ＢＦ二次創作小説の話。
パロ読んでて、強いきっかけがあるわけではなく、たまたま出会って会話して中身が凄い濃いっていうわけじゃないんだけど、お互いが何気ない日常会話するのが心地良い相手だなって思えるような空気感で。
第一印象最高から始まったはずなのに、交流を進めていく段階でもう更に上がるしかないみたいなのがいいなって。
お互いの何気ない発言や行動にときめいてるのが凄くいいなって思いました。
「NYにてお会いしましょう。」からの「First contact」です。
もう読んでる最中に「いいね」押しちゃった。
時系列的にはFirst contactの方が先で次にＮＹ。
アップされた順番がＮＹ→First contact。
読みたい順番でどうぞ。

タイトルが『無題』なもんでリンク貼らずに紹介するのがなかなか難しいんですが。
コメディなノリが楽しかったです。
転生パロで楽しいのも読んでるんですが、切なかったりする二次創作が多いので明るいだけでなくギャグ的な内容って久しくて面白かった。
なにをどうやったところでアッシュの良さは打ち消せないだなって。
作者さんのお名前が「午後4時20分」さん。
この方「無題」タイトルで他にも書いてるので、最新の方の無題が私が感想書いたやつです。
その前の無題も良いですよ。

２１日発売だったって気付いたのが２３日でした。
２１日２２日とアニメイトに行ったのに！
漫画の新刊コーナーもちらっと見たんだけどなぁ。
平積みしてなかったんだろうか。
全然気づかなかった。
結局月曜日に買いに行きました。

受けが攻めに惚れ薬飲ませちゃって、それから攻めに告白されて最初はやったーと思ってたのに、惚れ薬の効果なだけで別に攻めは本気で自分のこと好きじゃないんだとか悲しくなってきてしまって付き合うことになったもののテンション低い受けと。
実は元から好きで惚れ薬なんて特に意味のないというか偽物でそんな効果関係なく告白しただけで、告白したらＯＫもらえて付き合えることになってやったーと思ったらなんか受けの様子がおかしいみたいなの読みたい。

ピアスレーベルいいなって思います。
考え過ぎず読めるのがいい。
全てが中身ないわけじゃないけど、それを求めるなら違うレーベルにするなって思う。
レーベルっていうか出版社というか。
なんか自分で感想あげといて昨日のちょっと恥ずかしいなって思った（苦笑

http://www.june-net.com/shop/cominfo2421.html
著：鬼嶋兵伍
発売：マガジン・マガジン
価格：700円
【内容】（公式ＨＰより）
攻め様ボイスで人気を博し、絶賛調子にノっているオレ様声優の沖川蓮夜。収録現場でもやりたい放題の蓮夜に、ベテラン声優・東祥勇による893顔負けオラオラ指導が炸裂！チヤホヤされることに慣れきっていた蓮夜は、すっかりビビってしまい...!?
表題作シリーズの他、読み切り3本と、
伝説のフェチ暴露企画『きじまにあっく萌え講座』全12講座を一挙収録!!

感想
この表題作だけで1冊書き抜いてくれればよかったのに。
身体を攻略してしまってから恋を描かないところがさすがピアスというか（笑
あらすじにあるオラオラ指導が、そもそも俺様だったのにそれにビビるかなと思ってたけど本編でいきなり腹パンしてたんで、そりゃビビるなと思いました。
とはいえ従順に身体任せ過ぎだろと思うけど、このレーベルでそんなツッコミはする方が愚かなんでしょうね。
頭空っぽにしてエロを楽しむレーベルだと思っています。

http://charade.futami.co.jp/book/index.php?isbn=9784576181301
著：碧井アオ　画：茶渋たむ
発売：シャレード文庫
価格：619円+税
【内容】（公式ＨＰより）
絶賛失業中の眞白は、同棲相手に別れを切り出され、家まで失った。母は亡く、父とは折り合いが悪いため実家には戻れない。途方に暮れていたところ、迷子の伊吹と出会い、彼を父親のもとへ送り届ける。両親の離婚後、母親と暮らす伊吹は、その恋人が嫌で家出してきたらしく、夏休み中は父親――青柳が預かることに。しかし、エリート商社マンでありながら青柳の生活能力はゼロ。家事が得意な眞白は、住み込みの家政夫として雇ってもらうが...？

感想
登場人物だいたい良い人って感じでした。
思ってた通りの話で嬉しくはあったんだけど、何も事件がない気がした。
何もなくても面白いのは面白いんだけど、あっさり終わっちゃった感じがしてしまった。
でもどこが悪いとかないんですけどね。
眞白の方から告白して青柳があんなに拒むとは思わなかったけど。
それでも引かなかった眞白の真っ直ぐにぶつけるところは素敵でした。
久しぶりに帰った実家で初夜を？と思ったけど、さすがにそこではしなかった（笑
この間まで彼女がいたとは思えない感度の良さでした。

昨日書いた記事で泣きそうになったＢＦの二次創作小説はこれです。
「The Happiest Boy In The World」っていうシリーズでくくられてるけど、それだと更新した順番になっているので時系列順に楽しむなら最新の小説のキャプションに書かれている順番で読めば時系列になります。
そうじゃなくても問題はないんだろうけど、私は時系列順で読みました。
その最後が現時点では「幸せの匂い」。
この方の序盤のショーターたちとの車での旅話も好きです。

https://www.b-boy.jp/novels/129527
著：鈴木あみ　画：みずかねりょう
発売：B-BOY NOVELS
価格：890円+税
【内容】（公式ＨＰより）
オメガのジブリールは発情中襲われかけていたところを王子ユーディウに救われ新しい愛妾（オメガ）として後宮に入ることに。でも所詮はただのオメガ。性技にも美貌にも自信のないジブリールは王子の恩に報いようと後宮内でも懸命に働く。国の未来を語り、自分をひとりの人間としても扱ってくれる王子のことをジブリールは胸が痛むくらい好きになってしまっていた。ある日、ジブリールはユーディウが王位を手に入れるため画策する冷酷な声を聞いてしまい...！？

感想
まさかの２段構成で開いた瞬間びっくりした（笑
最初王子に救われる前が長かったらどうしようかと思ったけど、いい感じの短さでよかったです。
タイトルにあるからもしやと思ってたけど、後宮にいるオメガはジブリールだけではないんですね。
ユーディウは間違いなく最初からジブリールに優しく接してくれてはいたけれど、好きになったとかではなく。
単純にそういう人柄だったというだけですね。
ジブリールは最初自分自身を好いてくれていると思ってしまった部分があったから、優しさ自体は本物でも愛ではないと知って反発してしまうのが意外でした。
あらすじだけ見てるともっと大人しい子かと思ったけど、しっかり自分を持ってて好感が持てました。
王子にそんな態度とって大丈夫なのかと心配になるほどに（苦笑
くだけた口調なのは王子からしたら嬉しいぐらいらしいけど。
自分だけを愛してるわけじゃないのに抱かれるのは嫌ってちょっと珍しい受けだなと思ってしまいました。
いや、そりゃもちろん愛あってこそでしょとは思うけど、身体だけでもっていう受け多いし。
なによりそこを拒否するのに他の誰かに抱かれる可能性というか危険性を冒してまでユーディウのために動こうとするっていうのが。
それだったらユーディウに抱かれて身籠る方がいいのではと思いながら読んでました。
ユーディウは結構最初からジブリールに惹かれてたんだろうけど、惹かれてるということに自分で気付いてないって感じですね。
それでジブリールに対して数いるオメガのうちの一人みたいな発言をするからジブリールが素直になれないというか反発してしまって。
そこに早く気付いて口説いてればすぐ丸く収まったのに。
明らかにジブリールに対する接し方はユーディウが他と平等にしてるつもりでも慈しみを感じますもの。
他のオメガと接してるシーンほぼないんで比べられないですけど。
だからこそジブリールは自分が愛されてるって思えたのに、「男の子を産まなければ・・・」的な発言するからオメガはそのためだけの存在なんだって思っちゃうわけですね。
わりにこの世界ではオメガの扱いが酷いのに対してユーディウはちゃんと人権ある扱いしてくれてるしそれを広めてくれようとしているのでオメガを見下してるというわけではないんですけど。

そんな日常を描いててそこから泣かされるとは思わなかった。
ＢＦの二次創作って転生じゃなくて原作本編に沿った二次創作だと結構悲しくなるのが多くて。
楽しい日常でもこの先の展開を知ってツラくなってしまったりするのはよくあるんですが。
とはいえ日常を切り取っただけならまだ普通に楽しめるのです。
１ページの間に日常からそれが振りになって・・・な内容で。
いやもう作品読んでもらわないことには伝わらないんですが。
死んでしまう展開でもなんでもなかったのにめっちゃ心に刺さるというか悲しい気持ちでいっぱいになったというか。
なんでこの２人が離れないといけないんだって声を大にして言いたくなりました。