2009.12.13 18:40

このニュースのトピックス：事件・トラブル
　１３日午前１１時ごろ、宮城県登米市中田町石森の山林で、近くに住む無職、佐藤みきさん（８４）がブルーシートに包まれた状態で死亡しているのを、宮城県警佐沼署員が発見した。同署は、近くで長男（５６）がうずくまっているのを見つけ、死体遺棄容疑で事情を聴いている。

　同署によると、佐藤さんは長男と２人暮らし。１１日夜に近所の住民から「最近、親子の姿が見えない」と連絡があり、同署や消防が捜索していた。

　現場は佐藤さん宅から北西に約５５０メートルの山林。発見時、遺体は深さ約５０センチの地中に埋められており、ブルーシートは中央部がひもで結ばれていた。

　長男は現場からさらに約３００メートル奥で、うずくまっているところを発見されたという。

　遺体に目立った外傷はなく、同署は司法解剖を行って詳しい死因などを調べる方針。