・教育は読み、書き、算盤だけでよい
１足し算、引き算、掛け算、割り算、読み、書きくらいで十分世の中生きてゆける。化学式なんかいらない。それと目上の人に対する礼儀だけでよい。
　これでは、江戸時代に逆戻りだ。広く一般知識教育を行い、そのなかから、自分はこれが得意だ、これをやりたい、これに興味があるというのを見つけさせる、広い選択肢を与え、さまざまな人材の芽を育てるというのが教育というものだと思うが、その認識さえ、橋下にはないのだ。
２「口で言って解らない年齢の子には痛み（体罰）をもって反省させしかない
　これは幼児虐待容認の考え方だ。解っているが言うことを聞かないのと全く理解しできない幼児との区別もなく、体罰というのは虐待に繋がる発想である。これはしつけでも教育でも何でもなく、「いじめ」そのものである。
3学力テスト結果を公表するか否かで学校への補助金支給に差をつけねばならない。　
　競争を煽ろうとする意味であろうが、そのプラス、マイナスの影響を
十分に考慮し、公表のやり方を工夫した様子は全く見られない。テスト結果の公表は当たり馬券の公表とは違うのだ。