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著：浅見茉莉　画：いさき李果
発売：笠倉出版社
価格：934円（税込）
http://www.kasakura.co.jp/cross/book_data/cross_174.html
【あらすじ】（公式ＨＰより）
研究員の鴫原は、鍵屋の高任と奇妙な友情を育んでいた。無精髭にサングラスという見た目に似合わず情に厚い高任に、否応なく惹かれていく鴫原。だが、鴫原が研究中に作ってしまった「あるもの」によって、その関係に亀裂が入る。知られてしまえば危険に巻き込んでしまう……鴫原は距離を置こうとするが、激昂した高任によって陵辱されてしまう。行為は強引だが、与えられたのは蕩けるような快感。高任の心が見えず、傷ついた鴫原は、秘密を狙う組織に誘拐されてしまい!?

感想
こいつが悪いんじゃないかと思いながら読んでたんですが当たりました。
っていうかこれはみんなわかるんじゃないかな。
ネタバレになりますが、誘拐された後、暴行とか受けるんだろうなとは思ってた。
ＢＬではよくある性的なものや、普通に暴力的なのとか。
まさかドラッグ使ってくるとは・・・。
せめて媚薬にしてくれよ！
それを使うのはやめてほしかった。。
というかそれを使って脅されても、その前に助けが来るだろうと思ったのに来ないし。
でも結果的にドラッグとしての性能は良くなかったらしく、ほぼ媚薬的な効能しかなくって良かったです。
攻めの高任が良いヤツ！
これは惚れるなぁと思う。
さり気ない優しさが素敵ですね。
最後らへんに鴫原のどこに惚れたかを高任が順を追って言ってくれるのが良かったですね。
一切説明がなかったり一言で片付けられたりすることもあるのに、ちゃんと説明してくれるのが良い！
最後に高任の人間関係（？）がわかるんですが、それも良い感じでした。
楽しめた作品で良かったです！