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  • from: 岐阜のすーさん

    2007年11月11日 08時05分15秒

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    話したから、わかるものではない

     よりよい方向に導くために子どもたちに話をすることがある。話をした後に「わかった?」と確認をし、うなずいたり、「はい」と返事をしたりすると安心してしまう。
     しかし、話したことの100%わかったと思うと大きな間違いである。この割合を低くする原因は、話し手にある。
    <留意すること>
    ・わかろうとする気持ちにさせているか。(聞く(聞かなくては)の雰囲気を作る。)
    ・子どもに分かる言葉を選んでいるか。(日頃子どもが使っている言葉に置き換える。言葉の説明をする。)
    ・子どもの分かる早さに合っているか。(ゆっくりめに、少しずつ切って)
    ・話の内容が具体的であるか。(抽象的な言葉はそのイメージにずれが生じる)
    ・一文が長くなっていないか。(一文を短くし、間を取る。)
    ・一度に多くの内容を話していないか。(一度に3つ以上の内容は避ける。)

     「声が小さい。」「わかったかどうかわからない。大きな返事をしなさい。」「はいと言いなさい。」などと話した後に返事を強制することは、教師の自己満足でしかない。多くの声が返ってくると安心をし、子どもに伝わったと誤解してしまう。最悪、「ちゃんと話したでしょ。」と分からなかったあなたが悪いと子どもに責任を転嫁することにもなる。
     子どもに伝わったかどうかは、話を聞いている時に「どの子もわかってね。」とわかってほしいという願いやサインを送り続けなければならない。
     「ここまではわかったかな。」
     「言ったことわかる?」
     「聞いていないと困るよ。」
     「聞きたいことはない?」
     「聞いていない子がいるから、もう一度話すよ。」
     「○さん、今話したこと話してごらん。」
     「△さん、○さんに先生の話したこと言ってみて。」
     「○さんの言ったことは、先生の話したことと一緒?」等

     教師が一生懸命にわかってほしいという気持ちを伝えれば、こどももそれに応えてくれる。それが「先生の気持ちがわからないから」、「先生は私たちのために話してくれるから」、「先生の話は大事な話だから」などという思いになり、子どもが教師の話を大切に考えてくれるようになる。

     教師と子どもとの間に「わかってほしい」(教師)と「わかろう」(こども)という関係が出来上がっていれば、話せばわかる関係ができあがる。一方通行では話したから、わかるものではない。

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