０３日の放映されたＮＨＫスペッシャル「北朝鮮、金正恩」を見た。
　金正恩を金正日の後継者に選んだ経緯などはどうでもよいが、次の３点は耳寄りな情報であった。
１北朝鮮が中国、韓国に見習って、市場経済化によって北朝鮮経済を立ち上げようとしたことがあった、
２しかし、そのとき、金体制の聖地、白頭山の金日成ゆかりの聖木を平気で伐採して中国に輸出するなどの問題が起き、市場経済は、建国の祖、金日成に対する敬意を失わせ、金体制そのものを揺るがす危惧があることが分かり、直ちに中止され、社会主義経済の戻された
３情報鎖国をして他国の繁栄情報の流入を閉ざしてしている北朝鮮だが、ＩＴによって徐々に国外の情報が入りつつあり、強勢国家という金体制のうそや政策失敗が、国民に露見される可能性が高まってきている。
　この三つはかなり確実な情報とみられるし、これは北朝鮮の経済発展を絶望的にし、金体制を根元から揺るがし、転覆させる契機になるものである。
　指導者として演技させられているだけの脆弱な三世、金正恩では、北朝鮮は遠からず自壊するであろう。
　村上新八