「Re:【取手駅無差別襲撃】」
斎藤容疑者「不特定多数の人が集まると思い駅に行った」
2010.12.18 09:20

このニュースのトピックス：殺人・殺人未遂

　茨城県取手市のＪＲ取手駅前の路線バス襲撃事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された無職、斎藤勇太容疑者（２７）＝同県守谷市＝が「不特定多数の人が集まると思い、駅に行った」と供述していることが１８日、捜査関係者への取材で分かった。また、斎藤容疑者は、線路を挟んで現場とは反対側にある県立高校を卒業しており、県警は通勤・通学で駅が混雑する時間帯を把握した上で乗客らを無差別に襲撃した可能性もあるとみて調べている。

　県警によると、駅西口に停車中の関東鉄道バスで、江戸川学園取手中学・高校（同市）の生徒らが刃物で切りつけたり殴られたりして１４人が重軽傷を負ったのは１７日午前７時４０分ごろ。

　学園側によると、ちょうど学園行きバスの出発時刻で、毎日４０〜５０人が乗車し満員状態という。このため交通整理や生徒の安全確認で教員が必ず付き添っており、この日はベテランの女性教員がバスの外に立っていた。