地域福祉活動を支援する「赤い羽根共同募金」が１日に始まり、ＪＲ横浜駅前では、横浜Ｆ・マリノスのマスコット「マリノスケ」も参加して募金を呼び掛けた。

　社会福祉法人「県共同募金会」によると、今年の目標額は１２億２７００万円（前年比４００万円減）。自治会や町内会への未加入者が増えて戸別募金が減っていることもあり、募金額は９６年の１４億６３００万円をピークに減少している。

　一方、支援対象は従来の作業所や障害者施設などから、引きこもりや家庭内暴力などの解決に取り組む団体にも広がり、実際に集まった募金額を上回る支援申請が寄せられているという。このため同法人では、０８年以降はＪリーグ各チームや横浜ベイスターズなどの地元スポーツチームと協力し、募金の拡大に努めている。募金活動は１２月３１日まで。【松倉佑輔】

【関連記事】
放火：元夫、看護師の部屋に　逃走途中に転落し死亡
殺人：容疑の男逮捕、被害女性はＤＶで警察に相談　川崎
京都府警：「妻がＤＶ被害届」警察官の夫に連絡
放火：元妻宅放火後、転落死？　鹿児島のマンション、２０メートルよじ登り
殺人：５日前警察に「ＤＶやめる」　女性殺害容疑で男逮捕－－川崎
毎日新聞　2010年10月2日　地方版