政府は事業仕分けの再仕分け行っている。初めの事業仕分けで決められたことが、看板を架け替えたり、無為されたり、焼け太りしたりなどで歪められてている点を追求し、是正するためである。
　これに対して、レンボウ大臣は、これで終わりにし、次のやり方に変えるような発言をしている。
　これは、会社の改善プロジェクトでも、やる気をなくすと、「発展的解消」などという言葉を冠して止めてしまうことが多いが、それに似ている。
　事業仕分けは、民主党の政策の目玉で、国民の関心が極めて高いプロジェクトであるし、まだまだ不徹底、かつ、ムダも多く残されている。
　つまらぬ団体の理事長が２０００万円もの年収を得ていたり、その理由が知事と同じレベルにするためなど、わけが分からないものも少なくないのが現実なのだ。こんなムダを一掃するためにも事業仕分けの継続は必須だ。
　できれば、野党を入れてやること、長妻が言うように、拘束力を持った制度にすることも必要であろう。
　これで止めてしまうのは、官僚を喜ばせ、ムダを再現させるだけである。
　村上新八