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  • from: caminoさん

    2011年01月11日 22時01分23秒

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    現実的な男

    昨日の夢に懐かしい男が出てきた。大学での友人。
    最後に会ったのは2002年1月1日、市ヶ谷。靖国通りのジョナサンで正月から一緒に勉強をした。9年前か。

    そいつは在学中、週に何度か吉野家でバイトしていて、卒業までに100万貯めた。卒業後、そのうち50万で数カ月の欧州放浪に行き、残りの50万を資格取得の資金とした。今は司法書士になっているはずである。

    優秀な男なので「司法試験うけりゃいいじゃん」と聞くと、「やだよ。人の人生を左右する責任を負いたくない」と言った。

    両親は離婚し弟とお母さんの3人暮らしで、黄金町の年季の入った団地に住んでいた。ムッとむせ返るような空気の街。奨学金を受けていた。別の家庭を持ち、音信の途絶えていたお父さんが亡くなったというときには「おっ死(ち)にやがった」と毒づいていたが、特に感慨はないようだった。

    お祖父さんが共産党の大物だったという話で、「あいつはアカだった。超ウケる」と言っていた。われわれは洋画にかぶれていたし、彼は道化を演じたがるところがあったのでそういう物言いになった。

    祖父一族は長崎の名家で、そこの離れを借りて、夏の間の3週間ほどを過ごしたことがあった。軍艦島の見える町、クジラ浜とかいう秘密の美しい浜で泳いだ。

    夢の中では、久しぶりに会ったというのに、両手を拳銃にようにしてぼくを指差し、「よー」といってそのまま去っていこうとしやがった。

    おいおい、連絡先くらい教えろよ!と呼び止めると、実務的でコンパクトなケータイを取り出し、不慣れな手つきでそれを操作した。見たことのないほど小さなケータイだった。当時からケータイを持たず、再び連絡をとれるものかあやしい。

    相変わらずめんどくさいキャラだなと思い、そこで目覚めた。

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