐欺の34歳女性被告の知人男性数人が相次いで不審死 埼玉県警が殺人容疑で捜査」
    > 【衝撃事件の核心】相次ぐ不審死 婚活男性を手玉に取った「巻き髪」女の“極上サービス”と「ウソ」
    26歳の時に女はインターネットオークションに「安達学美」という偽名で参加。売るつもりのないパソコン商品を掲示し、男性から10万円をだまし取っていたのだ。結局、この時の容疑で2年後の平成15年に警視庁捜査2課に逮捕される。偽名の銀行口座も開設するなど手口は手慣れたものだったという。

     女は、18年に家賃13〜14万円の板橋区内のマンションに居住した。

     「職業は『ピアノ講師』や『フードコーディネーター』と名乗っていた。服装は地味で貴金属もつけていなかった」

     マンションの関係者はこう振り返る。入居時には免許証がなかったというが、昨年免許証を取得し今年に入り高級外国車を購入。5月はさらにグレードの高い外国車に買い替えていた。

     マンションも今年8月からは家賃20万円を超える東京・池袋の高級マンションの最上階に居住。「学費未納で除籍」という過去を捨て去るように、少女時代に夢見た都会暮らしを謳歌(おうか)しているようだった。

     自身が開設するブログ「かなえキッチン」には、鼻から下の顔の一部が写る写真を掲載。吉川十和子や叶姉妹のようなセレブ系の「巻き髪」で決めている。だが、近所の住民たちは「あごのラインが全然違う」と証言。住民らからは「職業の肩書だけでなく自らの顔写真をも偽装していたのか…」との声も漏れる。


    “獲物”は婚活サイトで物色 決めぜりふは…

     「女が登録していた結婚サイトは、とくに真剣に結婚を希望する人が多く集まるといわれていたようだ」(捜査関係者)

     女が生活レベルを上げていくために目を付けたのが結婚詐欺だった。婚活サイトでは、ハンドルネーム(HN)にブログ名の「かなえキッチン」のほか、複数のHNを使い分けていた。
     捜査関係者によると、女は婚活サイトで貧しい学生を演出していた。メールや携帯電話をやりとりすることで、相手の資産状況などを巧みに聞き出し、「学費が未納なので援助してほしい」と切り出す。男性らが躊躇(ちゅうちょ)すると、こう決めぜりふを放っていた。

     「卒業したらあなたに尽くしますから」

     歯が浮くような決めぜりふだが、婚活に熱心な男性ほどはまりやすい。さらに女は趣味の料理でもてなすことで、男性から金を引き出そうとしていた形跡もうかがえる。

     女は3カ月で70万円もする高級料理教室に通っており、高級料理店を食べ歩く趣味も持っていた。こうした料理に関する知識を開設しているブログで披露。高級料理を食べさせる“極上サービス”で男性に「良妻」のイメージを植え付けて、結婚資金を引き出そうとしたとみられる。

     死亡した大出さんが最後に食べたのも女が作った「ビーフシチュー」だった。だがこのシチューの中には睡眠導入剤が混入されていた可能性が高いと県警はみている。

     結局、女は少なくとも6人から総額1億円を振り込ませるなどして現金を手に入れていた。

     女は婚活サイトだけでなく「不倫サイト」にも登録していたとされる。だが、こちらは猫なで声でおねだりするのではなく「(奥さんに)ばらす」とすごんで金を脅し取る手口だったという。

     埼玉県警がパソコンを解析したところ、女は数十人の男性とメールのやりとりをしており、被害は拡大する可能性もある。


    女を巡る点と線…威信かけるニッポン警察

     女は現在、大出さん以外に3人の知人男性が不審死した事件の疑惑の渦中にある。

     2月4日に婚活サイトで知り合った東京都青梅市の会社員、寺田隆夫さん=当時(53)=が自宅で練炭がたかれた状態で死亡しているのが見つかった。

     このほか、訪問ヘルパー先の千葉県野田市の無職、安藤建三さん=同(80)=が5月15日に自宅が全焼し死亡。同県松戸市のリサイクルショップ経営の福山定男さん=同(70)=も女に約7400万円を振り込んだ後に突然死していた。
    埼玉県警が女を結婚詐欺の容疑で逮捕したが、実は安藤さんが死亡した火災の捜査過程で、千葉県警も女と不審死との関連をつかみ5月から極秘で内偵捜査を進めていた。

     「ヘルパーを頼むほど、体は不自由ではなかった。数台のパソコンを使いこなし、英語も堪能だった。逃げ出せなかったのはなぜだろうと思っていた」と近所の住民が口をそろえるほど元気だった安藤さん。室内には七輪が置かれ、遺体からは睡眠導入剤が検出されていた。

     現在、大出さんの死亡経緯を捜査している埼玉県警と、安藤さん・福山さんの死亡経緯を捜査している千葉県警が連絡を取りながら共同で捜査。このほか寺田さん死亡の経緯を調べている警視庁も両県警と情報交換を進めている。また、この4人以外にも、女と接点のあった首都圏の男性2人が不審死していることが分かっている。

     だが、福山さんと寺田さんに関しては、当時、「事件性なし」と判断され司法解剖も行政解剖も行われていないため、事件として犯罪を立証するのは困難だと指摘する声もある。

     「このまま偶然が重なった不審死として終わらせてしまってはニッポン警察の威信にかかわる」

     警察幹部は力を込めた。



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  • from: 21世紀さん

    2009年10月31日 13時55分53秒

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    「Re:結婚詐欺の34歳女性被告の知人男性数人が相次いで不審死 埼玉県警が殺人容疑で捜査」
    【衝撃事件の核心】相次ぐ不審死 婚活男性を手玉に取った「巻き髪」女の“極上サービス”と「ウソ」
    2009.10.31 13:00

    このニュースのトピックス:衝撃事件の核心

    結婚詐欺容疑で逮捕された無職女(34)が昨年6月、自らのブログに「最近のわたくし」と題して公開した写真。現在は削除されている 疑惑は連続殺人事件へと発展するのか。埼玉県警に結婚詐欺の疑いで逮捕された無職の女(34)=東京都豊島区=の周囲で相次いでいる男性の不審死。婚活男性を中心に1億円以上を貢がせていた女が武器としたのは、自慢の料理による“極上サービス”と男心を手玉に取る「ウソ」だった。不審死を「自殺」から「殺人」へと見方を改めて捜査を進める警察当局。少ない物証の中、取調室での女との攻防が続いている。


    ブログに残されたダイイングメッセージで浮かんだ疑惑

     8月6日朝。交通量が多い国道沿いの駐車場に1台のレンタカーが停車していた。後部座席に横たわる男性と助手席に置かれた七輪。通報を受けて埼玉県警東入間署員が現場に急行したが、外見上は「練炭自殺」をうかがわせるものだった。

     遺体の男性は財布と免許証を所持していたためすぐに身元が判明する。男性は東京都千代田区の会社員、大出嘉之さん=当時(41)=だった。

     よくある自殺-。そう思った署員だったが自殺には不自然な点があることに気づく。ドアが施錠されていたにもかかわらず、室内からは車の鍵が見つからなかったからだ。さらに練炭自殺特有の練炭を触った際に付着する黒いすすが手や衣服になかった。司法解剖の結果、遺体からは睡眠導入剤とアルコールが検出された。

     県警は「他殺」の見方を強めた。では誰が…。

     県警が注目したのが、大出さんが開設していたブログの内容だった。遺体発見前日の8月5日付でこう記載していた。

    「実は41歳のトマちゃんは婚活中でしてwつか今日相手のご家族と会うのです。ここ最近ずっと相手と新居を探したり新生活のことを話し合っているんです。今夜から2泊3日で相手と婚前旅行に行きます」(原文のママ)

     結婚をブログでうれしそうに報告する大出さん。この内容から、大出さんは自殺する意思がなかったことが裏付けられた。さらに、直前まで一緒に行動していた相手のヒントもブログからは読み取れた。

     「まさにダイイングメッセージのようだ」

     捜査関係者がこう表現するように、交際関係にあった女が捜査線に浮上。任意で事情を聴くと、女はこう言って関与を否定した。

     「大出さんと駐車場に行ったが、けんかをして別れたので、ショックで自殺したのではないか」

     県警では8月以降、女の行動を24時間態勢で確認。一方で女の周辺を調べたところ、静岡県や長野県の男性らから女が結婚名目に金をだまし取っていたことが分かり、県警は詐欺容疑で9月25日に女を逮捕。一連の事件の解明に向けた第一歩が歩み出された。


    不潔、貧乏、バカは嫌い…少女時代に原点?

     北方領土をのぞむ根室半島に近い北海道別海町(べっかいちょう)。人口約1万6千人に対し牛の数は約12万頭。典型的な酪農の町で、女は生まれ育った。祖父は町議会議長も務めた地元の名士。女は地元の中学、高校を卒業し都内の私立大学に進み上京した。

     「上昇志向が強く上京を夢見ていた」(地元の知人)といい、プライドの高さは高校時代の卒業文集からも伺える。「嫌いなもの」の項目にはこう書かれていた。

     「不潔、貧乏、バカ」

     だが、夢見た上京後の生活は順風ではなかった。

     「大学は学費未納のため1年で除籍処分になりました」(大学関係者)

     東京でのその後の足取りは判明していない。だが、大学を除籍処分となってから約7年後には、すでに詐欺師としての片鱗(へんりん)をのぞかせている。

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  • from: 21世紀さん

    2009年10月31日 08時57分28秒

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    「Re:結婚詐欺の34歳女性被告の知人男性数人が相次いで不審死 埼玉県警が殺人容疑で捜査」
    【結婚詐欺・連続不審死】7400万円渡した男性も 女はネットで練炭を大量購入
    2009.10.28 11:18

    このニュースのトピックス:殺人事件
     埼玉県警に詐欺容疑などで逮捕、起訴された無職女(34)=東京都豊島区=の周辺で、同県富士見市の男性らが相次いで不審死している事件で、交際していた千葉県松戸市の男性が女に7400万円を渡していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。また、埼玉や千葉で男性会社員2人が練炭による一酸化中毒などで死亡する前に、女がインターネットで練炭を大量購入していたことも判明。埼玉県警は、カネの流れや練炭の使用目的などについて女から事情を聴いている。

     捜査関係者によると、女は、数人の男性と交際していたことが分かっている。女の周辺では少なくとも4人の男性が不審死しているが、そのうち、平成19年8月ごろに死亡した千葉県松戸市の男性が、女に7400万円を渡していたことが新たに分かった。

     女は長野県塩尻市と静岡県の男性から計約320万円を詐取したとして、詐欺罪で起訴されている。高級外車のベンツを所有し、借金もほとんどなく裕福な暮らしを続けていた。結婚詐欺の被害者とは、いずれもネット上のサイトで知り合ったとみられ、県警では女が生活費を稼ぐため結婚詐欺を繰り返していた可能性があるとみている。

     また、女は、埼玉県富士見市の駐車場で8月、遺体で見つかった東京都千代田区の大出嘉之さん=当時(41)=練炭自殺したとみられる前に、インターネットで数回に分けて練炭を大量に購入していたことも捜査関係者への取材で分かった。

     車内に練炭を燃やしたとみられるマッチなどがなかったに加え、カギもなかったことから、県警は殺人の可能性もあるとみて捜査。女から練炭の購入や使用目的についても事情を聴いている。

     

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  • from: 21世紀さん

    2009年10月31日 01時12分43秒

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    「Re:〈メルマガplaza〉」
    2009年10月30日
    wpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwp

     〈メルマガplaza〉  東京ウィメンズプラザメールマガジン  第42号

    wpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwpwowpwpwpwpwpwpwpwp
    〈メルマガplaza〉は、当館の最新ニュースをお伝えするメールマガジンです。
     講座研修、イベント等の催し、男女平等参画推進に関する施策の動きなど、利
    用者の皆様に情報をお届けします。
    ========================================================================
    ★今月号のメニュー★
     ・オープンプラザ事業開催
      「女子学生のためのキャリアセミナー技術系・土木系の仕事」(11月14日)
      「パートナーと考える -再チャレンジとワークライフバランス」
       (平成22年2月14日開催 ⇒パネリスト募集中(〜12月25日))
     ・図書資料室からのお知らせ
       オープンプラザ事業関連資料の紹介(11月2日〜30日)
     ・東京都産業労働局からのお知らせ
       パート・派遣・契約社員等 電話総合相談
       男女雇用平等セミナー
     ・内閣府からのお知らせ
       平成21年度「女性に対する暴力をなくす運動」
     ・男女平等推進施設のご紹介
       「はばたき21」台東区立男女平等推進プラザ
     ・東京ウィメンズプラザ相談室のご利用案内
     ・配偶者暴力(DV)被害者ネット支援室のご案内
    ========================================================================
    ◆平成21年度 オープンプラザ事業 開催!

     「オープンプラザ事業」とは、民間団体と東京都が共同で男女平等参画に係る
     事業を実施することにより、その活動の促進、民間団体とのパートナーシップ
     の強化を図るものです。今年度は次の2つの事業を実施します。

    ◇◇女子学生のためのキャリアセミナー 技術系・土木系の仕事◇◇
     技術系・土木系分野の仕事の魅力とそこで働く女性技術者達の姿をご紹介します。
     
      第1部 講演会 13:00〜15:00
           基調講演「私のキャリア 〜その一歩で開ける世界〜」
           ライフスタイル紹介「技術者の1日」
      第2部 グループディスカッション 15:00〜17:00

      日  時:平成21年11月14日(土) 13:00〜17:00
      会  場:東京ウィメンズプラザ 視聴覚室
      定員及び対象者:
           第1部 100名(どなたでもご参加いただけます。)
           第2部  50名(高校生以上の女子学生を対象とします。)
      参 加 費:無 料
      申込期限:平成21年11月12日(木)
      
      申込み・問合せ先:土木学会男女共同参画小委員会
       申込み http://committees.jsce.or.jp/education03/
    問合せ JSCE.education03@gmail.com
                
    詳細はこちら⇒
    http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/download/seminar_09101401.pdf

    ◇◇パートナーと考える -再チャレンジとワークライフバランス◇◇
     再チャレンジ成功者及び現在進行中のパネリストから、いかにパートナーとの
     協力関係を築いたかを語っていただきます。
     一般の方からもパネリストを募集しています。

      ★★パネリスト募集!!★★
       あなたもパネリストになりませんか?
       再チャレンジを実現した方を公募しています。
        申込期限:平成21年12月25日(金)

      第1部 調査報告・分析 14:00〜14:45
           コメンテーター 福沢恵子 氏(日本女子大学客員教授)
      第2部 パネルディスカッション 15:00〜16:30
           コーディネーター 上田晶美 氏(ハナマルキャリアコンサルタント)

    日  時:平成22年2月14日(日) 14:00〜16:30
    会  場:東京ウィメンズプラザ ホール
      定  員:240名
    参 加 費:1,000円(お二人で参加の場合は1,800円に割引)
      申込期限:平成22年2月7日(日)
     
      申込み・問合せ先:NPO法人 NOW for Empowerment (ナウ・フォー・エンパワメント)
       http://www.now4e.org/ email:info@now4e.org
               
    詳細はこちら⇒
    http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/download/seminar_09101402.pdf

      問い合わせ先
       東京ウィメンズプラザ 事業推進係 オープンプラザ担当
                              (電話03-5467-1980)
    ------------------------------------------------------------------------
    ◆ 図書資料室からのお知らせ

     図書資料室では、男女平等参画社会の実現をめざす研究・活動や女性に関する
    様々な問題を解決するために必要な図書資料を収集し、情報支援をしています。

    -*--*--*--*--*--*--*--*- 資 料 の 紹 介 -*--*--*--*--*--*--*--*-
      図書資料室では、下記のとおり資料の紹介をしています。
      ・オープンプラザ事業
       「女子学生のためのキャリアセミナー技術系・土木系の仕事」
         に関連した資料
        期間:11月2日〜11月30日
    資料の貸出もしておりますので、是非、ご利用ください!        
     -*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-

    ◇ライブラリー・ツアー(図書資料室見学)のご案内
       図書資料室をより一層ご活用いただくために、蔵書構成や資料検索の仕方
      などをご説明しながら、図書資料室をぐるりとご案内します。お一人でもグ
      ループでもご利用いただけます。
       ご希望の方はご予約ください。その際、日時、人数などをお知らせくださ
      い。ご参加をお待ちしています!
      
      実施時間帯 9:00〜17:00
      図書資料室直通電話 03-5467-1970
    http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/library_tour.html 

     ◇レファレンスサービスのご案内
       レファレンスサービスとは、皆さんが必要な情報や資料探しのご相談にお
      応えするサービスです。
       どんな本を読んだらいいのか迷ったとき、資料の探し方が分からないとき
      など、カウンターまでお気軽に声をおかけください。
       電話やメールでのレファレンスも受付けています。

      ◎ お願い:メールレファレンスお申し込みの際は、返信先「あなたのメー
        ルアドレス」を正確にご入力ください。アドレスに誤りがあると、調査
        結果をお送りできません。もう一度、ご確認をお願いします。

     ◇図書資料室直通電話 03-5467-1970

     ◇メールレファレンス申込フォーム、サービスの詳細はこちら⇒
    http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/reference.html

     ◇図書資料室案内(図書資料の検索、新着図書資料の紹介等)
    http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/library.html

    ◇図書資料室開館(電話受付)時間
      平日・土曜日 9:00〜20:00  日曜日・祝日 9:00〜17:00 
     (年末年始・毎月第3水曜日・特別整理期間(2月下旬)は休室となります。)
    ------------------------------------------------------------------------
    ◆東京都産業労働局からのお知らせ

     ◇パート・派遣・契約社員等 電話総合相談
      11月は、東京都の「パート・派遣・契約社員等労働月間」です。
      解雇や休暇、社会保険など非正規労働全般について、電話による相談をお受
     けします。
      日時:11月4日(水)〜5日(木)10時〜19時
      電話:0570-00-6110(東京都ろうどう110番)

      電話相談のほかにも、非正規労働者の雇用環境改善に向けて普及啓発を図る
     ため、セミナーや相談会、職場訪問による助言・普及啓発、パート社員等の雇
     用環境改善に取り組む中小企業(トライ企業)を募集し、専門コンサルタント
     の派遣等の支援を行います。

     ※詳しくはこちら
      ⇒ http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2009/10/20ja8200.htm

     ◇男女雇用平等セミナー
     1 働く女性を応援!2009〜働く女性の労働法入門と職場のメンタルヘルス〜
     (1)〜すこやかな心と体のための職場のメンタルヘルス〜
        労働安全衛生入門とリラクゼイション体操
        日時:11月5日(木)18時30分〜20時30分
        講師:社会保険労務士/臨床心理士 涌井美和子 氏
     (2)働く女性の労働法入門〜男女雇用機会均等法、育児・介護休業法等〜
        日時:11月6日(金)18時30分〜20時30分
        講師:弁護士 圷由美子 氏 

      上記(1)(2)とも、
      場 所:立川市女性総合センターアイム(立川市曙町2-36-2)
      申込先:東京都労働相談情報センター国分寺事務所
          電話:042-323-8511

     2 会社を元気にする働き方の見直し
       〜ワーク・ライフ・バランスへの第一歩〜
     (1)基調講演 今だからこそワーク・ライフ・バランス
        日時:11月6日(金)16時〜17時
        講師:朝日新聞編集委員 竹信三恵子 氏
     (2)シンポジウム ワーク・ライフ・バランスに取り組む着眼点
        日時:11月6日(金)17時10分〜18時30分
        コーディネーター:朝日新聞編集委員 竹信三恵子 氏
        パネリスト   :旭化成(株)人財・労務部 田中恭代 氏
                 巣鴨信用金庫人事研修部 峯村剛 氏

      上記(1)(2)とも、
      場 所:豊島区勤労福祉会館(豊島区西池袋2-37-4)
      申込先:東京都労働相談情報センター池袋事務所 事業普及係
      電 話:03-5954-6505

     ※詳しくはこちら⇒
      TOKYOはたらくネット  *右上の労働セミナーから入る
      http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/
    ------------------------------------------------------------------------
    ◆内閣府からのお知らせ

     ◇平成21年度「女性に対する暴力をなくす運動」
      毎年、11月12日〜25日までを「女性に対する暴力をなくす運動」の実
     施期間とし、配偶者等からの暴力、性犯罪、売買春・人身取引、セクシュアル
     ・ハラスメント、ストーカー行為等の女性に対する暴力の問題に関する取組を
     一層強化します。今年のポスターは、配偶者からの被害経験をテーマにしたも
     のです。
      なお、11月25日は、国連総会で定められた「女性に対する暴力撤廃国際
     日」です。

     ※詳しくはこちら⇒ 
      http://www.gender.go.jp/dv/campaign/outline_21.html
    ------------------------------------------------------------------------

    =======.:*・.:*・゜◇◆男女平等推進施設のご紹介◆◇.:*・.:*・゜=========

     毎月、都内各区市町村の男女平等推進の中心となっている施設の最新情報を
    ご紹介しています。
     連載第32回は、「はばたき21」台東区立男女平等推進プラザです。

    ========================================================================
     「はばたき21」台東区立男女平等推進プラザは、入谷駅に近い「かっぱ橋道
    具街」の通りに建つ台東区生涯学習センター4階にあります。

     平成13年9月生涯学習センター落成と同時に、オープンしました。愛称の
    「はばたき21」は公募により決定され、誰もが自分らしく生きる男女共同参画
    社会の実現に向けてはばたく、新世紀への期待が込められています。

     プラザでは、台東区男女平等推進行動計画「はばたきプラン21」に基づき、
    講座・イベント、相談、子供向け事業、図書・情報コーナー、情報誌の発行、施
    設の提供などが行われています。

     事業の企画運営は、区民等で構成される「男女平等推進プラザ運営委員会」と
    行政とが協力して行っています。中でも、男女平等推進団体とプラザの共催講座
    である「区民学習支援事業」や、区民から講座企画を募集し、その方を講師とし、
    プラザが実施する「地域のチカラ講座」は、区民の社会参加、国際交流への貢献、
    さらに講師の方自身の夢実現やエンパワーメントなどさまざまな側面から、ジェ
    ンダーや男女平等について考えるきっかけを提供しています。

     さらにプラザでは、事業に関わる人材の育成にも力を入れています。例えば、
    「講座企画ワークショップ」では、初年度に講座の企画・運営・チラシづくりや
    講座企画のグループワークに参加した区民が、次年度には「企画員」として、実
    際に講座をプロデュースするカリキュラムとなっています。講座タイトルを工夫
    することで多くの申し込みが寄せられるなど、実践的な手ごたえとやりがいを感
    じた企画員の方は、今後もプラザ事業に積極的に関わっていくこととと期待され
    ます。

     最も盛大なイベントは、例年9月に行う「男女平等推進フォーラム」。今年度
    のフォーラムは、台東区にある寛永寺執事長浦井正明氏により「篤姫の生き方、
    和宮の生き方。」をテーマに講演会を行ったところ、ミレニアムホールが満員に
    なったとのことです。今後は「DV講座」(11月19日開催)や「区民学習支
    援事業」などの各講座が行われる予定です。

     「こころと生きかたなんでも相談」は、専門の女性相談員により電話または面
    接によりで行われ(予約制)、20年度は約550人の利用がありました。また、
    情報誌「はばたき21通信」(年2回発行)のうち1回の企画・編集は、区民で
    構成される「男女平等推進情報誌編集委員」が行っています。

     フリースペースの活動交流コーナーは、午前中は女性、夕方は学生、夜間はビ
    ジネスマンなどを中心に多くの区民に利用されています。皆さんの利用を通じ、
    今後もプラザを広くPRし、講座や事業への参加も促していきたいとのことです。

     「はばたき21」のある生涯学習センターには、中央図書館、池波正太郎記念
    文庫、ミレニアムホールやレストランもあるすっきりとモダンな建物です。浅草
    など近くに見所も多い地区ですので、散策がてら皆様も足を運んでみてはいかが
    でしょうか。

    「はばたき21」台東区立男女平等推進プラザ⇒
    http://www.taitocity.net/habataki21/
    ------------------------------------------------------------------------
    ◆東京ウィメンズプラザ相談室のご利用案内(東京都内在住、在勤、在学の方)
                           
      ひとりで悩まないでご相談ください(無料、秘密厳守)
      配偶者暴力、セクハラ、夫婦・親子の問題、生き方や職場の人間関係など
      さまざまな悩みの相談をお受けします。 
      9:00〜21:00(年末年始を除く毎日) 
      ⇒03-5467-2455
       
    男性のための悩み相談
      毎週月曜日及び水曜日の17:00〜20:00(年末年始、祝祭日を除く)
      ⇒03-3400-5313
    ------------------------------------------------------------------------
    ◆パートナーからの暴力で悩んでいませんか?
     -配偶者暴力(DV)被害者ネット支援室-

       配偶者暴力(DV:ドメスティックバイオレンス)は、心身を傷つけ、
       人権を著しく侵害する決して許されない行為です。
       ひとりで悩まないでください。
       あなたの力を取り戻すお手伝いをします。

    配偶者暴力(DV)被害者ネット支援室(下記アドレスをクリック)
    http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/dv-net/index.html
    ========================================================================
    編集・発行 東京ウィメンズプラザ
    〒150-0001 東京都渋谷区神宮前五丁目53番67号
    TEL 03-5467-1711 FAX 03-5467-1977
    e-mail:womens@tokyo-womens-plaza.me

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  • from: 21世紀さん

    2009年10月30日 23時35分48秒

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    「Re:【働く 暮らしを守る】」


     JRの労使関係には特殊な事情がある。杉原が「国民からノーを突きつけられた」と言い、安部が「とげとげしい」と表現する国鉄時代の労使関係で、社会を揺さぶった事件も多い。

     経営者側が、荒れた職場を改め、生産性を向上させようとした1960年代のマル生運動、70年代のスト権スト、そして80年代の国鉄民営化。中には「働かないことが労働運動だ」と主張するグループさえあった。

     昭和63年入社の杉原は、前年の国鉄改革後に入社したJR世代で、平成6年から組合専従となった。「国鉄末期のヤミ超勤やカラ出張、ストライキ。一人の国民として理解ができなかった」。これらの過程で労組への過激な印象が国民に根付き、国鉄改革による「労組潰し」につながり、結果として「(JRの)労使間にいい緊張感ができなかった」(安部)とされる。

     「社会の側から、労組は既得権益の集団にみえる。それを変えるには、例えば働く者がおかしいことはおかしいと自由に言える企業になることだ。そのために労組側も新たな形を提示するべきだ」と安部はいう。

     変化の兆しはある。今年1月末、杉原らは会社側との労使協議の前に初めて「雇用を守る」という議題をはかった。脱線事故や、厳しい雇用環境を踏まえたものだ。働く者の雇用を守れば、その生活を守るだけでなく、鉄道技術が継承でき、安全が生まれる、という思いがあったからだ。

     安心して働ける社会-。安全や安心を労使ともに求め、互いの関係が変われば…。JR西の企業体質が変化したとき、その道筋が見えてくるかもしれない。

    (敬称略)

     =この連載は土塚英樹、小野木康雄、康本昭赫、大谷卓が担当しました。

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  • from: 21世紀さん

    2009年10月30日 23時33分52秒

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    「Re:【働く 暮らしを守る】」
    (5)自浄作用の役割どこへ
    2009.10.30 21:15
     平成17年4月25日に兵庫県尼崎市で発生し、乗客106人が犠牲になったJR福知山線脱線事故は、様々な問題を社会に突きつけた。ひとつは安全を軽視したJR西日本の企業体質。現在は、事故原因を調査した国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)の報告書漏洩(ろうえい)が問題化している。

     労働組合(労組)は事故を、また様々な問題を防ぐことはできなかったか。

     組合員数約2万4500人で、JR西日本最大の労組「西日本旅客鉄道労働組合」(JR西労組)の書記長、杉原清道(46)は「事故を起こしたいと思う人は誰一人いない。ただ、事故前に一人一人が本当に安全の意味を考えて行動していたかと聞かれると自信がない」と言う。

     事故後、JR西労組を含む5労組のうち3つが合同で、事故前に年4度程度だった経営側との労使安全会議を何度も開いた。現場の声を伝えるためだが、違う結果を示す数字もある。

     まず、JR西労組が19年3月に実施した職場アンケート。労組が職場の実態などを把握し、会社へのチェック、提言機能を発揮しているかについて「あまりできていない」との回答がいずれも4割を占めた。

     漏洩問題に関するJR西の社員調査では、公表前の報告書の非公式入手を26人が知り、不適切な行為だと24人が知っていたと回答した。働く側が労組に信頼を置いていれば、不正や不適切なことを知った人は、労組に伝えることで社内の「自浄作用」の役割を果たせた。事故も、いくつかの問題も防げたかもしれない。
     ◇

     《労働運動の重要な課題の一つは、働く者の社会的公正労働基準をいかにして確立するかにあります。このことは産業社会における労働価値を正しく評価させ、働く者の人権を守り、社会正義を確固たるものとして定着させ、安心して働くことのできる社会づくりをめざすことを意味しています》

     11年9月、金属機械の2つの労組が統合してできた新組織「JAM」結成前の4年に統合に伴う話し合いの中で掲げられた理念のひとつだ。

     雇用環境が悪化するいま、「安心して働ける社会」は働く者がもっとも必要とすることだろう。

     今月26日の第173臨時国会召集に対し、連合は27日に発表した談話の中で雇用問題に触れ、「安全と安心の社会を取り戻すためのあらゆる施策に積極的に協力する」などとした。

     脱線事故後にJR西が設置した外部有識者会議で委員を務めた関大教授の安部誠治(57)は「経営陣は経済性を重視したがるが、公共交通機関として安全性は欠かせない。事故前のJR西は明らかに前者に傾いていた」と指摘。「だからこそ労組は企業内唯一のチェック者という自覚を持ち、安全への提言を続けなければならない」という。

     17年前に掲げられた労組統合の理念と、安部の指摘は、内容も、置かれた状況も異なるが、共通点がある。それは「安全」や「安心」をすべての基本に置く、という考え方だ。

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  • from: 21世紀さん

    2009年10月30日 23時30分54秒

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    「Re:【働く 暮らしを守る】」
    (4)過労死 遺族の長い闘い
    2009.10.30 00:34

     昨年1月、変わりはてた長男=当時(23)=と警察署の遺体安置室で対面した大阪府八尾市の母親(59)は検視で判明した事実を聞かされ耳を疑った。「怖がりな子だったのにどうして」。電気コードとLANケーブルで2度首をつった跡がある。1度失敗すれば恐怖でためらうはずだ。遺書には署名、指印と「自分の意志で逝きます」という走り書きがあった。

     大卒の新入社員として東京勤務を始めて10カ月。自殺前日には電話で「仕事がやばい」と打ち明けられた。「上司に相談する」「できないと言う」「退職を考える」。母親は繰り返し忠告したが、長男は死へと突き進んだ。

     寮から荷物を引き払うため会社を訪れると、担当者は一刻も早く縁を切りたいという態度。同僚が企画した追悼会を開くことも認めない。会社側の配慮はひとかけらもなかった。

     長男の同僚らと会い、手紙やメールをやりとりし分かったこともある。寮に帰る時間がなく宿泊用の荷物を持ち歩くほどだったのに、月10時間以上の残業は申告するなと命じられていた。死の約1週間前、上司に涙をみせた。体は痩せ細っていたという。
    今年3月、労災を申請したが、9月に出た結果は不認定。鬱(うつ)病を発症していたが業務が原因ではないとされた。母親は言う。「本人が弱いから死んだと思われるのは悔しい。一生懸命働いて死んだという尊厳を取り戻したい」

         ◇

     「karoshi」

     今でこそ英語でも通用するほど有名になった言葉だが、大阪府堺市を拠点に全国で労働裁判を手がける弁護士の松丸正(63)によると、ルーツは昭和57年に大阪の医師らが出版した「過労死」(労働出版社)だった。

     従前の呼び方は「急性死」。個人の病状ではなく、背景にある労働実態を問題にすべきだという点で、過労死に表現が変わった意義は大きい。ただ、その数は一向に減っていないのが現状だ。

     厚生労働省の統計では、過労が原因で鬱病などの精神疾患にかかり労災認定された自殺者(未遂を含む)は、平成20年度で66人と過去2番目に多かった。脳・心臓疾患で死亡し、認定された人は158人。いずれも高止まりが続く。

     しかもこの数字は氷山の一角だ。認定者以外にどれだけ過労死しているか、正確には分からない。一説には1万人以上という推計もある。

     労働基準監督署で認められないと、労災審査官への審査請求、労働保険審査会に対する再審査請求と進み、なおも覆らなければ行政訴訟になる。最高裁まで行けば10年以上かかるケースも珍しくない。

     遺族にとってもよほどの決意がなければ高いハードルとなり、手続きが複雑な労災認定をあきらめる遺族は多い。

          ◇

     今月19日夜、大阪市阿倍野区の弁護士事務所で開かれた「大阪過労死を考える家族の会」の例会で、出席したある遺族が悩みを漏らした。

     「過重労働があったのは間違いないけど、上司のパワハラはもっとひどかった。ただ、正直に証言してくれる同僚がいない」

     会社の業務で死に至ったという当然の「真実」を事実と証明するには、同僚や上司の証言、出退勤を記録するタイムカードなどの客観的な証拠を、遺族自身が集めねばならない。

     それは実に辛い作業だ。懸命に働いた家族を助けられなかった悔恨の念にさらされ、一方で周囲の人間の冷たさを知る。
    労災認定までに、家族を失った悲しみと同じだけ、あるいはそれ以上の苦しみを味わうことにもなる。

     大阪家族の会には遺族ら70人、弁護士、労働組合のメンバーなどの支援者30人の計100人が登録し、月に1度の例会では遺族の近況報告に時間が割かれ、それぞれの体験をもとにした助言が交わされている。

     この日の例会で、悩みを漏らした遺族に対し、8年に夫を過労自殺で亡くした全国家族の会代表の寺西笑子(60)がこう応じた。

     「当時の本人の様子をよく思い出すこと。過労自殺の場合は、必ず会社の裏切り行為があるから」

     辛いことを求めているようにも聞こえるだろう。寺西自身も、その苦しみを知っているはずだ。それでもなお、寺西はアドバイスをしなければならない理由があると思っている。

     「仕事のせい、会社のせいと主張しながら、遺族は必ず自分を責めて一生を過ごす。私たちは二度と犠牲者を出したくないんです」(敬称略)

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  • from: 21世紀さん

    2009年10月30日 07時12分57秒

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    「Re:【静かな有事】」
     ■  ■  ■

     「えっ、3匹?」

     昨年3月、自宅近くの産婦人科を訪れた東京都の会社員、鈴木守さん(33)=仮名=は言葉を失った。結婚から1年。子供を望んだが、なかなか妊娠にたどり着かない。検査を受けた結果、3歳年下の妻には問題はなく、鈴木さんの精子に異常が見つかった。

     鈴木さん夫妻だけでなく精子の異常で悩むカップルは多い。こうしたケースは、ほとんどが顕微授精に頼ることになる。ところが、1回約40万円の費用には保険がきかない。鈴木さん夫婦は1年半で9回実施し、ようやく妊娠した。総費用は300万円を超え、夫婦でコツコツためた預金は底をついた。
    「金銭的な負担に加え、妻は排卵日近くに病院へ通わなければならず、その度に仕事を休まなければならなかったことも大変だった」と振り返る。

     「晩婚化の影響が大きい。年齢が高くなるにつれて卵子も年を取り、受精しにくくなる」。こう語るのは山王病院院長の堤治医師だ。1年間避妊しなくても妊娠しない「不妊症」カップルは現在7組に1組と説明する。

     不妊治療への国の助成は年間30万円(1回15万円を2回)。夫婦合計で730万円の所得制限もある。300万円以上かかった鈴木さん夫婦のようなケースでは焼け石に水だ。

     不妊治療を受けた患者は年間推計約47万人(14年)。堤氏は「不妊治療を保険適用すれば出生数は確実に増える」と明言する。だが財源問題でこれまでなかなか実現してこなかった。民主党もマニフェストに「効果が明らかな不妊治療には医療保険の適用を検討する」と明記したが、具体化の動きは見えない。

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  • from: 21世紀さん

    2009年10月30日 07時11分22秒

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    「Re:【静かな有事】」
    第2部高きハードル(3)「性」の危機、遅れる対応
    2009.10.29 22:29

    「草食系男子」という言葉がはやって久しい。誠実で優しいが、恋愛には消極的な男性を指す。女性との交際が苦手で、「晩婚化に拍車をかけている」との社会学者の指摘もある。

     いま、日本人の「性」を取り巻く環境は極めて深刻だ。

     「少子化問題が話題に上ると、常々、性交回数の少なさも原因として考えられるのではないかと、気になっていた」

     日本家族計画協会クリニック所長で産婦人科医の北村邦夫医師はこう語る。

     厚生労働省の「第4回男女の生活と意識に関する調査」(平成20年9月)のデータを北村氏が詳細に分析した結果、1カ月以上性交をしていない夫婦は36・5%。16年の第2回調査の31・9%から5ポイント近くも増えている。

     イギリスのコンドームメーカーの各国調査(2005年)では、日本人の1年間の性交頻度は45回と世界最低。世界平均103回の半分以下だった。

     出生数減に悩む日本にとって、「性」をめぐる危機は、隠れた“もう1つ”の少子化問題なのである。

     なぜ日本人は性交に消極的なのだろうか。男女ともに「仕事で疲れている」「出産後何となく」「面倒くさい」が上位を占める=グラフ。ゆとりなき暮らしぶりも感じ取れる。

     一部の専門家は「不倫や風俗なども含めると日本人の性交回数は少なくない」と解説する。だが、夫婦の性交頻度の低さが妊娠機会を低下させていることも否定できない。
    子供をつくるかどうかは極めてプライベートな問題だ。戦前の「産めよ殖(ふ)やせよ」の如く、政府が口出しすることはありえない。

     ただ、北村氏は「セックスレス夫婦は異性とのコミュニケーション能力が低い傾向がある。男女のコミュニケーション技術を向上させることが、少子化脱却への近道」と提唱する。

      ■  ■  ■

     さらに衝撃的な研究データがある。日本人男性の精子が少ないというのだ。

     18年に発表された国際共同研究。日本、デンマーク、フランス、スコットランド、フィンランドの5カ国における妻が妊娠中の男性の精子数を年齢、季節、禁欲期間など一定条件下で比較したところ、日本が最も少なかった。トップのフィンランドのわずか「3分の2」だ。

     研究結果を発表した国際医療福祉大大学院の岩本晃明教授は、「人種や食物、生活習慣に加え、環境ホルモンの影響も考えられるが、はっきりは分かっていない」と説明する。

     条件を統一しての国際比較研究はこれ以外になく、国からの研究費補助がないため継続調査もままならない。日本人の精子数が減ってきているのか、少子化の要因になっているのかはつかめていない。

     「不妊治療は精子が1匹でも採取できれば授精可能。このため日本では国際比較が可能な精子研究が非常に遅れている」。岩本氏は危機感を募らせる。

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  • from: 21世紀さん

    2009年10月30日 07時06分15秒

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    「Re:【静かな有事】」
     国立社会保障・人口問題研究所の佐藤龍三郎国際関係部長は出生率1・5を境に「緩少子化国」と「超少子化国」に分かれると定義し、両グループに婚外出生率の差があると分析する。

     フランスなどの緩少子化国は結婚にかかわらず「カップル文化」が強固で、同棲カップルの婚外子も多い。一方、日本など超少子化国は家族主義が強固で、結婚率の低下がそのまま地滑り的に出生率低下をもたらしている。佐藤氏は「超少子化国では、性や生殖に対するネガティブな文化背景が横たわっているのではないか」と推測する。

     ただ、多様な形のカップルを法的に認めるとなれば結婚観だけでなく、日本の伝統的な「家族」や道徳観までもが崩れかねない。婚外子への支援制度の整備と単純に並べて語ることのできない問題がある。
    ■  ■  ■

     生まれてきた大切な命を救い、育てていく取り組みも模索が続く。

     熊本市の中心街から西へ約2キロの住宅街にある慈恵病院。婚外子などの理由で親が育てられない乳幼児を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」(正式名・こうのとりのゆりかご)は、病院裏手の人気のない職員通用口の隣に設置されている。

     ドイツ国内で約80カ所設置されている「ベビークラッペ(赤ちゃんの扉)」を参考にした。県の児童相談所が引き取り、乳児院などで育てられる。同病院の蓮田太二理事長は「捨てられて命を落とす赤ちゃんや中絶せざるを得ない母親を『ゆりかご』で救いたかった」と説明する。市の集計によると、19年5月10日の利用開始から今年3月末までに42人が預けられた。

     もちろん批判も多い。計画が浮上した19年2月、安倍晋三首相(当時)は「対応施設もあるのに匿名で子供を置いていけるものを作るのに大変抵抗を感じる」と不快感を示した。ポスト設置から2年半。慈恵病院に続く施設はない。

     厚生労働省の調査では、里親に預けられたり、児童養護施設に入所する子供数が47年ぶりに4万人(20年2月現在)を超えた。

     一方、週末や長期休暇に限定して家庭で預かる「週末里親」「季節里親」といった試みも広がっている。里親希望者の「入り口」として注目を集める。東京都では約500人が週末里親に登録し、昨年度は延べ918人の子供が利用した。ただ、知名度不足もあって登録者は増えていない。

     救える命をどう大切に育てていくのか。超少子化国に陥った日本にとって、真正面から向き合うテーマとなりつつある。

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