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配偶者からの暴力(DV)問題

配偶者からの暴力(DV)問題>掲示板

公開 メンバー数:29人

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  • from: 21世紀さん

    2009年11月26日 18時38分54秒

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    遺族それから:警察に何度も相談…31歳の姉刺殺/DVに警察の対応冷たく

    別居中の夫(43)に殺された高森真紀子さん(当時31歳)の妹、裕子さん(33)=ともに仮名=が来月4日、鹿児島地裁で開かれる民事訴訟の証言に立つ。事件の半年以上も前から続いた夫のドメスティックバイオレンス(DV)。警察に訴えても反応は冷たかった。「きちんと捜査していれば、姉は死ななかったのでは」。裕子さんらは2年前、県に損害賠償を求め提訴した。「あなたの娘が同じ被害に遭ったらどうしたのか」という思いを胸に--。

      ◇   ◇

     「あんたは確実に死ぬよ」

     夫の言葉が現実になったのは、04年10月19日のこと。白昼の路上で、真紀子さんは夫に刃渡り13センチのフィッシングナイフで刺殺された。別居中の姉を待ち伏せ、胸や腹、背中を執ように10回以上切り付けた。しかし、姉はいきなり殺されたわけではない。

     夫の暴力に耐えかね別居に踏み切った姉。逆恨みした夫は、半年以上も執ような嫌がらせを続けた。姉の転居先を割り出し、電話線を切って盗聴器を仕掛ける。車のブレーキオイルを抜く。脅迫電話、火災の虚偽通報……。姉妹にとって恐怖の連続だった。

     事件前、記憶にあるだけで警察に5、6回は相談した。「また来た、といやな顔をされた」と感じた。「あなたたちみたいな人はたくさんいる」と言われたこともあるという。そして事件は起きた。

     姉が亡くなった後、県警はこれらの犯行を、脅迫、器物損壊、有線電気通信法違反などの罪で立件。いずれも有罪が確定した。

      ◇   ◇

     DV事件に対する警察の消極姿勢。背景には、家庭内の問題に公権力は過度にかかわらないとする「民事不介入の原則」がある。個人の権利やプライバシー保護の観点から、こうした原則を全くないがしろにはしにくい。

     だが、ジャーナリストの大谷昭宏氏は「今回は殺人の前に刑事事件が併発しており、捜査すべきケース。民事不介入の原則にはあたらない」と語る。

     警察庁によると、配偶者からのDVの認知件数は昨年1年間で2万5210件。前年比20%増えた。福岡市で先月、マンションで27歳の女性の遺体が見つかり、夫が死体遺棄容疑で逮捕、起訴された事件や、24日に同市で起きた元交際相手による23歳の女性刺傷事件は、いずれもパートナーから日常的にDV被害を受けていた。そして被害者はいずれも警察に相談していたが、被害は防げなかった。

     「DVへの関心の薄さが姉の死につながった。被害者は加害者だけでなく、行政や社会の無理解からも被害を受ける」と裕子さん。裁判を通じ、こうした意識が社会に広まることを願う。

      ×   ×

     犯罪被害者週間が25日始まった。遺族の中には、単に加害者を恨むのではなく、他の人に同じ苦しみを繰り返させないために新たな行動に出る人もいる。そんな遺族の「それから」を追う。【川名壮志、写真も】

    2009年11月26日毎日新聞

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コメント: 全1件

from: 正義顕揚さん

2009年11月27日 22時07分49秒

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「Re:遺族それから:警察に何度も相談…31歳の姉刺殺/DVに警察の対応冷たく」
警察の対応としては、福祉事務所や専門の相談機関を紹介して事件を未然に防ぐ様すべきであったと思います。何らかの手を打っていれば夫は犯罪者にならなかったし、妻も被害者になる事はなかったでしょう。
それ以前にDVに関する知識を持つ事が大切です。今後同じような事件が多発する事も充分考えられます。関係機関にはこれを教訓に対策を講じて欲しいものです。

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