「そばかす騎士は溺愛される」の宰相と騎士（前作攻めの弟）の話。
レイモンドは抱かれたい方なんだけど、体格が良くて周りからは抱く方に思われてしまうから半ば諦め気味。
初っ端からもう２人は身体の関係だから、ここから進展していく話なのかと思いきやそこから二人の親交が深まるところまで遡ります。
想像以上に年月かかってるね！
ここから数年って宰相はだいぶ慎重だったんだなって思う。
しばらく会えなかったら会いに行くぐらいはするのに。
レイモンドは宰相マーヴィンに片想いしてるんだけど、マーヴィンには他に好きな人がいると思ってるから自分が結ばれるだなんて思ってません。
読者からしたらマーヴィンがレイモンドを好きなんだろうことはわかるんですけどね。
マーヴィンの方が身体の関係持った時点でレイモンドと付き合ってるつもりになってるとは思わなかった。
レイモンドは抱かれる人は可愛い人っていうイメージで、自分はそれからほど遠いって思ってるけど。
兄がレイモンドに手を出すかもしれない奴らをあらかじめ封じてたから、レイモンドを抱きたいと思う人がいてもそう迫られることはなかっただけでレイモンドはモテモテだったわけです。
見た目は確かに可愛いっていうより綺麗で、中身は可愛いっていうのが周りの評価ですかね。

小人族のタークが巨人族の王の第３王妃になる話。
神託で決まったことなので王が好みでタークをよこせと言ったわけではありません。
小人族のドワフ国では王子で嫁ぐことになったタークですが、実は前世３回分の記憶があるのでとても落ち着いています。
人生経験が違いますからね。
とはいえ相手が巨人族なので夜の相手は大変です。
身長差２メートルとか死ぬだろと思いましたね（笑
ファンタジーだからなんとかなったけども、実際だったら絶対無理だ。
第３王妃なので王様の相手は他にも２人いるわけですが、２人共良い人です。
今まで流れでなんとなく王妃を相手していた王がタークに出会い色々教えてもらってきちんと心を通わせて愛し合うようになります。
私としては受けが複数に愛されるのはいいけど、攻めには受けが唯一でいてほしかったりするんですが、こういうのならありかなって思えました。
小人族だからこそ余計に王様を受け入れるのは大変だけど、他２人からしても事前に夜の相手をするっていう準備をしていないと受け入れられないぐらい王様凄いから・・・。
王様は巨人族ですが、第１王妃はエルフだし、第２王妃は半獣人ですからね。
体格差はあるのです。
第１王妃は綺麗な美人さんで、第２王妃はわんぱく少年な感じ。
３人の関係は良好です。
タークにとっての忘却の魔法はえげつないなと。
前世の記憶があっての今のタークでしたからね。
なかったらこんなにも幼いのかと。
それでも見放さない王様は愛よね。
記憶を失くす前は第三妃としての立場を思って行動しているだけで、そこに愛がどうとかそういうのはなさそうだったけど、忘却したことでその壁がなくなりガリウスに唯一として愛されたいと思うようになります。
タークにとってガリウスが一番なんだろうけど、セフェムは最初無理矢理だったものの良い番になったかなって感じですね。
どちらか１人ついていれば安心ですし。
あ、というわけでタークにもお相手が二人います。

昨日最新話でしたが、それはまだ見れていません。
さらにその前も伊吹回の綾野さんの演技も素晴らしかったし、前回の麦ちゃんを絶対助ける！っていう二人の必死さとか凄い良かったです。
良いバディものですね。
腐女子ですが、見ているときは一応そういう気持ちで見ているわけではありません。
二次創作結構上がってますけどね。
ドラマとかのって二次創作読んでしっくりくるのがなかなかね。
ただ良いバディの見るとテンション上がります！

アニメイト行って、予約していたドラマＣＤを買いました。
欲しいものだったから金額とか気にしてなかったんだけど、会計したら１万越えててビックリした（笑
高っ！と思いつつぬるっと払ったりして。
財布にお金足してなかったら足りなかったかもしれない。
９月もまた予約してるＣＤあるし、お金かかっちゃうなぁ。

大学院生の真咲は目が覚めたら見知らぬ森の中にいて魔獣に襲われて瀕死の重傷を負ってしまう。
それを助けてくれたのが領主のイザーク。
最初は自分の領地で死人を出すのは嫌だから助けるんだって感じだったけど、結果すぐマサキのこと好きになりました。
溺愛タグ入ってないのが不思議なぐらい溺愛です。
異世界転移したもののもう家族もいないし、特別親しい人がいるわけでもないからマサキは特に未練はないです。
だからその分すんなり異世界に馴染んだんだろうなって思います。
魔法が存在する世界ではありますが、マサキは少ししか使えないし、力もあるわけではないのでチートってわけでは全然ないです。
ただ薬学を学んでいたのでその点を活かしたり、手先は器用なので色々作ったりはします。
イザークが溺愛してるからそんな拗れることはないですね。
ちょっと勘違いしたりした部分はあるけど、そんな引っ張ることはないし。
途中悲しいシーンもあるし、二人に乗り越えなければならない壁もあったりするけどもハッピーエンドです！

神父の祖父と２人で暮らしているオメガのシモンはオメガの特徴的な美貌も匂いもなく、発情期だけがくる出来損ないだと思っていて、祖父は病に倒れて仕事ができないし、抑制剤の薬代はかかるしで貧困に悩んでいた。
そんなときに教会で雨宿りしていた少年を助けてから交流を深めていって愛し合うように・・・な話です。
シモンは村で遠巻きにされているものの日常的に暴力を受けているわけではないし暴言を吐かれることも後半の一時しかないんですが、それでも最初から最後まで読んでて早く幸せになって！と思いながら読んでました。
救いなのはシモンに助けられてからのジルはすぐ懐いたし、シモンを愛するまでが早かったのでそれからずっとその愛情があるのが救いでしたね。
ざっくりではあるけど、最後の最後にその後が描かれているのが良かったです。
幸せになったんだなってわかったからね！

朝陽がプロポーズされた次の日に、プロポーズをしてくれた隼士が事故で朝陽のことだけを忘れてしまう。
隼士の将来を思って、これを機に朝陽は友達の関係に戻ろうとするっていう話です。
あらすじだけで切なそうだなって思って読んだけど、長くないし中身もそんなに重くないです。
なんせ記憶失ったものの隼士が朝陽のことすぐ好きになってるもの。
胃袋掴んでるのも大きいし、なにより一緒にいて一番居心地よかったらそりゃあね。
あらすじが好みなら楽しめると思うけど、切なさを期待するとちょっと物足りないかもしれません。
でも読んでて悲しくなり過ぎないのはいいですね。

辺境伯×神獣。
神獣っていうと敬うべき存在なイメージあるけど、この作品では契約しないと人の姿を保てないし、それなりに存在しているから貴重な存在ではないみたい。
能力によってはめちゃくちゃ重宝されるけども。
そんなわけで主人公の神獣は落ちこぼれのたいして能力のない神獣で、その能力を主に知られては折檻されたり契約破棄されたりで、そんなときに辺境伯のラトラに会います。
で、ラトラは一目見て神獣のルイエを気に入って契約します。
ラトラはルイエにいてくれるだけでいいって言うけども、優しくしてくれるラトラの役に立ちたいルイエ。
能力的に使い処がないとはあまり思えないんだけど、他の神獣がよっぽど凄いのかなって思う。
ルイエは可愛がりたくなるキャラなので、ラトラだけではなく使用人たちからも愛されるんでしょうね。
読んでてルイエが自分の尻尾を抱き込む描写がちょいちょい入るんですが、それを想像するだけで可愛い！って思えますし。
ラトラは愛想が良いわけではないけど、ルイエに対しては常に優しいし、傍にいてくれるだけでいいっていうのが伝わってくるのがよかったです。

見事なラブコメでした！
めちゃくちゃ面白かったです。
今までで一番笑ったなろう作品かもしれません。
オメガバースの世界で運命の番がおっさんだなんて嫌だって最初は逃げたけど、おっさん（佐藤）に押しかけられて一緒に過ごしているうちに好きになって。
佐藤の方は最初から惹かれてたんですけどね。
プロポーズされて受け入れたものの就職して間もないのに妊娠して休職ってなったら職場に申し訳ないし、子供の養育費とか生活費とかお金の心配して結婚を先延ばしにしてみたり。
佐藤を工事現場のおっさんだと思ってますからね。
工事現場で怪我したら仕事できないし、この先どれだけ仕事できるかわからないから自分が頑張らねばと千歳は思ったわけなんですが。
実は佐藤は大手の社長なのでそんな心配する必要はないんですけど、チトセの勘違いは加速していきます（笑
普通ＢＬの勘違いとかって切ない感じになること多いけど、これはラブコメなんでそういうすれ違いではないです。
すれ違うっていうか千歳の斜め上な勘違いが読んでいてとても楽しかったです。
佐藤としても今まで出会ったオメガが自分の財産目的ばかりでうんざりしてたから、千歳が勘違いして自分が養うってなってるの知ってもっと千歳のことが好きになります。
っていうか読んでるこっちとしても勘違いしたうえに千歳が佐藤を好きだっていう気持ちが溢れているのでＢＬとしてもよかったです。
明るい気分にしかならない作品なのでオススメです！

不眠症でワーカーホリックなアレンが、初対面のローグにもたれてぐっすり眠れてしまった。
それを上司に知られてローグに眠れるように協力してもらうようことに。
アレンは医者である自分に価値があると思っていて、医者でなければ自分なんて存在する意味が・・・な感じではありますが普段は自信なさげな様子っていうわけではないです。
一生懸命に立派に医者をやってるし、同僚には頼られてるし市民には慕われてるぐらい。
でも幼少期の過去のせいでどうしても自分の価値が見出せないから医者になったってほどで。
義理の両親からは愛情注がれてるんですけどね。
それでも過去のことってどうしようもないから・・・。
それを温かい広い心と大きな体で抱きしめて癒してくれるのがローグ！
自分の前でだけ安心して眠ってくれるアレンをどんどん甘やかしたくなってくるローグ。
ローグの側にいると安心してぐっすり眠ることができるし、狭い部屋で一緒にいても苦にならないしどんどん好きになっていくアレン。
でもアレンはずっとローグに頼っていては解決にならないと思ってしまって距離を置いたり・・・。
ローグはアレンに傍にいて甘やかしたい存在でずっと一緒にいたいと思ってるのに、アレンは自立しようとするのがもどかしくて。
そんな二人がお互い惹かれ合っていくっていうかとっくにお互い惹かれ合ってはいるけど、アレンが素直に甘えられるようになるまでを見るのがとても楽しかったです。
アレンのためなら手間のかかる料理だって面倒だとは思わないし、望んだことは全て叶えてあげたいと思うローグの気持ちが本当にアレンに伝わったとき、愛したい愛されていいんだっていうのが最高でした。
自分の存在価値についてはふわふわしているもののエッチに関しては最初からアレンが積極的で自分から誘ったりしてるのもまたいいなって。