山登りさん　　こんばんわの時間です。

　貧乏な家に生まれたので、農家と言っても年中食べるだけの米もなく、ヒモじい思いは何時もでした。
　親父が被爆者で体が弱く、小３で牛を使って田を耕していましたから。
　高校も自力で入学前の春休みに土方をして金を作り、夏休みも左官の手伝いをしたり、奨学金とバイトで卒業したので、勉強をした記憶はありません。

　今の暮らしは天国です、私はあの生活を体験しているので、落ちぶれてもあそこまでは無いだろうと思いますし、耐えうることが出来ます。
　 家内は、そうはいかないだろうと思いますが、私と結婚したことで底辺の家庭を経験したので、打たれ強くなっていると思います。

　ヨーロッパへ連れ出したことは、何物にも代えがたい２人だけが共有できる至福の財産です。
　廻りからは、あの貧乏人だった奴が、公平ゲニヨーロッパへ行って、と、カゲ口ばかり叩かれていますが、どう言われようとあの空気景色を２人で共有できたことは、素晴らしい時間でしたね。

　これもそれも、家内が貧乏人の私について来てくれたからこそ、今があります。
　家内と結婚して、私の人生が変わったのですから。
　私は家内にはいくら感謝してもしきれません。