「１１年０７月２０日Wednesday」
７月２０日である。朝起きて、自分の中ではそういう認識でしかなかった。単なる水曜日、そういう考えである。なぜあえてこういう書き方をするかというと、今日が自分の誕生日であったという自覚が薄れていたからである。確かに昨日の夜、合唱があるからと前祝で寿司を食った。今朝だって親から、おめでとうを言われた。しかし電車内で寝て、一切がリセットされて、郡山駅に降りたらいつも通りの水曜日。誕生日おめでとうみたいなメールも来ず、ますます自覚がない。
しかし練習が終わって、こう団員が残って話しているときに、不意に感覚が戻って、自分から誕生日です！なんて言っちゃう。「誕生日だって！」「おめでとう〜」ハッピーバースデーなんて歌ってもらって、うれしくて涙が出る寸前。この感覚、高校の部活の雰囲気に似ていて、思い出した。素直にうれしかった、本当に。ここまで純粋にうれしくなったのは、果たしていつぶりだろう？自分から頼んだ、贅沢だったかもしれない。でもありがたかった。
なんだろう、震災以降でどこかずれている。ましてや最近の忙しさで、ますます自覚がない。ただただ日々が過ぎていくだけで、それで終わってしまいそうだ。それは怖いしもったいないし、なるべくならそうしたくないんだけど。なんか、上手く言葉にならないし、まともな文章が書けない。すいません。
どうしようね、２２歳になったけれど、何も変わらないし、変えようともしていない。ちゃんと内定もらって、卒業する。資格も取る。大雑把な目標はそんなもんで、精神面とか心の目標みたいなみのがない。よくわかんないんです、たぶん。
また１年、私にお付き合いいただければ、幸いです。