１９９０年の総選挙で、８０％の議席をとる圧勝をした、アウンサンス－チ－率いる国民民主同盟（ＮＬＤ）への政権移譲を拒否し、アウンサンス－チ－を自宅軟禁とし、ＮＬＤ幹部を牢にぶち込み、居座った軍事政権が少し態度を変えてきているように見られる。
　アエンサンス－チ－を釈放し、政党登録を抹消したＮＬＤの再登録を協議したり、被選挙権を剥奪したＮＬＤ党員の被選挙権を回復するように選挙法改正を検討し始めたというのである。
　この変化が何故起こったのか、その動きが本物なのかどうかは、分からないが、それが、経済制裁緩和を望むためジェスチュアでなく、本物ならば、大歓迎である。
　ミャンマ－もこの辺で、民主化を推進して、経済力強化に努めなければ、世界の経済競争から完全に取り残されてしまうことに気がついたのかも知れない。
　村上新八