今審議に入ろうとしている安保法制は、現行の平和憲法のもとではどだい無理な集団的自衛権行使を何とか屁理屈を付けてやれるようにしようとする法制なのだ。
　だから、国民には理解しにくい屁理屈の迷路になり、政府はこれを「決めつけ」と「質疑に対する答弁をわざとすれ違わせること」「見え透いたうそを平気でつくこと」この三つの作戦で審議時間を潰し、審議には十分時間を掛けたからと、審議打ち切りの動議を出して、強行採決に持ち込むという戦略で押し切ってしまおうという魂胆なのだ。
　何でそんなことやるのか、その理由は三つある　
１祖父岸信介の悲願であった憲法改定をどうしてもやりたい
２自分が日本を戦争がやれる国にして、歴史に名を残したい
３アメリカのご機嫌をとりたい
　それが出来るのは与党が多数を取っている今がベストタイムリ－であると思っているのである。
　これを阻止するのは、今のままでは絶対に無理である。これを阻止為し得る条件は、
１世論調査の阿倍内閣支持率を２０％台に落とすこと
２世論調査で安保法制ＮＯの数値を出すように努力すること
３安保法制絶対反対の国民あげての大運動を起こすこと
　これしかあるまい
　村上新八