ドヴォルザークは、１６歳の時、プラハの専門学校でオルガンを、正式に学び始めますが、学費が続かず、２年で中退します。

　その後生活のため、レストランなどで、ヴァイオリンを弾いてすごしたのち、プラハに新設された国民劇場のオーケストラのヴィオラ奏者となります。

　この間にスメタナが指揮者として迎えられると、、国民主義音楽の洗礼を受け、チェコでも知られた作曲家になります。

　この当時チェコはオーストリア領で、そこで設けられた文化政策、貧しい音楽家に奨励金を出す制度に、ドヴォルザークは応募します。その審査員から人選に選ばれるのですが、その選定委員がブラームスでした。
ここで、ドヴォルザークは、スラブ舞曲集を出し、これが受け入れられ、
続いてチェコ組曲を出版します。