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☆気まぐれDiary!

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  • from: とおるさん

    2025/09/14 21:11:56

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    25年09月14日Sunday

    琵琶湖一周から一か月...どっか行きてえ~、三連休だし。ということで、昨日の夜、いろいろ考えた。大宮まで足を延ばして鉄道博物館、さらに足を延ばして川越...それもピンとこず。そうだ、県立美術館でジブリ展やってるじゃん、とか思ったらチケットが予約制である、もう無理じゃん。どうしようなあ、またいろいろ漁る...ああ、ここでいいか、意外と行ったことないし。

    起きて、洗濯機を回して、ラジオ体操。終わった洗濯物を取り出して、2回目の洗濯機。終わった洗濯物を干して、アパートを出る。しかし若干肌寒く、カーディガンを取りに一瞬戻る。
    まずは腹ごしらえ、吉野家で朝食である。7時半過ぎ、まずまずの客入りである。珍しく、朝牛セットにした、コスパいいよな、ごちそうさまでした。その足でセブンに寄って、アイスコーヒーを購入、バス停へ向かう。と、走り去る高速バスが見えた...え?バス停にたどり着き時刻表を見ると...どうやら仙台行きだったようだ、焦った。待つこと数分、乗ろうとしていた会津若松行きがやってきた。いざ乗り込むと...まあ席が埋まっている、半分くらい。2人掛けがまとめてあいている席がなかったので、最後列のど真ん中を陣取る。その後、乗客はそこまで増えず、まあこんなもんだったな。
    バスは49号線を抜けて、郡山インターを通り、東北道から磐越道へ。高速バスなんて、いつ以来だろうな、そして『音楽の泉』を聞きながらの、高速バスからのこの眺め、好きだなあ。三連休の中日、車はそこまででもなく。田んぼはだいぶ黄色くなってきた。そして...曇天、まあ歩き回るにしてはピーカンよりはいい。途中、工事により対面通行となるが、全然渋滞しない。
    会津若松市内に入る、郡山市内よりだいぶ雲が厚いが、雨降らないかしら。若松亜紀前でごっそりお客さんが降りるが、こっちは終点まで乗りとおす。神明通りには提灯と『会津まつり』の旗が、来週からだってね、期間中だったら混んでただろうな。

    終点、合同庁舎前。バスを降りて、マップを起動。目的地をセットして歩き出すのだが...なんか表示自国がのびていくし...あれ?こっちじゃない?また歩いて交差点を曲がるも...こっりでもない?なんなんだ?また戻って、歩き始めると...マップがようやくまともに動き始めた、この歩き始めのコンパスが定まらない時間帯、やめてほしい...。マップに導かれるまま、鶴ヶ城公園を突っ切る...のかこれは?どっちだ?こっちだ...当たり前だが、お城の中はわかりづらい。

    そんなこんなで、迷いながらようやくたどり着いた、県立博物館、県立美術館がだめなら県立博物館だという安易な考え、もちろん気になる企画展示があったから来たのだけれども、そもそも県立博物館に来たことがないというのもある。何がいいって県立博物館、開館間もない時間だからか、とにかくすいている、そして涼しい。正直、自分は歴史学・人文学・民俗学にはまったく明るくない、それでも展示を眺める。県内各地から出土した化石やら土偶やら、竪穴式住居の再現、県内各地の寺院に収蔵される仏像、江戸時代の会津の街並みの再現ジオラマ、いわきの漁業の歴史、県内の高度経済成長期の常磐炭鉱の話から、東日本大震災まで...本当に幅広いわ。そんな中、館内放送にて「この後10時半より解説員によるツアーがございます...」知識が薄い人間にとっては、とてもありがたい企画である。ということで、いったん常設展示室の入り口まで戻り、ツアーに参加。私以外に、子供を抱えたお母さんと、あとおじさん。解説員さんに説明してもらうだけで、理解が進むわ、もっとも説明文が見えていないところもあるので、なおさらだ。あつかしの合戦から戊辰戦争、会津祇園祭のおこりまで、個々では知っているけれど、それがどんな背景でここまで来ているかは理解していないので、だいぶためになった。途中、お子さんを連れたお母さんはお子さんが飽きたので離脱、そしておじさんは解説員さんに、原発事故の説明のところで「南海トラフへの国の対応はどう思う?あんなの見捨ててる」と、まあ言いたいことをぶちまける、それは今言うことじゃないでしょうが...。そんなツアーを終えてから、改めて展示物を見直す。東北電力の大川発電所の古い水車まで展示されている、福島県の歴史に関するありとあらゆるものが展示されていて、本当に幅が広い。東日本大震災のコーナーは、身をもって体験したこともあり、心に刺さる。
    続いては民俗学の展示、会津の伝統工芸を中心とした電磁になっている、かんじきから、赤べこ、起き上がり小法師、会津漆器などなど。展示室は暗めになっていて、黒い壁にプロジェクターで映像が映し出されている、これは迫力があるぞ。美術のコーナーでは絵画の企画展が行なわれているが、このあたりはさっぱりである(泣)。自然のコーナーでは、化石や岩石の展示はもちろん、ヅタバスズキリュウの骨格標本がどどんと展示されている、でけえ~。
    でも月日は確実に立っている、こうして記録して伝承していかなければ、止まった時計と流されたポストとスクリーニングの看板を見ながら、改めて思った。
    常設展示を見るだけで、午前中が終わった、すごいボリュームだ。昼食にしよう、館内のレストランへ。席に座ってメニュー表を見る...うどんとそば、定食とカレー、あとはコーヒーとスイーツ類。悩んで、お店の名前が冠された定食を頼む。私の後に入ってきたお客さんへの店員さんの対応を聞いていると「ご飯もの終わっちゃったんです」どうやら私がラストだったようだ、なんたるタイミング。まだ正午を回ったばかりで、これからお客さんが増えてくる時間だろうに。で、出てきた定食、車麩南蛮漬け・三五八付け・小鉢、野菜の味噌汁にご飯、非常にヘルシーかつ会津である、その分お値段も張るが、お金はしっかり落とすのだ、ごちそうさまでした。
    昼食後は企画展示室へ、今日の目的はこれである。『私たちの戦争体験-アジア・太平洋戦争終戦80年-』会期が明日までである、戦後80年を迎えて今の世界がこんな状況だ、来るしかない。福島県民や福島県関係者が体験したあの戦争を振り返る企画展である。常設展示とは打って変わって、こちらはある程度人がいる。まず展示は2部構成で、最初は軍都としての会津若松について。戊辰戦争からの復興が進まない会津に陸軍を誘致し経済を潤そうということで、いろいろあって若松の街に陸軍が置かれるようになったそうだ、知らなんだ。当時の若松の街と陸軍との関りがわかる展示物が多数である。そして後半は、福島県民・福島県関係者の戦争記録、戦地から送られた・送った手紙、帽子や軍服・鞄...確かに戦争があったことが、展示されているものたちから伝わってくる。いろんな年齢の人が訪れていたが、特に小学生たちがしっかり見ているのが印象的である。しかし説明文が見えない、柳条湖事件に山本五十六、教科書に載っている人たちがなぜここに?と、ここで館内放送「この後企画展示室にて、当館学芸員による解説ツアーが...」これだこれ、ど素人にはありがたい話だ。やはり関心が高いらしく、ツアーに集まる人が多い。そしてツアーが始まる、前半はまあ理解していたが、後半だ。柳条湖事件に福島県出身の遠藤新一がかかわっていた、山本五十六の奥さんが会津の人だった、なるほど、だから展示されていたのか。そして戦争体験者何人かにフォーカスされた展示が行なわれ、手紙や装備から、各々の家族の姿がうかがえる。戦争は、いらない。誰も幸せにならないし、すべての人の人生がくるってしまう。どうしても、今のこの世界の状況が頭の中をぐるぐる...。学芸員さんの解説を聞いてよかった、より理解が深まった。解説が終わって、もう一度展示を見てから、展示室を出た。

    そのまま県立博物館を出て、鶴ヶ城のほうへ。天守閣の前では、会津十楽が行なわれている、人が出ていていい感じである。絵ろうそくからお酒、会津地鶏に馬肉まで、会津のいろんなものが詰まっている。そんな中、おやつは何にしようかな~。すみません、馬肉メンチカツください、ベンチに腰掛けて馬肉メンチをいただいた、味覚音痴なので馬肉はわからなかったけど(爆)美味しかった。もうひとつくらい...すみません、クリームきんつばください。またベンチに腰掛け、焼きたてのカスタードクリームのきんつばをいただく、あっつ、うまっ。隣でもきんつばを食べており「大判焼き?」「今川焼」「あとなんて言う?」確かに全部同じものだと思う...。
    よし、ここまできたらやはり天守閣のぼるか。博物館とは打って変わって(失礼)、こちらはさすがに人が多い。そして思う、展示ってこんなにビジュアル的だったっけ?だいぶ明るくなった印象。空調がしっかり効いている、快適だ。天守閣60周年記念展示をやっているのだが、人が多いのでしっかり見ている余裕はない。見られる展示を眺めて、天守閣から曇天の会津若松を見下ろして、鶴ヶ城を出てきた。

    さて、帰るか。鶴ヶ城公園を出て、合同庁舎を目指す。さすがに帰りはマップに頼らなくても行ける、こっちだ...あれ?これは朝見た、間違えた風景...。じゃあこっち?あれ?とかやっていると、高速バスが走っていくのが見えた、あっちだ。ということで、バス停にたどり着いた、助かった。自分の空間把握能力に、改めて絶望する。
    やってきた会津バス郡山行に乗り込む。最後列の助手席側を陣取る、全然乗客が少ないわ。夕方の市街地をバスは走り、駅前のバスターミナルで乗客をピックアップしても...全員でも客は10人くらい?朝との差にびっくりする。
    バスが駅を出て若松インターへ向かうのだが...49号線、なんだよ夕方だから流れが悪いのか。途中、救急車が行った。とか思ってたら運転手さん「え~、この先、観音前交差点、事故が発生して...救助が入っています。そのため渋滞しております...」マジ?最後列からなんとか前を見てみると...複数の赤色灯が見える、大丈夫かよ。渋滞の中、バスはじりじり交差点に近づき、インター方面へ右折、消防車と救急車が複数台見えたし、事故車両自体は交差点のところの青山まで移動させたようだ。大丈夫だったのか?バスはアピオ前停留所へ、ちょうど待っているお客さんがいる。運転手さん「何待ちですか?今そこで事故してて渋滞してるんで、到着遅れます~」大変だ。
    バスはようやく磐越道へ。『TOKIO HOT 100』を聞きながら、順調な磐越道を過ごす...やっぱり曇天だなあ。東北道に入ると、とたんに車が多い。
    バスは高速を降りて、49号線、こっちは事故してないな?夕方だが、割と順調である。高速バス最寄りで降りて歩く、やはり今日は朝晩、そして博物館内でカーディガンが手放せない。

    帰宅した、無事に帰れたことに感謝。洗濯物を取り込んで、いつもの番組を聞きながら過ごす。夜は晩飯を調達しにベニマルへ、いつもの日曜日である。

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