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配偶者からの暴力(DV)問題

配偶者からの暴力(DV)問題>掲示板

公開 メンバー数:29人

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  • from: 21世紀さん

    2009年12月13日 08時44分54秒

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    あす初の裁判員裁判 長男殺害「殺意」判断に注目

    被告の心情量刑にどう反映


    裁判員と裁判官が量刑などについて話し合う佐賀地裁の評議室  県内初の裁判員裁判が14日、佐賀地裁で始まる。基山町で5年前に男が長男を殺害し、自宅敷地内に埋めたとされる殺人事件で、被告は殺意を否認し、弁護側は傷害致死にとどまると主張している。背景に長男の家庭内暴力などがあり、わが子に対する「殺意」を裁判員がどう判断するか注目される。

     殺人罪に問われたのは基山町長野、元会社員鶴田秀幸被告(60)。起訴状などでは、鶴田被告は2004年8月3日深夜、自宅で、長男の塗装業幸隆さん(当時30歳)を睡眠導入剤で眠らせ、顔に座布団をかぶせて大型ハンマーで数回殴り、殺害したとしている。遺体は今年8月に事件が発覚するまで5年間、自宅敷地内に埋めていたが、死体遺棄罪については時効(3年)が成立している。

     公判前整理手続きでは、鶴田被告がハンマーで長男を殴り死亡させたことや、長男が自分の元妻に暴力を振るっていたことに争いがないことが確認され、争点は殺意の有無と情状に絞られている。

     弁護人の団野克己弁護士は「殺意の判断は弁護士でも難しい。この事件は親子間の特殊な事件。裁判員にはじっくり聞いて、適正な判断をしてほしいというのが被告本人の希望でもある」と話している。

     父親が息子を殺害したとされる家庭内事件の背景には、長年にわたる長男の非行や家庭内暴力があり、市民生活に身近な問題とも言える。裁判員は被告の心情をどう受け止め、量刑に反映させるのだろうか。

     公判では、情状証人として親族や、刑の軽減を求める嘆願書の署名集めの世話人ら4人が出廷する。弁護側によると、鶴田被告の友人や近所の人たちが集めた署名は1万4500人分を超えるという。嘆願書は証拠として採用されなかったが、趣旨や概要は採用される。

     弁護側によると、検察は署名集めの世話人を務めた二十数人が裁判員に選ばれないよう、名前を裁判員候補者名簿と照合するという。地検は「ノーコメント」としているが、裁判員裁判ならではの手続きだ。弁護側は「利害関係人であり、当然の手続き」としている。

     公判では、被告はスーツ姿で出廷する予定で、弁護人と意思疎通を図るため弁護人の横に着席する。弁護側は「裁判員裁判を意識している」と説明する。

     冒頭陳述では検察側、弁護側双方がパワーポイントで主張の要点を示すという。佐賀地検の渡口鶫(とぐちつぐみ)次席検事は「主張が裁判員に伝わり、適切な判断を得られるよう分かりやすい主張立証に心がけたい」と話している。(遠藤信葉)

    (2009年12月13日 読売新聞)

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コメント: 全2件

from: 21世紀さん

2009年12月22日 00時37分50秒

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「Re:あす初の裁判員裁判 長男殺害「殺意」判断に注目」
裁判員裁判:長男殺害事件 被告「DV相談」に、県警「対応に問題なかった」 /佐賀
 ◇被告証言「DV相談に落胆」に、県警「対応、問題なかった」
 04年に長男を殺したとして裁判員裁判で鶴田秀幸被告(60)に懲役5年が言い渡された殺人事件で、鶴田被告が事件前、長男の配偶者暴力(DV)を鳥栖署に相談していたことについて県警は18日、「対応に問題はなかった」との認識を示した。鶴田被告が長男を殺害したのは、配偶者暴力を同署に相談した12日後だった。

 県警によると被告は04年7月22日、長男の妻の実家から「日ごろから暴力を振るっている」と聞き、同署に暴力を収める方法を約1時間相談。同署は(1)長男夫婦と話し合い(2)暴力を止められないようなら110番し(3)妻に被害届を出す意思があれば来庁させる--よう助言したという。

 山口仁納助刑事部長は会見で「長男夫婦と同居しているのにまた聞きで相談しており、切羽詰まった状況は感じていない」と述べた。

 被告は公判で「(警察官から)『お父さんが頑張るしかない』と言われ、落胆した」と証言している。

 また、長男からDVを受けた最初の妻は00年ごろ同署に相談した際の様子を「(離婚後)『あなたが(長男と)会うのが悪い』と帰された」と証言したが、県警は「記録が残っておらず確認できなかった」とした。

 県DV総合対策センターの原健一所長は「相談者に切迫感がなくても事態が深刻なケースはある」と対応の難しさを指摘する。01年施行のDV防止法では被害者を発見した際、通報する努力規定があり、警察などは防止措置を講じなければならない。【関谷俊介】

==============

 ◆裁判員裁判傍聴記

 ◇当事者の立場真剣に考える、より良い社会への可能性
 14日から4日間の日程で開かれた県内初の裁判員裁判を振り返ると、弁護士、検察官に共通したのは「あなたが当事者の立場だったらどうしますか」と語りかける姿だった。「裁判員自身の感覚でこの事件を考えてほしい」という熱意があったからだろう。

 3日目の最終弁論がいい例だ。弁護士は事前に用意した資料を使わず、裁判員に語りかける手法に切り替えた。「(裁判員に)手元の資料でなく、こちらを見てほしかった」

 会見に応じた裁判員の一人は、今回の事件の背景となった配偶者暴力について「被害者救済のための対応を考える必要がある」と語った。

 普通の市民である裁判員が被告や証人と向き合い、真剣にその家族や将来について考えたからこそ、言葉の重みが増す。

 裁判員制度には批判も根強い。しかし、裁判員としてさまざまな事件を自分の問題として考えた体験が何らかの形で還元されるなら、この制度は社会をより良い方向に導く可能性を秘めている。【関谷俊介】

毎日新聞 2009年12月19日 地方版

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from: 21世紀さん

2009年12月18日 00時49分36秒

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「Re:あす初の裁判員裁判 長男殺害「殺意」判断に注目」
求刑懲役13年、判決は5年 裁判員、殺人罪被告に

家庭内で暴力を振るっていた長男を殺害したとして殺人罪に問われた父親の裁判員裁判で、佐賀地裁は17日、懲役13年の求刑に対し、弁護側の意見と同じ懲役5年の判決を言い渡した。若宮利信裁判長は「被害者の配偶者暴力など粗暴な素行が原因や背景になっており、被害者には相当の落ち度がある」と理由を述べた。これまでの裁判員裁判の実刑判決では求刑との差が最も大きい。検察側は控訴について「今後検討したい」としている。

 判決によると、佐賀県基山町、元高速道路料金所長鶴田秀幸被告(60)は自宅で2004年8月3日深夜、睡眠導入剤で眠らせた長男(当時30)の顔を重さ約3キロの掛矢(大きな槌(つち))で数回殴り、死亡させた。

判決は、減刑を求める嘆願署名が約1万4500人分集まったことや、家族関係を動機として親が子を殺害した同種の事案の量刑が懲役3〜7年であることにも言及して結論を導いた。

 この日は評議が長引くなどして、判決の言い渡しは2度延期され、当初の予定より50分遅れた。判決後の記者会見で、裁判員を務めた男性(63)は「評議では活発に意見が出た」と説明。20代の女性は「(求刑の)13年と(弁護側の)5年は一つの意見としてとらえ、自分の意見を最優先した」と発言した。

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