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  • from: さん

    2025/11/01 01:05:33

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    【艦艇 潜水艦】Xクラフト X級潜水艦 1/144 タカラ 世界の艦船

    Xクラフトは、イギリスの小型潜水艦。X-3から始まります。排水量は30トンほどです。
    試験艦2隻ののち、X-5型が6艦(X5-X10 )配備されました。各艦は非公式な愛称を持っていたようです。二つのサイドカーゴに計4トンの時限爆薬を携行し,大型船の直下に設置,時間までに脱出する、というなかなかスリリングな運用を目的としていました。Xクラフトは乾舷浅く基本的に浸水リスクが大きかったようです。また、爆薬設置後は、短時間で浮力調整を行わないと大きく浮上して発見されます。乾舷が浅いのでバラスト調整に失敗すると沈没してしまいます。これが損失が多くなった原因と考えられます。

     最初は、1943年9月のソース作戦に参加しました。連合国の当時の懸案であるドイツの戦艦テルビッツが潜むノルウェーのフィヨルド入り口に派遣されました。2隻が曳航中の事故で損失、X6、X7ないしX5のXクラフトは時限爆弾をティルビッツの下に設置することができました。Xクラフトは自沈等で全て失われましたが、ティルビッツが浮き上がるほどの衝撃を与え、半年以上にわたって行動不能にできたそうです。後にティルビッツは執拗な爆撃作戦の末,翌年12月にカテキズム作戦でアブロランカスターカの空爆で横転撃沈されました。

     その後、X-20型6隻と練習艇XT6隻で再編成、ガイダンス作戦で浮ドックを沈め、オーバーロード作戦の調査や誘導などを行ったようです。

    後継のXE型潜水艦は、東南アジアに派遣され、シンガポールで重巡高雄を着底させ、日本の海底ケーブル切断工作を行ったそうです。


    うまく航行すれば1,900kmくらいは行動できたというキチンとした潜水艦です。両舷のふくらみが 2 トン ×2 アマトール時限爆弾です。設置後は身軽になりそうなんですが、帰投中に見つかって放棄されてしまうようです。


    可倒式のシュノーケルとあとは通信アンテナ?スコープもついてるそうです。本当は中央突起の上部から前方にガードがあるので、小さい突起がスコープかもしれません。



    シュノーケルと思しき管は結構複雑な形状をしているようです。
    かなりこんもりとした搭載物(サイドカーゴ)です。








    最大でも1.7mほどの幅、高さです。いかに小さいかを想像してみると分かります。波があると、、、怖いですよね。


    吃水が深く乾舷が浅いので、ちょっと浸水すると沈んじゃうのかもしれません。爆弾を設置すると軽くなりすぎて沈めないのかもしれません。敵中で慌ててると失敗して沈没するのかもしれません。デイビス潜水脱出装置(今のダイビング装備)も搭載していたようです。




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