ヒロサチヤ
名残おしく思へども、娑婆の縁つきて、力なくしておはるときに、かの土へはまひるべきなり。ようやく親鸞はお浄土へ

福井謙一おめでとう




五木寛之
厠にいくときは、覚信と蓮位が親鸞の体をかかえてはこんだ。そのあまりの軽さに、蓮位はひそかに涙をこぼした。

田中耕一おめでとう




伊藤益
親鸞の「悪の思想」は、澄み切った思想、透明な思想として、わたしたちの「実存」を空気のように蔽っている。

白川英樹おめでとう






あえて抽象しませんがこにも魔力の類いが潜んでいる証拠に、これらがノーベル化学賞の研究対象として具体されている事実を挙げておこう。

何れにおかれても最後もしくは最終的に道元解読の決め手になっているが正法（消防）眼蔵いざ知らず火（正体）に油（媒体）を注ぐようなもの？

井筒俊彦
「上山渡河の時」が「玉殿朱楼の時」を呑込/吐出す境位



和辻哲郎
古仏の「葛藤纏撓葛藤」/先師古仏云、「胡蘆藤種纏胡蘆」



里見弴
草の葉に⋯首途せる身の木の目山/空に路ある心地こそすれ



田辺元
丈夫の勇猛心必要〜ドンキホーテの嘲る所でない


尤も禅師は平気の平左の様子です。