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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年05月30日 07時34分02秒

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    拉致問題でまた北朝鮮に騙される

     政府は。先のスエ-デンての日朝政府間交渉で、北朝鮮の拉致問題の前面調査の開始と、それに応じた北朝鮮に対する制裁の一部解除を決めた。
     北朝鮮は、食糧難の解消と、このところ厳しくなってきている孤立化の緩和に役立てたいという思惑があるのであろう。
     また、阿倍としては、中韓との外交断絶状態のなかで、これまで経験してきた北朝鮮の拉致問題で東アジア外交面での点数を稼いでおきたいところなのであろう。
     しかし、拉致問題では、北朝鮮には何度も裏切られてきたし、今度こそ大丈夫だという保証は何もないのである。
     拉致問題について、調査委員会を立ち上げて、全面的に再調査します、と言っても、日本側から一人も参加するわけでもなく、ただ口先だけで適当に濁されるだけになるのではないか。
     大体、拉致してきた日本人は、そのまま街に放り出すことはありえず、言葉や思想の教育をして、それぞれ一定の仕事を課し、住いを指定して、詳細に、個人別の追跡監督をしているはずだから、改めて調査するまでもないはずである。
     だから、再調査などは嘘っぱちである。
     そんなことも分からないから、北朝鮮にまんまと騙されるのだ。
     村上新八






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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年05月20日 09時04分02秒

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    小細工が過ぎる集団的自衛権 (4)

    5集団的自衛権で抑制力が強くなるか?
     阿倍は、現在でーは自国だで自国を防衛ができる国はない、集団的自衛が必要だという。
     集団的自衛権が行使できるようになれば、どうして抑止力が強くなるのか、その説明は何もない。
     アメリカは日本の防衛のためよりも、世界戦略の一環として、アジアに睨みを利かすために日本に駐留しているのだが、それが日本を防衛するためであるとしても、日本の自衛隊と共同して日本の防衛に当たることになっているのだから、はじめから日本飲む防衛に冠しては、集団的自衛体制が安保条約で出来ているのである。
     そのアメリカの日本駐留軍が攻撃されるのは、日本に対する攻撃だから、安保協定に従って、日本が攻撃することは出来るのである。
     だから、日本を防衛するためには、改めて集団的自衛権の設定は必要はないのである。抑制力強化にはならないからである。
     それにも拘わらず、集団的自衛権行使を認めようとするのは、日本防衛に関係なく、アメリカが戦争するときは日本も手伝うよということにするためなのだ。
     この点を阿倍は隠して、誤魔化している。





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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年05月19日 08時27分15秒

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    小細工がすぎる集団的自衛権 (3)

     
    4事例が苦し紛れだ
     集団的自衛権行使が必要な事例として出しているものがいかにも苦し紛れである。
     万一の場合、韓国に滞在している邦人を米国の船が護送している場合の警護に自衛隊が必要という事例を挙げいてる。が
    このような場合は、日本人が乗っている船舶だから、日本の海上保安庁の警備艇で充分である。
     それに、そんなことは一寸考えられない事例でもある。
     よほど頭をひねくって考えたのであろうが、お粗末であるというよりも、そんなことが必要になるような事例がないということなのであろう。
     
     また、米国を狙う長距離ミサイルを打ち落とす事例もあげられているが、米国を狙うのかどうかが分かるのだろうか。
     アメリカの迎撃ミサイル巡洋艦も配備されているし、何百分の一を争う作業であるから、日本艦がうちでやりますなどと米艦に連絡して承諾を得る時間もないはずである。
     こういナンセンスな事例を出すセンスが疑われる。

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年05月18日 08時45分58秒

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    小手先細工がすぎる集団的自衛権 (2)

    3集団的自衛の片面だけしか言わない阿倍表明
     阿倍の表明は20分くらいであったと思うが、そのなかで「国民の安全と生命を護るため」という言葉を再三再四繰り返し、しつこく述べている。
     これは、丁度、制約会社の営業マンが新薬のを説明するのに、効能だけ説明して、副作用を説明しないのよりも遥かにひどいインチキ説明である。
     いかにも、国民皆さんの命を護るためですよというが、集団的自衛権行使は、攻撃されている他国を支援するためであって、それによって自衛隊員の命が奪われたり、負傷したりするかも知れないが、そのようなリスクはあっても、自国民の生命、安全とは直接には関係ないのである。
     それが回りまわって間接的には関係するかも知れないが、その距離は遠いのだ。
     それをきちんと説明せずに、その行動とは全く迂遠な国民の生命、安全を強調するのは、詐欺師顔負けの口上である。
     国民はこういうインチキ説明とそのねらいの本質を見抜かねばならない。

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年05月17日 07時32分27秒

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    小手先細工が過ぎる集団的自衛権 (1)

     阿倍は自ら選んだサクラ委員で構成された安保法制懇の答申に基づいて「集団的自衛権」の構想を表明した。
     これが立憲主義を破壊する行為であり、平和憲法を勝手な解釈で葬り去る暴挙であることは、新聞各紙の報道するところであるから、ここで触れようとは思わない。
     ここで触れるのは、皆が気が付いていない、阿倍の構想表明の裏側のからくり、小手先細工についてである。
     ただし、これは筆者の想像であって、それが正しいかどうかは、読者の判断に任せる。
     その小細工は五つある。
    1表明の際の説明パネル
     首相がこの種の記者会見での表明の際にパネルを使うのは初めてである。が、そのパネルの右側に、乳児を抱き、幼児が傍らにいる大きな挿絵が描かれていた。これは阿倍が、その挿絵の構想からサイズまで細かく指示して書かせたもので、阿倍快心の構図であるという。彼はこの挿絵をみたら、心にズンと響くはずと考えた苦心作なのである。
     これが、集団的自衛権の必要性を大衆に訴えんがための小手先細工の一つである。
    2安保法制懇の提案を一部採用しない演技をやった
     安保法制懇では、湾岸戦争やイラク、アフガン戦争などにも自衛隊が出動すべしという提案をしているが、阿倍はこれの採用を拒否した。これは阿倍の演出であると思う。
     国民は、集団的自衛権の行使が容認されたら、日本は戦争をする国になるみことを恐れている。この心配を払拭するための芝居なのだ。
     そのために、阿倍は安保法制懇に、無制限の自衛隊出動をわざわざ提案するように指示しておいて、その一部を拒否することによって、集団的自衛権の行使は、こんなにぎりぎりに制限しているのですよ、と国民に訴えるための芝居をうったのである。あとは自由に広げられるとの下心が隠れされているのだ。
     










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