ふとしたときに自分が物語の悪役だと気が付いたアシュフォード。
幼馴染には本性を知られているものの、それ以外には恐れられているアシュフォード。
意外と領地で市井には昔から交流があったために良い人だと思われてます。
逆に近くにいるはずの屋敷内で働いている人からしたら冷徹公爵だと思われていて。
物語通りシルヴァールを娶って、最初は演技をし続けるつもりだったが、酷いことは言えず即バレすることに。
結局シルヴァールにアシュフォード（前世のことは抜きにして）の事情を説明して協力してもらうことに。
シルヴァールはアシュフォードに娶ってもらわなければ、ろくでもない未来が待っていたので、喜んで協力します。
むしろアシュフォードが想像以上というか良い意味で予想を裏切る良い人だったので、次第に好意を抱いていきます。
シルヴァールも恵まれた人生ではなかったけど、悲観的にならず強かに生きてきただけあって、見た目は儚げでも芯はしっかりしてる美人って感じです。
アシュフォードは自分のことを過小評価してるし見た目も悪いと思ってるけど、周りが派手めな美人とかがいるからそう思えてしまうだけで、顔は整っているし、能力も優れています。
ただ幼少期から虐げられて育てられた期間が長かったので自己肯定感が低めなんですよね。
物語ではシルヴァールと甥のジークフリードが結ばれる話だったので、２人が結ばれたら自分はその後スローライフでも送れたらいいなって思ってたのに。
シルヴァールが相手かなと思ったけど、まさかのジークもお相手で、攻めが２人になります。
意外にジークが天然攻めっていう珍しいタイプなのが面白かったですね。
３人のバランスがとても良くて、みんなで幸せになって！って思います。
初夜も優しくてアシュフォードを思い遣ってて良き！