その場には識者と称する人が５人ほどいていて、意見を述べていたがどうもぴんとこない。
・「会社人間のなかで本当に必要とされる人なんかごく僅かだ。『必要とされていない』などと拘らないほうがよい」
・「企業社会に拘り過ぎているようだ。もっと広く社会に目を向けるべきだ」
・「インタ－ネットやケイタイを相手にしても、つながりを選択するに迷うほど沢山のつながりの機会はある。そこからつながりをみつけよ」
　など見当はずれのものばかり、その前に仕事がない、食えないのだ。まず、それに手を打たねば何も始まらない。それには、何も応えていないのである。
　いくら挑戦しても採用してくれるところがないから「おれは必要のない人間か」と思ってしまうのてせある。その答えになってはいない。