正念場と言うが場所でなく
冬眠は人間にこそありえ
遍在に空き巣が掛かり
色即是空的蒸し返し
植物を愛してしまい
けもの道が懐かしく
棺を覆いて定められ
年の瀬はやはり未明

なみできるということではなく
波遣らないこと
コンテクストが組み換えられる
事後処理の学
邪でない念
方便
安泰
傾いているのが船であった時
生理的純粋
空即是色

まんず犬郭公鳴くも夏去りて
猿祖遠害虫不実歩行大楽天国韋素地まんま自鳴

最初に言うのを忘れてましたね

赤　夢を覚えいない、体が鉛のように重い。
橙　居場所がない。珍しいもの、気晴らしがいる。
黄　誰もいない時間。問が繕われ風が去って行く。
緑　懐かしい味が思い出せない。献立が合わない。
青　山が面白い。歴史が為になり海の生き物が可愛。
藍　世界が聞こえ人が八釜敷く澄まし方が分からない。
紫　埃に汗だく風邪気味で虫の一生薬草人いきれ。
黒　白夜あれば鶴帰ろうとせず孵そうともせず。
白　意識ははっきり物色中故緑の感じで縁取る面長。
灰　肉の締まりにうっとり飽きを覚えず楽しめる。

十牛図　への偈頌
地面やめ　はなせよごとに　牧歌なれ

ﾛ卒啄の容量
阿吽の呼吸
テラフォームの宇宙
オウトノミーの時間
メモリーの空間
スフィアの髪型
ヴィジョンの明日
エスプリザニモの未来

無境界（は植物性的）「太陽が暑かったから」カミュ　鑑み
自然悪（は凡そ歓迎）「人間は教育されなくてはならない」ルソー　考え
自堕落（は無師独悟）「どこへ越しても住みにくい」漱石　川魚
腐心労（は遠慮がち）「雨宿りの茶屋でぴったり」川端　仲間かな

乗せんガキ落下無し往く釈迦ワラベ


あくまでもー


爪を透かせて 見せている血のバランスの色は乱反射を含みくすんでいるが、その集積である魚は成分に準えた九の喩によって竜と相補しているので教えられるところが多い。昔の人はちゃんと知っていたので、食べると頭が良くなるとつづめて考えていた。