１６日最高裁で。東京都の公立学校職員１７１名が、国歌斉唱時に起立しなかったとして処罰されたことを不当として提訴した事案について判決があった。、
　条例に基づいて戒告するのは裁量の範囲であるが，減給維持用の処分には慎重であべきだ、として停職と減給処分を下した下級審の判決を取り消すという内容であった。
　国歌は経緯を評すべきものであることは当然で国際競技の場でも、国歌斉唱の際は全員が起立するのが国際的な慣行になっているのである。これはマナ－として国際的に定着しているものであるから、尊重すべきものであると思うし、その意味でこの判決は妥当である。
　その点、３回斉唱しなければ免職するという橋下大阪市長が提案している条例案は過激過ぎるものであり、撤回すべきである。
　村上新八