親に売られて野党に奴隷として虐げられて死にそうだったときに騎士団に救われて、そこで助けてくれた騎士が治療費も出してくれたうえに家に引き取って本当の弟のように可愛がってくれた。
兄のように慕っている騎士に憧れて同じく騎士になったサリー。
しかし魔獣が現れたことにより兄のように慕っていた騎士が亡くなったことでサリーは生きる気力を失ってしまう。
そんなとき魔女によって呪われた第一王子のお世話をすることになって・・・。
なぜ血の繋がりがない自分を兄はあんなに可愛がってくれたんだろうと思ってたサリーですが、第一王子のオーウェンの世話をしているうちに兄の気持ちが少しずつわかるようになって、前向きに生きていけるようになります。
ってここまであらすじ書いたら全部内容言っちゃいそうだ（笑
なんとなくサリーは優しい人っていう印象だし、オーウェンからしたら間違いなく慈悲深く優しい誰よりも自分を愛してくれる人って感じですが、騎士なだけあって男らしいところもあります。
オーウェンは王子とはいえ放っておかれていたのでサリーに懐く少年っていうイメージですね。
サリーに迫るも力で敵うはずはないし、お願いするしかなくて、成長しても可愛い子って感じ。
身分差があるので想い合ってても、どうハッピーエンドを迎えるんだろうと思ったけど、想像以上にとてもハッピーエンドで嬉しかったし楽しかったです。
後日談も穏やかに幸せいっぱいでよかったです。