学校でいじめに遭っていて死にそうになったときに、生死の境で美少年と会う。
ブサイクな顔に惹かれる美少年と美少年の美貌に惹かれる陽介。
次に目を覚ましたときには異世界であのときの美少年の姿になっていた。
美少年リュカは愛玩奴隷で、奴隷という立場に戸惑うものの不細工な顔にコンプレックスを持っていた陽介はリュカの容姿が嬉しくて。
リュカは愛玩奴隷だったものの酷く扱われることもなく、むしろ魔導師や勇者、王子などから愛され可愛がられていた。
戸惑いつつも陽介はリュカが記憶を失くしたことにして色々教えてもらいつつ愛玩奴隷として生きることに。
きっと元の本当のリュカは美貌のせいで苦労してたんだろうなって。
顔のせいでただ可愛がられる存在なんて嫌だったんでしょうね。
逆に陽介は疎まれていたから、リュカになった自分を愛でてくれる人がこんなにいるなんて嬉しいっていう感じで。
エッチは初めてだったもののリュカが記憶をなくしているから優しくしてくれるし、陽介も快楽に身を任せます。
愛されて嬉しいと思いつつみんなは元のリュカが好きだったんだと思うと複雑な気持ちになり、リュカに返したくないと思うようになります。
まぁリュカも陽介の姿で日本での生活楽しんでるみたいなんでね。
そもそもリュカの願いでリュカはここを離れたわけですし、陽介が元に戻りたいと思われる方が困るぐらいです。
リュカになった陽介は美貌を手に入れたものの身分は奴隷ですからね。
周りがリュカをめっちゃ溺愛して取り合いしているみたいだけど、愛玩奴隷としての扱いであることには変わらないことには少し違和感。
そんなに愛してるなら奴隷から解放してあげればいいのにって思ってしまうんだけど、それは難しかったのかな。
取り合いしているから誰か１人が助けるっていうのができないのかもしれませんね。
あとは陽介になる前のリュカは愛玩奴隷としての役割は果たしていたものの、本性は誰にも見せない壁みたいなのがあるっぽいから解放するとどれだけ愛されてても相手にしない可能性もあっただろうし。
今の陽介のリュカは相手に依存しないとやっていけない感じだけど。
むしろ愛してくれる人には愛されたい感じというか。
総受けで終わる話なのかと思ったけど、結構早い段階で相手は決まるんですね。
最終的には見事なハッピーエンドを迎えます！