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  • from: さん

    2025/11/01 11:38:28

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    【艦艇 潜水艦】特殊潜航艇 海龍 (特攻兵器) 1/144 タカラ 世界の艦船

    大日本帝国海軍は、港湾防衛と敵艦攻撃を目的とした甲標的型特殊潜航艇の後継艦として「かいりゅう」を開発しました。イギリスのX-CraftやイタリアのMaiale(ドイツのMurderではなく)とコンセプトは類似していましたが、「海龍」は小型潜水雷撃艦として設計されました。

     本艦は昇降翼とジョイスティック式の操縦装置を備え、良好な操縦性を発揮し、比較的迅速な潜航(5秒程度と伝えられる)を可能にしました。武装は、両舷に配置された2基の外部魚雷発射管でした。ただし、西洋の小型艇は座席に座ることが前提でしたが、日本では寝そべって操縦しました。よく言えば、スポーティでした。しかし、電動モーターの出力限界と外部搭載魚雷による抗力のため、完全武装時の潜航速度は約3ノットに大幅に制限されました。実体としては、動いている船には追いつけなかったようです。

     戦況の悪化に伴い、「海龍」の役割は根本的に変化しました。資材不足と戦術上の必要性から、魚雷はしばしば省略され、代わりに量産された約240隻の大半は特攻兵器(トッコー)として配備されました。体当たり攻撃用に艦首に600kgの炸薬を搭載できるよう改造されました。

     厳しい訓練中に多くの戦死者が出たにもかかわらず、「海龍」の実戦投入はごく限られていました。一部の部隊は沖縄などの島嶼部に向けて防衛出撃を行いましたが、敵目標への攻撃成功の記録はなく、終戦までに大半は地上で破壊されるか自沈しました。

    江田島海自学校に、試作3号艇は内部が見られるような状態で屋外展示保存されているようです。
    大和ミュージアムに後期量産型が屋内展示されています。



    艦体も搭乗員が寝そべって操作するので十分スリムで高速そうに見えますが,結局は搭載できるエンジンが航空機同様低出力で、停泊中の敵を狙うしかないという、最終決戦兵器も、かなりの最終でないと使い用がないという、決戦兵器になってしまったようです。



    終戦後のアメリカの調査では、出来も悪く、設計の構想が雑で、性能不足や居住性劣悪などで使い用がない兵器、とされたようです。


    本来は魚雷を退行して帰還する運用のはずが、資材不足で出力不足で自爆兵器になってしまい、それでもなお止まってる敵に対してしか使えない。性能が良ければ特攻で多くの徴用兵が犠牲になっていたところでした。














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