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配偶者からの暴力(DV)問題

配偶者からの暴力(DV)問題>掲示板

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  • from: 21世紀さん

    2009年07月16日 12時14分46秒

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    【風(1)婚活は必要?】

    余計なお世話、それとも…
    2009.7.15 11:15

    このニュースのトピックス:風
     就職活動をするように、結婚のために積極的に活動する「婚活」という言葉が、知られるようになったのは昨年3月、社会学者の山田昌弘さんとジャーナリストの白河桃子さんが共著した「『婚活』時代」が出版されてから。

     指摘されているのは、結婚したくてもできない人が増えているという事実だ。「生涯未婚率」と呼ばれる50歳時の未婚率は平成17年で、男性15.96%、女性7.25%。将来、4人に1人が一生結婚しないという推計もあるという。

     未婚率が高くなった要因は、傷つきやすく受け身の男性が多くなったことや、女性の社会的地位が向上したこと、お見合いの機会が減った-などとされている。とにかく、さまざまな背景を理由に「結婚には婚活が必須の時代になった」というのだ。

     女性誌では「婚活」特集が花盛り、ドラマにもなった。自治体主催のお見合いパーティーも相次ぎ、婚活バーも登場、ネット婚活も人気、ゴミ拾いをしながら出会いのきっかけをつくる「エコ婚活」なんていうのもあるんだとか。

     かくいう記者も「婚活してる?」と最近よく言われる。記者の性別は女性、33歳。周りにも、婚活ブームに「なんとなく焦る」と背中を押された独身女性は少なくない。30代前半は、「婚活」という言葉に一番刺激を受けているといわれる世代という。実際にお見合いパーティーに参加してみた同じ歳の友人もいる。情報系企業で契約社員をしている31歳の友人は「みんな婚活してますよ」と、トーゼンといった表情だった。

     一方で、婚活がブームのようにいわれることに違和感を覚える知人も多い。38歳の図書館で働く女性は「計算が働いた出会いに魅力は感じない。それで一生の相手を探すつもりにはなれないな」ときっぱり。そのとおり。結婚しない生き方だってある。

     記者自身は、婚活を勧める周囲の声に「よけいなお世話」と思う一方、両親の何かいいたそうな顔をみると、婚活も大事なのかーと思ったりと、揺れもする。

     婚活ってやっぱり必要ですか?(樹)

         ◇

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from: 21世紀さん

2009年08月26日 23時43分05秒

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「【風(13)婚活は必要?】」
必要とし合えるパートナーを
2009.8.26 11:57
 「婚活」を取り上げた風も今回で最終回としたい。いただいたメールや手紙は既婚、未婚を問わず20代から80代まで約100通にのぼった。結婚という価値のとらえ方の幅の広さを新ためて感じさせられた。

 婚活という言葉は最近登場したものだが、結婚に向けて活動すること自体は以前からあった。女性が結婚相手に求める条件に高年収、高身長、高学歴をあげる「3高」という言葉が、かつて流行したこともある。

 この「3高」のイメージが残っているのか、婚活を「自分にとって好都合で、高い条件の男性を求め、積極的に動き回る女性」という印象を持った人が多かったようで、否定的にとらえた投書も少なくなかった。

 また、当事者世代からの意見は驚くほど暗かった。

 大阪市内の男性(31)は《正社員でさえいつリストラされるか分からない時代に、未来に希望が持てない。親の世代は将来設計ができ、結婚して子供も産めたのでしょうが今それは無理》と記していた。独身女性(27)からのメールには《ただ普通に家庭を作って、平凡に人生をおくりたいだけなのに、それも難しい》とあった。

 「婚活」というキーワードの生みの親でもある中央大の山田昌弘教授(家族社会学)に「ブームの背景は何か」とたずねると、「社会が不安定になったことで若者の安定志向が強まり、早くパートナーを見つけたいという女性が増えた。昨年秋のリーマンショックで景気が急速に悪化したことで、ブームに火がついた」という答えが返ってきた。

 成人になっても親元で経済的支援を受けて生活する子供たちをパラサイトシングルと名付けたのも山田さんだが「厳しい不況で親世代も子供に経済支援ができないほど苦しい生活を強いられている。だから、婚活して独立してほしいと願うのでしょう」という。

 山田さんは「結婚したいと思うなら出会いを求めて積極的に活動すべきだ。当然のように結婚できた時代は終わった。自分で自分の人生をプロデュースしないといけない時代になっている」としていた。

 私も独身女性の一人。いまどきの当事者世代には確かに悲壮感のようなものが広がっていることを実感している。私の取材した範囲でも、自分の生活が不安定だから寄りかかる相手を探そうと婚活をしている人や、非正規雇用で家族を養えないと、結婚に踏み切れない人もいた。経済的に安定するために相手を探すというのも寂しいが、逆にいえばそれほどまでに社会が不安定になっているのかもしれない。

 それでも、少々当たり前の結論かもしれないけれど、この不安定な社会だからこそ、大切なのは自分が必要とし、必要とされる相手がいるということなのだろうと思う。既婚の女性会社員(55)からのファクスが印象的だったので最後に紹介しておきたい。

 《自分を必要としてくれる人がいることで頑張れる。楽しいことより辛いことが多くても、一緒に共有できる相手がいることが大切な財産になると思います》

 その相手を探すのが難しいという大きな問題は残るのだけど…。   (樹)

                 ◇

 次回からの「風」は「大人は何歳から?」を取り上げます。成人年齢を18歳に引き下げる議論が本格化するなか、18歳は子供かそれとも大人なのか。皆さんのご意見をお待ちしてます。

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from: 21世紀さん

2009年08月24日 23時36分36秒

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「【風(12)婚活は必要?】」
結婚には男女で温度差?
2009.8.24 11:30

このニュースのトピックス:ライフスタイル
 結婚にマイナスイメージを持っている方の意見を紹介したところ、反響メールが多く寄せられた。

 結婚に夢が持てず《一生独身でいい》と思っていた女性は30代で結婚、出産し、考えが変わったという。《親戚(しんせき)付き合いとか、面倒なこともたくさんあります。独身みたいに自由な時間、お金もありませんが、つらいときに、だんなさんに助けてもらえたり、子供の笑顔や成長をみると『幸せだな。結婚してよかったな』としみじみ思います》とつづっていた。

 夫婦2人暮らしという38歳の女性会社員は、結婚生活を送ることで人間として成長できたという。

 《我慢や妥協もあると思います。しかし、そうするうちに、相手の気持ちを考えて行動したり、相手を思いやる心が自然と育っていくような気がします》

 また、夫の会社の倒産など、大変な思いもしたがという女性(75)は、それでも《2人の子供を育て上げた充実感は、結婚したからこそ感じられる》としていた。
「結婚に希望が持てないのは、結婚に多くのことを求め過ぎているのではないか」と指摘するのは、3人の子供がいる既婚女性(52)。《「家に帰ったら電気がついている」。ただそのことがうれしいと感じることが、結婚の原点。家事も仕事も1人でしなくてはいけないところを2人で助け合うとどれだけ幸せでしょう》と記していた。

 一方、結婚にマイナスイメージを持つという人に共感したという独身男性(33)は《結婚する意味がよく分からない》とし、離婚経験のあるという40代後半の男性は《結婚してだめなら離婚すればよい》としていた。

 今回のテーマは「婚活」だが、一方で離婚してしまう夫婦も増えており、最近は、離婚を有利に進めるための準備活動を「離活(りかつ)」と呼ぶケースもあるという。

 男女の違いか、それともたまたまなのか「結婚して良かった」というお便りは、既婚女性からのものが目立ち、男性からは、結婚に後ろ向きな意見が寄せられたのが印象的だった。(樹)

      ◇

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from: 21世紀さん

2009年08月22日 00時01分04秒

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「【風(11)婚活は必要?】」
結婚しないという選択も…
2009.8.21 13:43

このニュースのトピックス:ライフスタイル
 婚活ブームをテーマにしている今回の「風」だが、婚活以前に、結婚そのものに疑問を持つメールが寄せられた。いずれも社会情勢が影響しているようなので紹介してみたい。

 高校生と中学生の2人の息子がいる母親(45)は《息子たちには将来、結婚してほしいとは思いません》としている。

 《自分で自分のことができれば、結婚という形にとらわれることはないと思います。孫もほしくありません。今の時代、男の結婚生活は大変です。育児も分担、家事もやって当たり前、その上、金も稼いでこいといわれ、そして子供が大きくなったら邪魔もの扱い。結婚しないという選択もいいと思います》

 この女性は《独身では寂しいとか不安とか言いますが、配偶者がいても子供がいても、熟年離婚があったり、子供自身も自分のことでいっぱいいっぱいという状態です》と続けていた。

 結果的に独身でも良いというわけではなく、「結婚してほしくない」と言い切っている。息子たちが生きる「将来」に不安を抱えているように読み取れる。

 お見合いパーティーに参加するなどして婚活中だという独身女性(31)からも結婚に対して不安に満ちたメールが届いた。

 《結婚した周囲の友人をみていると、子供がいてマイホームのローンや養育費で家計が火の車になっている生活。何もそこまでしてと思うこともあります。ずっと家族に縛られ、自分の自由な時間、お金が使えず、犠牲になるなら、1人でいいかと思ったりします》
それなら、独身で通せばよいのではないかとも思うが《将来1人ぼっちになったらどうしよう》という逆の思いもあって、婚活をしているそうだ。

 理想の人と結婚するために積極的に婚活をしているという人もいる半面、将来への漠然とした不安から、消極的に婚活をしている人もいる。

 この女性はよほど結婚に希望が持てないのか。《私のような結婚にマイナスイメージを抱いている人に、結婚の良さについての投稿があれば拝見したい》とつづっていた。   (樹)

     ◇

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from: 21世紀さん

2009年08月20日 15時04分40秒

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「【風(10)婚活は必要?】」
「婚活カット」に願いを込めて
2009.8.20 12:28

このニュースのトピックス:ライフスタイル
 今月、神戸市などで5店舗を展開する美容室が「婚活カット」を売り出した。結婚したい相手の職業の好みに合わせたヘアスタイルに仕上げるというサービスで、例えば「公務員ならロングの巻き髪」「医師ならセミロングのストレートヘア」らしい。

 髪形を変えるだけで理想の相手に好かれるなんて、ちょっと信じられない。ブームに乗った遊び心の商品かと思ったが、発案者で美容室「クラフト・ワークス」社長の飯田純子さん(54)に聞くと「いえいえ、いたってまじめです」という返事が返ってきた。

 構想は7年ほど前からあったのだという。飯田さんが、顧客と話していて、結婚相手が見つからないとぼやく30、40代の女性が多いことに気づいたのがきっかけだった。飯田さんは男性が女性にどんな髪形を求めているのか知ろうと、多くの男性客に聞き、インターネット調査会社を使ってアンケートもした。その結果から、男性の職業別の好みの髪形を長さや色合いなどを分析し、「婚活カット」を考案。なかなかの好評で、すでに「コンパでもてた」という“成功事例”もあるのだそうだ。

 それでも、なんとなく納得できず、「婚活はやっぱり見た目ですか?」と尋ねてみると、飯田さんは「外見でピンとくるものがなければ始まりません。見せ方を磨くのも、女性にとって重要な“婚活”です」と言い切った。実際に問い合わせの電話がひっきりなしで、予想以上の反響なのだという。

 ただ、こうした自らを演出する技術を磨く風潮に辛口の意見を持つ女性のメールもきている。《テレビなどマスメディアで取り上げられる婚活女性たちの厚かましさにはつくづく閉口しています》とし、《「自分磨き」という名の「化粧テクニックの向上」だけが取りえの女性》がいるのではないか-と疑問を投げかけている。

 「婚活カット」も、ひとつのきっかけになるかもしれない。自分を演出する技術も必要かもしれないが、肝心の「見せるもの」もきちんとしていないといけないと思うのだが…。(樹)

     ◇

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from: 21世紀さん

2009年08月18日 09時31分12秒

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「【風(9)婚活は必要?】」
親の心、子知らず
2009.8.17 11:13

このニュースのトピックス:ライフスタイル
 「親の心、子知らず」というが、寄せられているメールやお手紙からは子供の婚活について悩む保護者の方からのものも多い。和歌山県から届いたはがきには、《本人は結婚に対する気持ちはあるのですが、話し下手のためなかなかうまくいきません。昔のように世話をしてくださる方が少なく、今年32歳になります。まじめだけがとりえのように思います》と息子の結婚を心配する母親の気持ちがつづられていた。

 最近は、テレビや雑誌などで「婚活」が頻繁に取り上げられることもあり、適齢期の独身の子供を持つ親たちは、「うちの子は…」と心配になるのだろう。

 33歳女性で独身の記者も両親から「結婚する気はあるのか」と迫られることがあるが、親ほどは深刻には受け止めてはいない。結婚に関し親子の考え方のギャップがあるからじゃないかと思う。子供の方はすでに親からは独立した気分でいるが、親の方は「結婚させるまでが、親の責任」と強く思っているようなのだ。

 親世代が適齢期を迎えた昭和45年の平均初婚年齢をみると、男性26.9歳、女性24.2歳。子供世代になった平成19年では、男性30.1歳、女性が28.3歳と初婚年齢は遅くなっている。親の気持ちが分からないわけではないが、40年前は30代で初婚は「遅い方」だったが、今や「普通」になっている。ここに感覚のずれもある。
一方、42歳の独身息子を持つ母親から、こんなお手紙が届いた。母親は《わが家にも独身の息子がいるのですが、障害もあってなかなか出会いの場が少なくて悩んでおります。高校卒業後、正社員で勤めています。車を自分で買い、休日には親を乗せて買い物にも連れて行ってくれたり、スポーツクラブに出かけたりしています。ハンデがある分、難しいのは分かっていますが、少しでも出会いの場があればと思います》と記していた。

 「婚活は本人の問題だから回りの人がとやかくいうべきではない」との意見も少なくない。しかし、届く手紙やメールからは、親たちの気持ちも伝わってきた。(樹)




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from: 21世紀さん

2009年08月15日 22時06分44秒

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「【風(8)婚活って必要?】」
お見合いパーティーの現実は
2009.8.14 12:53
 前回に引き続き、お見合いパーティーの実態紹介を続けます。

 参加者が記入するプロフィルは「年収」「家族構成」「職業」「勤続年数」「喫煙の有無」といった基礎的な条件もあるが、「休日の過ごし方」や「マイカーの車種」と趣味などを聞く項目も並ぶ。主催者側によると、こうした質問はパーティー参加者から「こんなことを知りたい」というリクエストがあり、そのたびに増やしているという。

 パーティーが始まると、男性はまず、正面に座る女性と3分間会話する。時間がくると、席を一つずつ移動して次の相手と話す。これを順繰りに続け、全員と話をする仕組みだ。

 そしてフリータイム。引っ込み思案で声をかけられない参加者のため主催者側はゲームなども準備している。必ず「初デートするならどんな場所?」を相手に聞くというルールを用意するなどして、会話のきっかけを作るのだそうだ。

 最後に、希望する相手をカードに書き込み、互いの希望があえばカップルが成立する。第1希望から第5希望まで書くルールで、主催者によると、1回のパーティーでカップルができるのは、3〜4割程度にもなるという。
こんなに簡単に相手が見つかるのかと不思議な気持ちにもなるが、お見合いパーティーに不信感を持つ人も多いようで、中部地方に住む男性(59)からきたメールにも《簡単に出会ってしまうと、最初は良いかもしれないが、そのうち『こんなはずじゃない』と思うようになるのではないか》と書かれていた。

 今回紹介したお見合いパーティーでは、追跡調査はしていないため、カップルのその後は分からない。ただ、主催会社「アイクル」の社長、宇佐美敏久さん(38)も23歳のとき、有料のお見合いパーティーに参加し、奥さんと知り合ったと教えてくれた。

 「安易な出会いという批判も確かにあるが、出会わないと何も始まらない。婚活のひとつの手段として、お見合いパーティーは利用する価値があると思いますよ」と話していた。(樹)

     ◇

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from: 21世紀さん

2009年08月09日 09時49分53秒

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「【風(7)婚活は必要?】」
余計なお世話じゃないの?
2009.8.7 12:09

このニュースのトピックス:風
 《婚活なんて言葉、知りませんでした。余計なお世話ではないでしょうか》。こんな言葉で始まるメールが、ドイツ在住の37歳の既婚女性から届いた。最近はテレビや雑誌でも引っ張りだこの言葉でもあるが、海外暮らしが続くと、違和感を覚えるのかもしれない。

 同じく海外在住で、子供が2人いる既婚女性(44)は《結婚で大事なことは長い時間をかけ家族になること。短期間では達成できません》と冷静なメール。でも、この女性は《婚活は必要だと思う。それは多くのチャンスから決断する方がよいと思うからです》としていた。

 婚活といっても、具体的に何を指すのかという定義はあいまいだ。友達に積極的に異性を紹介をしてもらうことを指すケースもあるし、結婚相談所への登録だという人もいるらしい。

 ただ、婚活という言葉とともに注目を集めているのは「お見合いパーティー」だ。中部・関西地域で、年間約2千回のパーティーを開く「アイクル」(名古屋市)によると、このところの婚活ブームによって女性の参加者が以前に比べ1・5倍ほど増えたという。

 宇佐美敏久社長(38)は「興味はあっても今まで参加をためらっていた女性が『みんな行くなら…』と参加するようになったためではないでしょうか」と分析する。
お見合いパーティーとはどんな仕組みになっているのだろうか。アイクルの場合、参加費は、男性が4千〜5千円、女性が千〜2千円。一般的には男性の方が金額設定が高額だが、男性を医師限定とするなど条件を変えると、男性3千円で女性6500円となるなど、状況に応じて変わる。参加費の設定は「需要と供給の関係」で決まるそうだ。

 会場はレストランやホテルの宴会場が使われる。食べ物は休憩時間にサンドイッチなどの軽食が提供されるだけだ。男女交互に座り、着席して最初にするのが、自分自身のプロフィルをカードに書き込む作業だという。履歴書を書くようなものなのだろうか。次回は、もう少しお見合いパーティーの様子を紹介したい。(樹)




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from: 21世紀さん

2009年08月09日 09時47分06秒

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「【風(6)婚活は必要?】」
結婚できない「年収」って
2009.7.31 12:23

このニュースのトピックス:風
 寄せられた意見には「出会いがない」という声が多いが「相手」がいるかどうかにかかわらず、年収によって結婚できないという人が増えていることが問題だという指摘が寄せられた。大阪市に住む男性(57)の方のメールだ。

 《「結婚したくてもできない人」が増えた理由のひとつに派遣社員など非正規労働者の広がりがあるのではないか》

 長引く不況で、派遣切りなど雇用の問題があるなか、安定した収入がなく、家庭生活を営むのが難しい人が増えているという。

 《その多くが、年収で200万円前後(いわゆるワーキングプア)といわれ、とてもじゃないけど一家をささえられる年収ではありません。また、将来解雇される可能性はおおいにあっても、給料があがっていく可能性はほとんどありません》

 「不安定な雇用で結婚できない人が増えている」というほど、事態は深刻という。

 厚生労働省が今年3月に明らかにした調査結果が興味深い。

 平成14年に独身だった男性のうち、その後、5年間に結婚した人を対象に雇用状態を尋ねたところ、正社員が24%、非正規雇用では12%と半分にとどまっていた。つまり、同じ独身でも、正社員の方が非正規社員よりも結婚している人が倍多いということだ。

 年収でみてもシビアだ。平成16年から3年間で「400万から500万円未満」の収入の男性が結婚した割合は20.6%だったのに対し「100万円未満」の男性の場合は8.2%と約2.5倍の開きがあった。

 非正規雇用で独身だという大阪市の40代の男性に聞くと「年収200万円だと、1人で生活するのも大変。結婚なんて考える余裕はまずないですよ」と話していた。

 非正規雇用の独身者のなかには、親元で実家暮らしをすることで、親の援助を受けながら生活を続けているという人も少なくない。35歳で未婚という無職男性は「就職することが婚活の第一歩」と話していた。(樹)




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from: 21世紀さん

2009年07月29日 18時03分58秒

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「【風(5)婚活は必要?】」
「高収入」「性格ぴったり」… 理想高い相談者
2009.7.29 11:27

このニュースのトピックス:家族・少子高齢化
 結婚ビジネスにかかわっている人たちは、最近の婚活ブームで活況なのかと思ったが、当事者はそうでもないようだ。兵庫県内で結婚相談所を運営している50代の女性から少し意外なメールが届いた。この女性は、婚活ブーム自体に違和感を持っているようだった。

 《結婚は打算や計算で幸せになれるものでもなく、それらの思いで結婚が成立できるほど甘いものでもない。家柄や収入などを計算し、それで結婚できるほど世の中は甘くない。つまり、家柄や条件だけで誰も結婚できないし、結婚紹介所を運営していても、そのようなカップルに出会ったことがない》

 電話で尋ねてみると「婚活がブームになってから、完成されたお相手を求めている人が増えたような気がするんです」という答えが返ってきた。女性によると、高収入で、性格もぴったり、自分を愛してくれて、仕事は一生懸命しているけど、たまには妻の相談にものってくれる-そんな理想の人を探すために、婚活に励むという女性相談者が珍しくないという。

 結婚紹介所は、友人の紹介と同じように、ひとつの出会いの形に過ぎないのだ。知り合いからの紹介にはお金はかからないが、結婚紹介所の場合、会員を募るのに費用がかかり、データの提供やサポートにも経費がかかるため有料になるというだけ。出会いのきっかけをつくることはできても「理想の相手」を連れてきてくれるわけではないということだろう

 「夫婦というものは、結婚した後も、お互いの足りない部分を補い合いながら、かけがえのない相手になっていくものです。はじめから完成された人物を求めることに違和感があるのです」

 しかも、過剰な期待に胸を膨らませ、高い理想を求める女性相談者たちに対し、「では、あなたは相手に何を与えられるのですか」と尋ねてみると、みな絶句してしまうのだという。

 この女性は、「まず、自分を磨き、自分らしさを大切にして、出会いを求めてほしいと思います」と話していた。(樹)




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from: 21世紀さん

2009年07月27日 14時27分47秒

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「【風(4)婚活は必要?】」
看護師さんも「出会いがない!」
2009.7.27 10:51

このニュースのトピックス:ライフスタイル
 45歳の男性から《結婚を希望している人は男女ともにたくさんいると思いますが、何と言っても出会いの場が足りないと思うのです》というメールをいただいた。結婚はしたいけど相手がみつからないという人にとって、「出会いの場がない」というのは切実な問題なのだろう。

 紹介所を通じて結婚したばかりという37歳の男性は封書に《20代のときは仕事を覚えることで精いっぱいでした。待っていても良い相手が向こうから現れてくることもないので、結婚紹介所を通じて女性と知り合う機会をつくりました。自分から動かないと何も始まりませんから》と記していた。

 男性からも女性からも「出会いがない」というぼやきに似た声が届くが、「仕事が忙しい」という理由をあげる人が少なくなかった。特に勤務形態が不規則な仕事の場合はそうした傾向が強いようだ。

 「統計を取ったわけではないですが、未婚の女性看護師は多いと思います」と京都府医師会理事の東義人さん(61)は話す。看護師不足が社会問題にもなるなか、病院で働く看護師さんたちは、夜勤、宿直、日曜出勤という過酷なスケジュールで働いている人が多い。厳しい勤務形態のなかで、出会いの場をつくるのは難しいという。

 医療現場は圧倒的に女性が多い職場で、出会いも少ないのだという。ドラマでは患者と看護師のカップルも誕生するが、現実はほとんどないのだという
東さんによると、以前に比べ実家を離れて生活する看護師さんが増えているといい、お見合いなどの世話を焼く両親が近くにいないことも未婚者が増えている要因ではないかという。

 一人暮らしで、しかも仕事が忙しく、スケジュールが不規則となると、近所づきあいをすることもほとんどなく、出会いも期待できなくなるというわけだ。

 「病院を支えている仕事熱心な人ほど、結婚したいと思っていてもチャンスに恵まれない。情熱をもって仕事に取り組む人にこそ、幸せになってもらいたいのに…」と東さんは嘆いた。(本)


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from: 21世紀さん

2009年07月26日 21時15分36秒

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「【風(3)婚活は必要?】」
親同士のお見合いパーティー盛況
2009.7.24 12:51

このニュースのトピックス:ライフスタイル
 婚活をテーマにスタートした今回の風。今のところ寄せられているメールは、既婚者からのものが目立つ。多いのは《出合いの場があるのは結構だが、結婚を前提にするのはどうか》といった声。《縁の問題なので、無理をしなくても》といった意見もあった。

 ブームだからといって、未婚者がみな、婚活をしているわけではない。ただ、「子供には何が何でも結婚してほしい」と願う親は多いようで、未婚の息子や娘を持つ親同士が子供に代わって見合いをする催しが盛況だという。前回紹介した行政主催のお見合いパーティーに続き、「親の婚活」といわれる催しをのぞいてみた。

 これらのイベントの先駆けとなったのは札幌の結婚相談所で、平成12年に地元で開いたのが始まりという。わが子の写真や学歴、職業、趣味、家族構成などが書かれた身上書を手にした親が“意中の人”の親と話をする不思議な光景が繰り広げられた。親同士の思いが合致すると、後日、子供同士がお見合いに臨むというシステムだが、主宰者によると、毎回希望者が殺到しており、とりわけ気合が入っているのが30〜40代の子を持つ親だという。
「親が結婚するわけじゃないのに、子供が相手の人を気に入るかどうかわからないのでは」という質問に、参加していた幾人かの親たちは「結婚相手の親との相性は大きな問題。親同士の気が合えば、結婚生活はうまくいく」ときっぱり言い切った。「親をみれば、どんな子供かわかる」という声も多かった。そこには「親のお眼鏡にかなう相手」を望む心情が透けてみえた。

 親たちが、なぜこれほどまでにわが子の“良縁”探しに奔走するのかという問いには「黙っていては子供が婚期を逸する」「寂しい老後を送らせたくない」と答える。「結婚し子供をもって初めて一人前になれる」といった声もあった。

 親心は理解できなくもないが、子供の人生に多様なライフスタイルを認めようとしない部分も感じ取れた。こんな親たちについて当人たちは、どう思っているのだろうか。(恵)




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from: 21世紀さん

2009年07月16日 12時18分36秒

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「【風(2)婚活は必要?】」
官製「婚活」は良いことずくめ?
2009.7.16 10:34
 「婚活」という言葉がクローズアップされる理由の一つに、かつては地域や職場にいたとされる、頼まれてもいないのに結婚相手を紹介する“おせっかいおばさん”が姿を消しつつあることもあげられる。出会いの機会が減った若者が積極的に動く必要に迫られた側面もあるようだ。これに危機感を持っているのが地方自治体。「婚活」には行政も参戦している。

 奈良県では平成17年から、結婚を希望する男女に出会いの場を提供する「なら出会いセンター」を開設。理由は、女性たちが奈良ではなく隣の大阪で就職し、そのまま結婚するケースが多いから。結果、奈良で少子化に拍車がかかる危険もあり、「この傾向が続くと将来、県の活力をそぐ」と危機感を抱いた。県は“官製お見合いパーティー”事業に着手した。もう1千回以上も開かれ、延べ約3万人以上が参加。すでに115組のカップルが結婚、うち21組に24人の子供が誕生しているという。
参加条件は独身であれば、奈良県在住でなくてもOK。イベント参加に必要な事前登録者は今年6月末現在で、男性455人、女性554人と盛況。首都圏からの参加も少なくない。

 民間相談所などの場合、高額な入会金や成婚料が必要な所もあるが、官製お見合いパーティーは費用は3千円程度の参加料だけと安上がりなのも人気の理由だ。常連の男性は「行政の開催するイベントなので安心して参加できる」。別の女性は「民間よりも個人情報の管理もしっかりしてそう」という。

 婚活中の人たちにとっては良いことずくめのよう。だが、彼らが結婚しても、奈良県内に住むとは限らない。投資効果はあるのかと聞くと、担当者は「県外在住者同士のカップルで、住んでもらえなくても、奈良が思い出の地になることが大事。将来、奈良に戻ってきてくれる可能性もあります」とボランティアのような答えが返ってきた。

 婚活は当事者だけの問題ではなく、社会的な課題にもなりつつあるようだ。婚活中のみなさんは、官製お見合いパーティーに出てみたいですか。ご意見お待ちしてます。  

         (土)

     ◇

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