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配偶者からの暴力(DV)問題

配偶者からの暴力(DV)問題>掲示板

公開 メンバー数:29人

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  • from: 21世紀さん

    2009年06月06日 19時52分20秒

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    【入院 入所の裏ワザ】

    (1)老人保健施設の薬代
    2009.6.5 07:53

    このニュースのトピックス:家族・少子高齢化
     病院でソーシャルワーカーをしながら、個別に転院や退院相談にも乗っています。感じるのは、患者さんが知っていたら、スムーズに行くことが結構あるということです。

     ある日、事務所に高齢の女性が相談にやってきました。「夫の介護老人保健施設(老健)入所を断られた」と言います。

     夫(78)は認知症で要介護。2人暮らしで、奥さんは介護に疲れていました。ケアマネジャーから「ご主人に老健に入ってもらい、奥さんは骨休めしたら」という話が出ました。

     しかし、老健では「内服が多いから難しい」と断られたといいます。奥さんは「なぜアリセプトを飲んでいると入れないの?」と、腑に落ちない様子です。ご主人が認知症進行の予防薬、アリセプトを飲んでいたためと思われました。

     老健では、入所者に一般的な医療サービスも提供します。このため、入所者にかかる治療代や薬代は原則として施設持ち。この患者さんの場合、アリセプト代は施設持ちになります。だから、高い薬を使う患者さんは敬遠されがちです。

     そこで、奥さんに薬を持参するようアドバイスしました。かかりつけ医に1カ月分を処方してもらい、老健に持参するのです。これなら、老健に薬代はかかりません。「薬は持参します」。奥さんが言うと、即座に入所が決まったそうです。

    (談・サンユウ退院支援センター 山田理史 http://sanyumsc.com)

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コメント: 全8件

from: 21世紀さん

2009年08月01日 00時05分08秒

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「Re:【入院 入所の裏ワザ】」
(9)老人保健施設に長期入所するには
2009.7.31 07:37
 高齢で入院すると、足腰が弱ったり、認知がはっきりしなくなる「廃用症候群」が進みがちです。老人保健施設(老健)は本来、こうした、すぐに家へ帰れない人にリハビリなどを行い、家庭復帰をさせる施設です。ですから、一定期間後は退所が原則です。

 しかし、特に地方では長期入所できる老健も出てきました。有料老人ホームや特別養護老人ホームなどの建設が認められなくなっている半面、老健の建設は比較的ゆるやかです。新築も多いため空きがあり、長くいられるところもあるようです。

 老健は療養に比べて、生活の場として作られています。朝になったら座位を取り、車椅子(いす)で動きたいなら、老健をおすすめします。

 老健に長く入所できる人には、共通点があるようです。例えば、前にも触れましたが、薬代がかさむ人は施設側の持ち出しになるので敬遠されがち。発熱などで入院になると、老健は退所の扱いになってしまいます。頻回に熱を出すとか、点滴が必要な人はむしろ、療養病床の対象です。また、特別養護老人ホームの空きを待っていると、長くいられることもあるようです。

 国は療養病床再編を掲げ、療養病床の老健転換を進めていますが、どの程度まで老健にするのが妥当なのか、ちょっと考える部分もあります。=終わり

 (談・サンユウ退院支援センター 山田理史 http://sanyumsc.com)

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from: 21世紀さん

2009年08月01日 00時03分22秒

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「Re:【入院 入所の裏ワザ】」
(8)療養病床に入る人
2009.7.24 07:38

このニュースのトピックス:病気・医療
 療養病床と言っても、利用したことのない人には、どんなところか想像が難しいかもしれません。

 療養病床は、急性期の治療は終わったものの、医療行為が必要で、長期に入院したい人を対象にしています。医療スタッフの数が多いので、値段も比較的、高くなります。

 しかし、同じ療養病床でも、現実には値段やサービスはずいぶん違います。東京都内でも月15万円を切るところもあります。ただ、入るときは「安かろう、悪かろう」になっていないか、ぜひ、確認をしてほしいと思います。高齢者を入れっぱなしにしたい家族と、寝たきりの人を入れ、文句が出なければ、長く入院させようという病院側の思惑が一致するのは、好ましくありません。

 地方に行くと、さらに安いところがあります。多床室で、ホテルコスト(食住費)、オムツ代などの自己負担も込みで11万円程度ということもあります。

 逆に、高いところは東京都内の多床室で月20万円弱のところもあります。個室だと、さらに日に約5000円の差額ベッド代。患者さんにしっかりリハビリをし、多くの介護士さんを抱え、食事介助もします。いくら出せるかが、医療と介護の質に確実にかかわっています。

 (談・サンユウ退院支援センター 山田理史 http://sanyumsc.com)

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from: 21世紀さん

2009年07月19日 20時16分09秒

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「Re:【入院 入所の裏ワザ】」
(7)都心の有料か、地方の療養か
2009.7.17 08:18
 入院や入所を考えるとき、希望に優先順位をつけるのは住まいと同じです。入る側には、値段や立地も大きな問題だからです。たとえば、地方の病院や施設を探せば、長期入院の費用は下がり、選択肢が広がります。

 東京都内の特別養護老人ホームに入っていた女性(85)がいました。入退院を繰り返すうちに点滴が施され、特養から「医療行為のある人は受け入れられません」と、言われてしまいました。ご主人が「老老介護になるから在宅は難しい」とおっしゃるので入院先を探しました。

 医療行為が必要な人の行き先は多くありません。有料ホームか療養病床か在宅か-。在宅が無理なので、2つ選択肢を出しました。1つは都内の低価格有料、もう1つは地方の療養病床です。

 有料ホームで行われる医療行為はさまざまなので要確認ですが、価格帯は療養病床と違わなくなってきました。都内でも入居金150万円くらいで、多床室なら月15万円程度からあります。療養病床は自己負担もあり、見積もりが困難ですが、地方なら15万円程度でしょうか。

 女性は結局、地方の療養病床に入りました。有料ホームでは状態が悪化すると、病院に送られることもありますが、女性は病院での延命治療を望んでいなかったためです。

 (談・サンユウ退院支援センター 山田理史 http://sanyumsc.com)

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from: 21世紀さん

2009年07月11日 17時14分50秒

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「Re:【入院 入所の裏ワザ】」
(6)リハビリスタッフは要確認
2009.7.10 08:10
 急性期の病院に長くいるよりも、回復期リハビリ(回復期リハ)に行った方が復調は早いという話を、前にこの欄でしました。しかし、回復期リハに行けない人もいます。対象者が「脳血管疾患発症後2カ月以内」「大腿(だいたい)骨骨折または手術後2カ月以内」など、決められているからです。

 そういうとき、看護師さんから「リハビリのある療養病床に行きましょうか」と声をかけられることがあります。「リハビリ」という言葉が入っていると、患者さんはとても期待します。しかし、「リハビリのある療養病床」は「回復期リハ」とは違います。リハビリのある療養病床を勧められたら、ぜひリハビリスタッフの数を調べてみてください。

 病院に付加価値をつけようと、潤沢に専門家を抱えるところも出てきました。100人の定員にリハビリ専門医、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)を合わせて5人いると、ずいぶんいい感じです。

 一方で、PTとOTが一人ずつというところも。患者さんの中には、「リハビリは月2回です」と言われた人や、発声や発語のリハビリがしたいのに、STのいない療養病床を勧められた人もいます。これでは、とても改善は望めません。

 (談・サンユウ退院支援センター 山田理史 http://sanyumsc.com)

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from: 21世紀さん

2009年07月03日 08時41分33秒

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「Re:【入院 入所の裏ワザ】」
(5)脚光浴びる高専賃
2009.7.3 07:35
 高齢者の居場所として高齢者専用賃貸住宅(高専賃)が脚光を浴びています。管理人がいたり、バリアフリーだったり、緊急通報のサービスがあるところもあります。施設ではなく、あくまでも「家」ですから医療保険や介護保険の在宅サービスが利用できます。

 何かの拍子に入院し、退院する際に自宅の階段や風呂の湯船のまたぎが障壁になったり、万一の人目がほしい人の行き先として注目されています。ただ、常時の介護サービスはないので要介護度の重い人には難しいかもしれません。

 妻を亡くし、都内に1人で住む60代の男性がいました。住まいは古い集合住宅の3階。階段が暮らしの壁でした。要支援なので施設に入れない。しかも、本人は「施設は消灯時間などがあって窮屈だから入りたくない」といいます。結局、エレベーター付きの高専賃に移りました。

 高専賃を住まいの近くに見つけられればケアマネを変更せずに済み、心理的負担もありません。退院を求める病院側も患者のなじみのケアマネに退院後を託せるので、追い出した感じがしないのも歓迎されています。

 値段は基本のサービス費込みで都内で9万〜15万円ぐらい。配食サービスをつければ、さらに4万〜5万円かかるでしょうか。今後、もっと低価格のものが登場する可能性もあります。医療や介護サービスを在宅同様につけられるので、保険収入があれば見合うと考える事業主がいるからです。

 (談・サンユウ退院支援センター 山田理史 http://sanyumsc.com)

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from: 21世紀さん

2009年06月26日 08時33分08秒

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「Re:【入院 入所の裏ワザ】」
(4)長くいられる病院、早く出される病院
2009.6.26 08:02
 患者さんやご家族は、病院や施設の違いが分からないと思います。それが、病院側から退院を求められたときの混乱につながっています。

 病院には、比較的長く入院できる病院と、そうでない病院があります。たとえば、救急車で運び込まれる病院は「急性期の病院」。治療が終われば「退院ですよ」と言われます。「どこかに転院させてください」と言うと、次の行き先には、介護老人保健施設や療養型の病院などが挙がります。

 ですが、普通の人には、どの病院がどれにあたるか分かりません。ですから、転院先探しに苦労します。片っぱしから電話しても、かけた先が急性期病院なら転院は断られるからです。

 解決の一つの方法は、ワムネット(http://www.wam.go.jp/)を使うこと。福祉や医療情報を提供するサイトで、「医療」のタブをクリックし、「入院施設の種類でさがす」から「老人の入院施設」や「療養病棟」を選んで検索します。

 インターネットが難しければ、自治体で病院リストをもらい、主治医に「療養型の病院はどれですか」と聞く方法もあります。急性期でも、比較的柔軟に受け入れる病院もあり、そうした情報に詳しい開業医もいます。「まず、かかりつけ医に聞く」というのは、決して方便ではないのです。

 (談・サンユウ退院支援センター 山田理史 http://sanyumsc.com)

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from: 21世紀さん

2009年06月22日 19時56分50秒

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「Re:【入院 入所の裏ワザ】」
(3)胃ろうの是非はあれど
2009.6.19 08:07

このニュースのトピックス:病気・医療
 胃に穴を開けて、栄養剤を直接入れる「胃ろう」の判断は分かれるところです。

 患者に胃ろうを作ったら、医者にとって治療はゴール。胃ろうは栄養補給の方法だからです。胃ろうで「治療が終わった」と言われると、家族は違和感を覚えるようですが、家に帰るには「胃ろう」も一つの手だと思います。

 鼻から栄養を入れていると、リハビリがうまく進まないからです。回復期リハビリでは、言語療法士による言葉のリハビリ、食事を取れるように嚥下(えんげ)(飲み込むこと)のリハビリも行われます。しかし、鼻腔栄養だと言語療法でうまく発音もできないし、飲み込みの訓練もできません。

 リハビリが進み、嚥下ができるようになれば、ゼリーや介護食への移行も可能。そうなれば胃ろうを外すこともできます。

 高齢者にとって「いい病院」は、より入院前の状態に近づけてもらえる病院だと思います。そう考えると、「家に帰りたい」と主張する人の方が、結果的に「いい病院」に入っている気がします。

 「家ではみられません」というと、胃ろうではなく、鎖骨下の大静脈に高カロリー輸液を入れる「IVH」になるケースもあるようです。胃ろうは受け入れないが、IVHは受け入れるという医療機関もあるからです。しかし、IVHは管理リスクも高まります。可能なら胃ろうで帰る方が幸せでは、と思うのです。

 (談・サンユウ退院支援センター 山田理史 http://sanyumsc.com)

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from: 21世紀さん

2009年06月13日 10時14分20秒

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「Re:【入院 入所の裏ワザ】」
(2)治療の終わり、患者と医師の違い
2009.6.12 08:14
 主治医から「治療が終わりました」と言われると、患者さんや家族は「でも、まだ元通りじゃないのに、どうすればいいんですか」と思うようです。

 お年寄りが大腿(だいたい)や股(こ)関節の骨折で入院すると、骨折は治っても、元通り歩けるわけではありません。「退院ですよ」と言われても、家族にすれば「まだ、ひとりでトイレにも行けないのに?」となりがちです。「治療終了」という医者の言葉と、患者や家族の受け止め方に落差があります。

 ただ、治療後のリハビリなどで驚くほど良くなる人もいます。だから、「治療は終わりです」と言われたら、「もう少し病院においてください」と言うより、「家に帰りたいから、回復期リハビリテーションのある病院を紹介してください」と言ってみてほしいのです。

 回復期リハのある病院には「6割以上を在宅復帰させる」などの目標があります。だから「ずっと病院にいたい」という患者さんに、病院側は回復期リハを紹介できないのです。

 入院条件もあり、だれでも入れるわけではありません。また、回復期リハに行ったからといって、必ず良くなるとは限りません。しかし、良くならなければ、そのときに考えればいいのです。「帰りたい」という人ほど、いい病院を紹介される気がしています。

 (談・サンユウ退院支援センター 山田理史 http://sanyumsc.com)

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