アルファポリス連載。
ナリシュ王太子殿下に筆頭婚約者の座を下すよう告げられたオリュガはふと前世を思い出した。
思い出したと言っても細かいことは何も覚えていない。
オリュガはずっと婚約者である王子に執着し追いかけまわしていたが、前世の記憶を思い出したことで執着心はなくなり人格が完全に前の状態になる。
オリュガは美を追求するだけで勉強などに力を入れていなかったが、前世の記憶を取り戻してからは勉強も取り込むようになるし、めっちゃ強くなります。
前世ではめっちゃ強かったみたいで、今鍛えてなくてもなぜかめっちゃ動けます。
オリュガが変わったことで逆に王子は今まで結婚するΩは誰でもいいと思っていたが、今のオルガが気になりだして。
同じ前世の記憶を持つ存在と出逢えたことでここがゲームの世界で自分は悪役令息ポジションだと知る。
だからといってめっちゃ抗うとかはないかなぁ。
好きに動いて、好感度を左右されてる存在を意図せず下げたり、おかしいと思ってさけたりします。
王弟とかはオルガのこと好きになったのかなと思ったら、そっちにいくのかと。
オリュガは兄弟仲良いので、みんな良いお相手ができるといいなと思って読んでました。
最初はナリシュよりアルの方が相手としていいんじゃないかと思ったけど、ナリシュ側の事情を知ると同情の余地はありますね。
本編終わってから脇役たちのカップリングも描かれるので総合したら本編と同じかそれ以上ぐらいあるかもしれない。
さらにそのカップリングの子供たちまで描かれ出して頭パニックになります（笑
でも脇役もキャラ濃いので好みはありますが、どれも読んでて楽しいんですよね。
他作品の名前と被らないぐらい名前の個性が強めなのもよかったです。