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from: 岐阜のすーさん
2015/09/18 05:45:07
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人間関係を築く時間
子どもに学力をつけることは、学校教育の中で大切にされます。同時に社会生活を営む上で大切にしなければならない人間関係づくりも大切にしなければなりません。
実際に子どもたちは、学校生活のどの場面でこの人間関係作りをしているでしょう。
休み時間の自由な時間、道徳や学級活動等の意図的計画的に組まれた時間だと考えることもできます。
しかし、一番大切にしなければならないのが、日頃の授業の中での人間関係づくりだと思います。
子どもが学校生活で一番多くの時間を費やしているのが、授業です。
この授業の中に仲間作りの視点をもっているかどうかによってかなり子どもの人間関係が変わってきます。
授業中に「~がわかったのは、〇〇さんのおかげだよ。」「~ができるようになったのは、~してくれた〇〇さんがいたからだよ。」などと教師が意図的に仲間との交流の中で学習の成果が上がっていることを伝えることで仲間への意識が変わります。
私たちの日常生活を見ても、深く関わる人間関係よりも何らかの集団の中でよりよく生きていく生き方をする方が役に立ちます。
例えば、子ども会での人との関わり、町内の人との関わり、仕事上の人との関わり、係りや役割としての人との関わりなどがあります。
これらの集団の中では、深い人間関係を築くことよりも、集団の共通の目的に沿って、集団の一人としてよりよい人間関係を築くことになります。
これは、まさに授業中に現れる学習者の姿と同じです。わかるようになりたい、できるようになりたいという共通の目的に沿って、集団の一人としてよりよい人間関係を築く機会ではないでしょうか。
学習内容について自分さえできれば(わかれば)よいと考えていると人間関係を築くことは、できません。互いの知恵を出し合いながら、みんなができる(わかる)ようにしようと、授業を進めると子どもの意識がかわってきます。この感覚を磨くと、授業中の助け合いになったり、自分の生かし方がわかったり、人間関係を築くことになります。
教授の授業では、人間関係を築くことは難しくなります。子ども同志が関わりをもちながら、学習課題の解決をしていくという授業を作ることで、人間関係を築く機会を作ることができます。教師の立場で考えると、このことは、人間関係づくりを目指す授業にすることが授業改善につながるということになります。
子どもの人間関係を築く時間として授業を行っているでしょうか。-
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from: 岐阜のすーさん
2015/09/08 05:33:05
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学び続けること
私たちは、子どもに学力を身につけさせるために、家庭でも学習が身に付くように宿題を出しています。子どもたちは、素直にそれを受け入れ、取り組みます。
保護者も学習の大切さがわかっているので、学校から出された宿題を子どもにさせようと協力してくれます。
しかし、これが慣れ過ぎると、「宿題を出してもらわないとうちの子は勉強しない。」「教は、宿題がないから遊ぶ。」「宿題が勉強だ。」等と宿題に依存する姿が生まれます。
これは、子どもにとって不幸です。
勉強は辛いものだ。
勉強は難しいものだ。
勉強は嫌いだ。
できれば、勉強はしないでいたい。
などと子どもたちが感じるようになってしまっては、これからの時代を生き抜く子どもを育てることにはなりません。
他人任せで勉強しているために、このような姿になってしまいます。
私たちの生活は、すべて学習することで成り立っています。
生活習慣を身につけることも、趣味をもって生活することも、ライセンスを取得することもすべて学習です。
本当は、
知りたい。
わかるようになりたい。
できるようになりたい。
という心があるから学び続けられるのです。
宿題一つとっても同じです。
宿題をどのように取り組んだのか、わかりたい、できるようになりたいという思いに応える体験になっているかどうかが見極めることが必要です。
お母さんが叱るから宿題をする。
先生に怒られるから宿題をする。
友達に負けたくないから宿題をする。
~がもらえるから宿題をする
となっては大変です。
地道に努力するあなたが素晴らしい。
わからないときにわからないと言えるあなたが素晴らしい。
困った時に何とか解決しようと頑張るあなたが素晴らしい。
時間通りに始められるあなたが素晴らしい。
したい事を我慢してでもやろうとするあなたが素晴らしい。
将来を考えて、今すべきことをしようとするあなたが素晴らしい。
めあてをもってやり切ろうとするあなたが素晴らしい。
自ら進んで学習しようとするあなたが素晴らしい。
粘り強く何度も繰り返し力をつけようとするあなたが素晴らしい。
・・・・
宿題に向かう子どもの姿の中に必ず「わかりたい。」「できるようになりたい。」という気持ちが見える姿が必ずあるはずです。
「学習をし続けるために、今この子には、何が必要なのだろう。」
「どんな気持ちで取り組ませると、この子は学習し続けるのだろう。」
「学校と家庭がどう支えると、この子は楽しんで学習するのだろう。」
「宿題は、与えられたことをこなすこと」として、宿題を考えるには、とてももったいない話です。
宿題を通して、身につけさせたい内容はたくさんあります。
宿題がなくても、自らの課題解決のために学習をし続ける子どもに育てる要素が、宿題の中には隠れています。
宿題を通して、どんな心を育てているのでしょう。
育てた心の違いが、宿題をする子どもの姿となって現れてきます。
子どもの姿を見れば、どんな心を育てているかが見えてきます。
早く済ませたいと思えば、字は乱雑になります。
反対にめあてをもって取り組む子どもは、意欲が学習している姿に現れます。
これは日頃の指導の結果です。宿題の出し方、取り組ませ方に工夫が必要です。マンネリ化が子どもの学習を停滞させます。
学び続けるかどうかは、宿題を出す側の問題ということです。-
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