著：間宮ハジメ　画：由良
発売：ＬａｄｙＢｕｇ
価格：３，０００円（税別）
http://www.ladybug-sound.com/products/work/works021.html
【内容】（公式ＨＰより）
仕事もできず、妻にも逃げられた中年オヤジの伝次郎は、自分の父親の葬儀の後、一人父親の部屋で過去をしのんでいた。
すると、部屋の一角を占領する一つのたんすが目にはいる。
これは、父親が生前「本当に困ったらたんすの中を身ろ」
と言っていたタンスだった。
不思議に思ってあけてみると、中には一着のジャンパーがあるだけ。
そして、そのポケットに入っていた紙に書かれていたのは

その1、服を着て中に入れ
その2、一日経つと元に戻ってしまう

その3、正体は隠さなければならない
という謎の言葉。
父親の冗談だとは思いながら、興味を引かれてとりあえず言われたとおりジャンパーを着てたんすに入たものの、その瞬間深い眠りに落ちてしまう。
そして、次に目を開けた時、目の前の鏡に映ったのは何十年も前の若き日の自分だった。
パニックに陥りながらも、そろそろと家を出てる伝次郎だが、自分の会社の上司や息子と偶然出会ってしまう。
彼にはどんな運命が待っているのか？

【キャスト】
堤下伝次郎：緒方賢一
次郎：岸尾大輔
堤下和人：立花慎之介
佐藤亮助：保村真
清水靖彦：鳥海浩輔
蔵本眞澄：平川大輔

凄い設定ですよね（笑
そして何より凄いのが緒方さんキャスティング！
まぁ絡みは岸尾さんがやってるんですけどね。
若返ってからこういう行動をとったら・・・というパターンで４つ話があります。

後輩の場合　保村さん＆岸尾さん
これは絡みがありません。
どれだけ後輩に慕われてたかがわかります。
自分なんか・・・と思ってた伝次郎ですが、次郎として後輩の気持ちを聞いて自分が必要とされてることがわかるってのが良いですね。

上司の場合　鳥海さん×岸尾さん
私的にこの中ではこれが一番良かったかなｖ
よりエロさが光ってた気がします（笑
次郎は会社に行って偶然上司の清水に会ってしまいます。
いつも怒られてて苦手だと思ってたんですが、そこで清水の考えを知ります。
次郎は咄嗟に清掃員だと嘘をつくんですが、そこからなんやかんやでエロに突入。
なんでや！？と思いましたがまぁそれなりにＢＬとしてはありなんじゃねと思います（笑
これだけ伝次郎として再び会った時も、もしかして関係は・・・？という演出になってるように思います。

コンビニ店員の場合　平川さん×岸尾さん
コンビニ店員からどうやって進展するんだよとは思ったものの成り行きですよね（苦笑
知ってる声優さんだと「○○さんだ～」とか思いながら聞くことが多いんですが、一瞬誰だっけと思うぐらいなんかキャラの感じが合ってました。
エロに突入するのがちょっと無理矢理じゃないかと思っちゃいました（笑
この１回しかない出逢いなのだとすればちょっと悲しい気もしますね。

息子の場合　立花さん×岸尾さん
近親相姦になっちゃいますね。
だいたいこういうのって血の繋がりが無い義理だったりしますが、これは正真正銘の息子なので聞いててちょっと罪悪感（苦笑
立花さんの攻めは初聞きかも。
これもエロ突入は無理あるけれど、若さゆえと思えばありかもね。
お父さんはもっと拒否すべきだったとは思うけど（苦笑
次郎として話したことで息子の本当の気持ちがわかります。
全体として誰に行きあたったとしても伝次郎は今までの自分より前進する感じで考えが変わったり、改まったりします。