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  • from: 泥詩さん

    2006/06/17 22:57:05

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    土ってすごい!

    ここに僕が何か書かないと、書きにくいというご指摘がありましたので、土に触れての感想など書いてみます。

    左官名人榎本新吉さんを師と仰ぎ、土と戯れ土の素晴らしさに圧倒されあっという間に10年近くにもなってしまいました。
    当初から、シックハウス問題や地球温暖化問題から合成化学物質排除,非燃焼で土を生活に活かすことを考えていました。
    そこで一番着目したのが、世界に誇る日本の土壁文化です。

    今でこそ、材料メ-カ-が作ったものに水を加えて錬れば壁塗りに使えるようなものを扱うようになってしまいましたが、心ある左官職人達は、日本の風土に合った「呼吸する壁」を作りたいと願っています。
     しかし、土壁を経験した左官職人も既に歳を取り現役を引退するなどで、その技術も途絶えがちになり、かつ、日本文化が持っていた素晴らしい美意識も生活の中に無くなってしまいました。

    「泥団子」一つとっても、土、砂、ワラ(ワラが何の植物であるのかさえ分からない人がたくさん居ます)をブレンドするだけで、どうしてあのような強度の有るものが出来るのか、石灰を混ぜて塗り込み磨くことによって、どうして、あのように透明感のある光沢が出てくるのか、とても不思議です。
    学問的には分からないことだらけですが、それらは日本建築の壁として左官職人は巧みに扱い、素晴らしい文化を築き上げてきました。

    現代に生きる私たちが、もう一度日本文化を見直すきっかけとしても素材から材料をつくり、「光る泥団」を一つ作ってみるだけでも、メ-カ-依存のイ-ジ-なものつくりに対する反省と示唆を与えられると思っています。

    たかが泥遊びなどと言わないで、「遊び」こそ文化の萌芽なのだということを思い出して、皆さん、楽しく遊んでみませんか。

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