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  • from: 岐阜のすーさん

    2007年12月19日 04時35分31秒

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    親と子を一緒に育てる時代

     教師と子どもの関係は、親と子どもの関係よりも両者の距離が離れている分、子どもを育てる上で、教師は冷静でいられることが多い。しかし、教師がいくら我が子同様に愛情を注いでも、我が子を思う親の愛情には勝てない。ただ、最近はその親の愛情をうまく子どもに伝えられない親が多いように感じる。
    ・仕事に追われて、子どもと接する時間が短くなっている保護者。
    ・子どもの数が少なくなり、多くの子どもを見る機会がすくなくなっている保護者。
    ・核家族化が進み、愛情に満ちた子育て情報を得る機会が少なくなっている保護者。
    ・身近に相談できる人がいなくて一人で悩んでいる保護者。
     その中で保護者が願いを必死に訴えているように思える。確固たる信念をもって子どもを育てるよりも迷いながら試行錯誤で子育てをしている。願いを子どもに伝えても、子どもの思いとのずれがあり、なかなかうまくいかないと悩む保護者はいつの時代にもいる。今の時代が特別なわけではない。
     ただ、教師への信頼が薄れ、直接声を出して願いを訴える保護者が多くなった今の時代、これを受け入れるしかない。学校への不満の声というよりも、子育てに悩む保護者の叫びの声として受け入れたい。その分、目の前の子どもよりもその後ろにいる保護者に気を遣いながら子育てをしなければならない。
     しかし、これは我々にとって保護者も一緒に育てる大きなチャンスにもなる。ただ、子どもを育てるだけで済んだ時代よりもかなりの力が必要とされる時代であるから、それなりの自分にしなければならない。それには、信念ともいえる揺るぎない教育にかける思いとそれに裏付けられた実践が必要となる。
     新米の教師であろうが、ベテランの教師であろうが保護者にはとっては関係ない。どの教師であっても大事な子どもを育てる教師として映っている。
     曖昧さは保護者を不安にしたり、反発を買ったりする原因となる。
     一人で耐えるだけの力を備えている教師は少ない。だからこそ、子育てについて自分の力を磨きながらも、教師集団として支え合い、助け合わなければならない。一人で問題を抱え込まず、職員が一丸となって子育てをする構えが今の時代には必要なのである。
     願いを強引に子どもに伝えてもいずれ反発がくることを教師は知っている。つまずきを乗り越えさせる方法を教師は知っている。何よりも教師は、子どもとの信頼関係を築きながら、子どもの願いをうまくめざす姿にする生き方を作り上げている。この教師が、家庭での子育ての支えにならないわけがない。
     目の前に起こるいろいろな問題に振り回されることなく、子育てに自信をもち、目の前しか見ていない保護者に5年後、10年後を見せたり、狭い社会から広い社会を見せたりしながら、目の前子育てができる教師になりたい。そして、保護者がこの力を欲しがるほどの教師になりたい。

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