中島敦「犬も歩けば棒に当たる」

北村透谷「猫の手も借りたい顔」

壺井栄「狐につままれたような顔」

小川未明「狸どっからか祭り囃子」



元祖！近代文学四天王に推したい。

太宰治はなぜかオルゴールで失格と考えた。

武者小路実篤は確かに梅干し幾つと考えた。

種田山頭火はマジで百も承知したと考えた。

遠藤周作は矢張日本人のイメージと考えた。


3456図それぞれの難しさ。

第四図と第七図の末と恣意を双方向性に解釈したことで、
神的なものとして崇められ対峙して来た存在キリンビルが、
今や飛び出して来たような御二方、種田山頭火と遠藤周作、
は流石に、
FLiPする仏教徒とTRAPする山の基督教と見做せなくもない
のでした。

第一図の思惟を思考と解釈した太宰治は第二図への躍動感溢れる走れメロスを著し、
第十図の妻を女郎花と解釈した武者小路実篤は第九図からの連綿たる愛慾を著した。
それだけのことで昨今死神（文字通りゲーム的に「死に」）のレムとリュークとして登場させられる羽目になっている。くわばらくわばら