さぁ、今日はどうする？休校なわけで、大学に行っても教室棟が開いている保証はないし、もちろん学食もだ。大学行くのはやめよう、そうしよう。久々に中央図書館に行こう。
というわけで、郡山駅にやって来た。バス乗り場から池ノ台方面のバスに乗ろうとしたその瞬間！頭に嫌なものが過った。今日は何日だ？４月３０日、月末だ。これが何を意味するか…中央図書館、月末休館日(爆)。わざわざ郡山に出てきて、こんなのあり？池ノ台行きのバスを見送って、どうするか考えた。ここまできて、またすぐに帰るのは癪に障る。じゃぁ、勉強できるところはないのか？そこで思いついた…希望ヶ丘図書館、あそこなら月末も開いている。携帯から郡山市のページを確認、やっぱり開いている。じゃぁ、希望ヶ丘に行こう。…出身高校の近くってのが引っかかるが。
そういうわけで、希望ヶ丘・大槻方面のバスを待っていると、通りがかりのおばあさんが「ここは市役所行ぐのがい？」行きますよ。するとおばあさん「二中前で降りて、日東病院まで歩ぐんだ。足痛いんだげんど」それからおばあさん、いろいろと話す。旦那を病院に連れて行くとか、２週間に１度は行かないといけないとか…。そんなおばあさんに言われた一言「陽気がよくて、わげ〜(若い)人はいいんでないがい？」これといって予定が無い私にとっては、ちょっと痛い言葉。「まぁ…そうですね…」と言っておいた…。

祝日なわけで、ＧＷなわけで、大学もしばらく休校なわけで…何しよう？まったくもって予定がない、図書館にでも行こうかしら？今度こそ、真面目に本を読みに。しかし思っただけで、行動に移せなかった(爆)。

ズームインの拡大版らしき番組をやっており、朝っぱらから投稿ビデオで笑い転げる。だいたい、年末くらいにやるビデオ大賞しか見ないから。普段からこんなのやってるのか、と思うと…まぁ大変だな。

お昼から、自転車を磨く。しばらく磨いてない。
部品を外し、油を差して、車体を磨く、もちろんホイールまで。今年で７年目に入ったこの自転車、いつまで持つかな？いくらキズだらけでも、きれいにして乗っていたいじゃないか。
そのＢＧＭは、ＪＦＮ休日特別番組「昭和サウンドトラック」今日にちなんで、昭和の歌謡曲を流しつつ、ゲストを迎えて昭和について語ろう、という番組。担当はお笑いのダイノジ。いろいろかかった…美空ひばり・ピンクレディー・中島みゆき・植木均・キャロル…。名曲ぞろい。この現代の音楽を作り出す基礎となった昭和の音楽たち、この曲があったから今の音楽があるんだな。

開き時間に、まだ化学のデータを処理していた…終わらん。これから毎週こんなことするのかと思うと、かなり気が重い。単位取れるのかしら？
それから図書館に行って、読みたいような本を探した。先週、購買部で見かけた本。ところが、図書検索をしてみても、その本は見つからず…どういうこっちゃ？やっぱりここが、工学部の弱みなのか。しょうがない、買うか、２ヶ月ぶりくらいに中央図書館にでも行くか。

帰り際。地元の駅で、誰かに名前を呼ばれた。地元の友人Ｓさんに、さらに超久々に会ったＭさんとＣさん。「大学に、そっくりな子居るんだけど」へぇ〜、で大学どこ？(←学校の名前が気になる)。

朝、とりあえず起きて、とりあえずザサンデーを見ながら朝食を食べて、そのままの流れで「いつ見ても波瀾万丈」なんか見てしまう…普段なら、波瀾万丈なんて見ないのに。
その傍らで妹が「なんか声変だ〜、変声期だ〜。俺風邪ひいた〜」ならパブロン飲んで寝てろ。昨日一旦こたつで寝て、そんで次は布団被らないで寝たらしい…あんたアホか？

お昼から練習があったので、今日もまた大学へ行く。日曜日のキャンパスというのは非常に閑散としており、なんか不気味…。誰も居ない学食の建物、一箇所だけ鍵が開いており、そこから中へ入る。
先輩たちはもう準備していた。今日も軽く発声代わりに「いざ立て戦人」を歌って体を慣らして、それから適当に曲をやってみる。先輩の片方が「あの人鬼だから、きちんと歌わないとぶっ殺されるから」「鬼じゃないし」おっかねぇっすね(笑)。
練習が終わったあとは、先輩と一緒に駅まで歩く。先輩はこの近所に住んでいるらしい。授業とかの話を聞いておく、この教授が特に評判悪いとか。

帰ると、テーブルの上にケンタッキーの箱が…なんでうちに、こんなハイカラなものがあるわけ？すると母ちゃんが「船引に出来たから、買ってきた」なんでも船引のダイユーエイトの真ん前に、リオンドールやらツルハやらツタヤやらが出来たらしい…とうとう田村地方にもそんなものが。ふねひきパークは大打撃だろうな。

化学のデータ処理もさることながら、微積分からも課題が出された。家ではとうてい勉強しないわけで、学校に来た。今日はそれほど高望みせず、４階のスペースで勉強することにした。今日は上級生の父母懇談会があるらしく、保護者の方が行ったり来たりしている。

お昼。土曜日は「思い切って定食」の日(←なんだそれ)。今日もメニューを眺める…Ａランチは若干こってりだ、なら今日は日替わりにしよう、ということで日替わり定食に決定。本日のメニュー…メンチカツ・豚肉と野菜の炒め物、それに米飯の味噌汁、ご馳走様でした。

そして今日から、いよいよ合唱同好会の活動が始まった。活動場所は食堂の３階にあるＡＶ講義室、音響設備もあるんだ…。
講義室に行ってみたが、まだ誰も来ておらず。心配になって唯一連絡先を知っている先輩にメール。しばらくすると、鍵盤を担いでやってきた、こんちはっす。「なんかね、もうひとり１年生が来るはずなんだけど…来ないね」下手したら、新入部員は私ひとりかもしれない。先輩とあわせても、合計４人…すごいな。
教室に入って、まず歌う。簡単に歌えたので「いざ立て戦人」久々に歌えて、けっこう楽しい。それからちょっと休憩…とか思ったが、先輩は「どの授業とった？うわ〜、こいつは最悪だよ。この教授も死んだほうがいいわ〜」先輩から色々教わる…そうなんすか。先輩のひとりが県中の高校出身だったため、話が合う…こういう人がいてよかった。
それが終わったら、新しい曲に入る。音程は単純、だけど１回のブレスの感覚が恐ろしく長い。しかも単純であるがゆえ、音の重ね合わせが難しい。先輩曰く「これは時間かかるね〜」そうっすか。
練習が終わったら、鍵盤を置きに行く。同好会なので、決まった部室がない。先輩のひとりが管弦楽部と掛け持ちしているので、そこの倉庫に置いておくみたい。鍵盤を置いて、帰りは先輩と合唱の話…まさか工学部で、合唱談義ができるとは。

後輩Ｓ曰く「学校に行く時間、高校んときと変わんなくないすか？」あのな、早めに行かないとな、良い席が取れないの。「うわ〜、なんで先輩そんな勉強すんすか？」単位が取れなかったら、元も子もないだろ。

放課後。コピー機を使おうと思って、購買部と学食が入っている建物へ。ここの建物、身障者用トイレとか、エレベータとか設置してあるくせに、入口が自分で押したり引いたりする、一般的なドア…なんかなぁ、微妙に違うと思う。
で、何か。私がドアを開けて中に入って、ふと後ろを振り返ると、車椅子に乗った生徒がやってきた…たぶんに上級生。車椅子に乗ったままこのドアを開けるには、けっこう苦労すると思えたので、ドアを押さえておいた。「ありがとうございます」笑顔で言われちゃった、なんか照れくさい気分。
館内に消えていったその生徒を見ながら、何か思うものがあった。みんな懸命に生きている、たとえ障害があろうとも、それに負けないように。立派だな、とも思う。しかしそれは当事者にとっては障害のあることが当たり前なのであって、立派なことでもなんでもないはず、当たり前なのだ。私だって、左目がほとんど見えないのを当たり前だと思っているし、それ相応の対策をとっている。
とにかく、みんな生きている。

地元の駅で、友人のＥさんに会った。彼女曰く「大学っていいよね〜、自分で時間割作るんでしょ？楽だよね」そんな簡単なもんじゃないよ？

２コマ目、情報処理入門。
先生曰く「もう、滅茶苦茶パソコン使ってな。そんなひどい使い方しても、そう簡単には壊れへんねん。まぁ男はエロサイト見て使い方覚えるんけどな…このクラスには女の子もおんねんけど、そこは無視で(笑)」話の例えが(笑)。

放課後はひたすら、昨日の化学実験のデータを処理していた。記録用紙とＰＣの画面を睨みつつ、片手に電卓…何モル発生したんだか知らねぇよ。
前半の解析が終わったところで、恐ろしいことに気付いた…大気圧の数値が間違っている、計算し直し(涙)。とりあえず後半は正しいデータで解析、前半は後日計算しなおす。二度手間…。

２コマ目、体育。
ゴルフ、基本の「き」の字からやっていくわけだが…いきなり用語の説明をされ、フォームをああだこうだ言われ、初っ端から混乱する。とりあえず、言われた通りにクラブを振ってみるが…かなり不恰好。単位もらえるかしら？
その傍ら、先生は常に目を光らせている。素振り、ボールは打つなと言ってあるのに、そこらへんに転がっていた球を打ったやつが。すかさず先生「誰がボール打っていいって言った！？」打った本人は周囲から白い目で見られてる、言われたことすら守れないとは。

午後、化学実験。
２人１組で実験を進める。
初っ端、水の温度を２０℃(上限±０．５℃)に調節する作業があった。そこでうちらは手こずる。その間に他の班は計測を開始…大きく遅れた。
計測は順調に進んだが、次のデータ解析で再び時間がかかってしまう。解析プログラムの異常が連発し、実験助手を務める大学院生に何回も助けを求めるはめに…。大学まで来て、高校となんら変わらない。

時間があったので、購買部内の本屋へ行ってみた。
適当に本棚を見て回っていると「資格オールガイド最新版」みたいな本が、すかさず立ち読み。自分の気になる資格のページを見てみる。第一級陸上無線技師、合格率１６％…目指すものは果てしない(泣)。一方で「ラジオ・音響技術検定」なるものを発見。試験の内容は、送受信機の設計・運用・修理などの技術、電気数学など…こっちの合格率もヤバイ。口で言うほど甘くはない。
さらに、心理学の先生が「前期で本５冊以上読め。新書は２冊以上含むこと」というわけで、岩波新書みたいなのが並んでる棚に行って、らしき本を立ち読み…いけそうだ。

帰り際、考えもしなかったことが。
駅の階段を下ってくると、誰かこっちを見てこそこそしてる。誰だこの野郎、とか思って見返すと…なんと妹だった、まさか会うとは。友達と一緒だった妹「うわだっさ。妹として許せない」私の格好を否定、いちいち口出しすんな。

昼休み。
食堂に行ってみたら…なんだこの混み具合？今までに比べて、妙に人が多い。上級生「１年生が味をしめたな」まぁそうだろうな。

時間があったので、初めて図書館に足を踏み入れた。
各階に閲覧室兼自習室。どこの棚にも、専門書がずらり。理系のものだけでなく、文系のものもある。１階から５階まですべてのフロアを見た感想…いつか私も、この専門書に手を伸ばすときが来るのかしら？考えただけで、気が重い…。また、興味のある分野の雑誌を発見、今度ゆっくり読もう。

小腹がすいたので、食堂２階のカフェ売店へ。適当に菓子パンを買って、なんとなく食べる。ここにはテレビが２台、普段ならどちらも同じチャンネルのはずなのに、今日は違った。一方は福島テレビ、もう一方がＮＨＫ教育…って、おい。時間帯が「おかあさんといっしょ」大学生が見る番組か？保育士とか志す人が見るならまだしも、このキャンパスにはそういう家政学系の学部はないぜ？