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  • from: 岐阜のすーさん

    2007年10月12日 05時09分10秒

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    展開の扱い(整理)

     授業の展開の後半は、全体としてまとめ上げる時間となる。個々の歩みを整理し、内容がどのような構成になっているのか、どのようにわかる(できる)ようになっていくのかを明らかにする。そのためのネタになるのが、展開の中での個々の取り組みである。
     教師が一方的に教える場合は、教材についての深い理解が左右されてくるが、子どもを生かそうとした場合は、それだけでは済まない。「本時の内容のどこの部分を誰の取り組みが担っているのか。」「どのような流れにすると子どもがわかり(でき)やすいのか。」を子どもの実態に合わせて作らなければならないからだ。
     そのためには、机間指導がとても重要になる。誰が何に取り組んでいるのかを把握し、意図的に指名する子どもを探さなければならない。
    もし、いなければ作らなければならない。その芽は、展開の前半から見つけておく必要がある。そして、耕しておくことで役立てられる内容を作り上げることができる。だから、机間巡視ではなく机間指導なのだ。
    <机間指導でしておかなければならないこと>
    ・課題把握の確認
    ・子ども一人一人の見通しの確認
    ・つまずきへの支援
    ・整理に役立つ子どもの発見
    ・表現力を高める支援
    ※これを丁寧にしようとすれば、展開時において1人について3回は机間指導が必要となる。全員を同じように見ていては3回見ることはできない。効果的な机間指導の仕方を身につけなければならない。これは、何度も経験することでできるようになる。(事前の実態把握が十分になるため大体誰がどの程度かが見えてくる。
    <効果的な机間指導>
    1 導入時での活動につまずき、多分課題把握が不十分と思われる子の所にまず行く。(理解の程度を把握していれば、学級のどの程度の子どもが理解できるかは分かる。危ないだろうと思う子どもは見当がつく)
    2 自分なりに追求できそうかどうか全体を見て回る。
    3 全体を見て回る時に整理に役立つ活動をしている子は誰か見当をつけておく。
    4 つまずきのある子どもを発見し、支援する。(困ったことがあったら手を上げて待つとか、困っている子だけを集めて支援するとかすると早く対応ができる)
    5 自分の取り組みを表現できるようにしたことを隣の子(班の子等)に話すように指示しながら支援を続ける。
     (但し、整理に役立つ子については確実に表現できるようにしておく。)
     ※教師がどのように子どもの周りを歩いているかを見るとその人の机間指導の意図が見えてくる。意図がないと端から順番に回る程度の机間巡視になる。)
     展開の後半では、子どもたちの交流が中心となることが多いため、出された意見を板書等を使って全体に見えるようにわかる(できる)流れが分かりやすいように構造的に整理をする。(展開の中で丁寧に机間指導を行うことで、整理が楽になる。)
    <机間指導の成果・・・整理が楽になる理由>
    ・表現力を高めているので、交流がスムーズに進む。
    ・誰がどのような内容をつかんでいるのかが分かっているので意図的に指名ができる。
    ・子どものつまずきを把握しているので、切り返しの発問ができる。
     このような整理に関わる成果だけでなく、机間指導をしていると子どものわかり(でき)方が見えてくるのでつまずきへの手だてが明確になってくる。
    ※指導力を向上させるには、授業中に机間指導をし、歩き続けることが一番の近道になる。(教師は足で稼ぐ)
     
     事前に行った板書計画+机間指導でつかんだわかる(できる)流れを使えば、板書等で整理することができる。整理したことを子どもに確認することで学級として本時の学習が成立する。

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